2001-11-05 ブリジット・ジョーンズ　２　「愛」と「love」のかたち
2001-11-04 笑いと涙の一日　（ごめん、プリジットの続きも書くから…）
2001-10-20 「プリジット…」の続きの前に、一言だけいわせて
2001-10-17 「ブリジット・ジョーンズの日記」に見る「I love you.」のタイミング
2001-09-13 フリー募金　＝クリックするだけで募金できます
2001-09-12 救援もしくは安否確認に有用なサイトを幾つか見つけました
2001-09-06 いけない午後
2001-08-30 寄生虫オフ　その４
2001-08-30 寄生虫オフ　その３
2001-08-28 寄生虫オフ　その２

そう言うわけで、日本語で言う「愛」と英語で語られる「love」には何か根源的な温度差を感じずにはいられない。そこを、もうちょっと具体的に描写できないかしらと思っていたの。「愛」に関しては、今年の最初のほうで、マッキ〜が紹介してくれた辻仁成の素敵な詩を思い出した。マッキ〜の日記にリンクを貼ろうと思ったけど、削除されていた…でも土曜のオフ会ででむぼがその詩が載ってる本をマッキ〜に返すところだったので、コピーさせてもらいました♪　それは、サヨナライツカと言う詩。マッキ〜ありがとう！

サヨナライツカ

いつも人はサヨナラを用意して生きなければならない
孤独はもっとも裏切ることのない友人の一人だと思うほうがよい
愛に怯える前に、傘を買っておく必要がある
どんなに愛されても幸福を信じてはならない
どんなに愛しても決して愛しすぎてはならない
愛なんか季節のようなもの
ただ巡って人生を彩りあきさせないだけのもの
愛なんて口にした瞬間消えてしまう氷のカケラ

サヨナライツカ

永遠の幸福なんてないように
永遠の不幸もない
いつかサヨナラがやってきて、コンニチワがやってくる
人間はしぬとき、愛されたことを思い出すヒトと
愛したことを思い出すヒトにわかれる

私はきっと愛したことを思い出す


次に、「love」に関しては、おネエの手元にある、詠み人知らずの詩を引用させてもらうわね。昔、英語の恩師からいただいたもので出典がわかりません。知っている方いたら、教えてください。

If I have the gift of prophecy
and can fathom all mysteries
and all knowledge,
and if I have a faith
that can move mountains,
but have not love, I am nothing.

If I give all I possess to the poor
and surrender my body to the flames,
but have not love, I gain nothing.

Love is patient, love is kind.
It does not envy, it does not boast,
it is not proud.
It is not rude, it is not self-seeking,
it is not easily angered,
it keeps no record of wrongs.

Love does not delight in evil
but rejoices with the truth.
It always protects, always trust,
always hopes, always perseveres.

Love never fails.
and now these three remain:
faith, hope and love.
But greatest of these is love.


二つの詩を比べるとその世界観が著しく異なるのに気づかされる。その背景に流れるもの…それは愛の普遍性に対する認識だと思うの。好みの問題は別として、どっちがいいとか、わるいとかと言う問題ではなく、文化が与える礎が違っていてこの二つの詩が出来ているようにおネエには感じられる。

あ、ちょっとはまってきたわ、少しお休み。

つづく　（詩の訳あとでするからね。）

先頭 表紙

土曜の昼、砂州子さん上京に伴い、新宿でおネエの幹事で、急きょ、ランチオフをしました。今回、主におネエの時間不足ゆえ、オフ会の開催を「掲示」しなかった事をお許し下さい。オフ会の知らせは、「寄生虫オフ参加者」→「おネエが個人的に時間内に連絡がつけられ、砂州子さんとの突っ込みが頻繁な者」と言う優先順位で連絡をまわしました。

砂州子はん、ぷよねえ、くっちーさん、撫、でむぼ、マッキ〜、TAKEさん、そしておネエの計８名が集い、抱腹絶倒な一時を送る事が出来ました。みなさん、本当に有難う。そして、マッキ〜やくっち〜さんには、本来幹事がやるべき事を、率先して担ってくれて感謝しています。ありがとう。

久しぶりのなじみの顔がそろいました。イタ飯屋でランチを取り、お互いの近況や、ひまじんの話題で盛り上がりました。ランチの後は都庁の展望台に上りました。あいにくの雨で、何も見えませんでした。でもでも、砂州子はん、エレベーター嬢に成りすまして「足元、お気をつけ下さい。上へまいります。本日は東京都庁にお越し下さり、大変有難う御座います。…耳がツ〜ンとなりましたら、唾をおのみ下さい。」と。一同、笑いをこらえきれませんでした。帰りも同様に…そして、最後に「…又のお越しをお待ちしております。ちなみに私、次回はおりません。」と言うきめ台詞を残し、同乗した見ず知らずの客をも巻き込んだ笑いを提供してくださいました。

参加者それぞれ、みなさん、独特の味を持っていて、本当に面白いです。何かの縁でこうやって皆さんと知り合えた事を幸福に思った午後でした。

先頭 表紙

疑問

アメリカはテロリストを裁こうとしているのか？

では、同じように罪の無い人たちを巻き添えにしたアメリカは裁かれる事は有るのだろうか？

それとも、始めから、こうなると分かっていたから、「戦争」と呼んだのか。

「正義」とは、そんなものか。

先頭 表紙

先日、ジョカノと一緒に「ブリジット・ジョーンズの日記」を観に行ったわ。映画の後、おネエとジョカノは、あるシーンについて話し合ったの。それは、最初はやなやつと思っていたMr.Darcyにプリジットが段々心を惹かれるようになって、あるとき、「I love you.」って宣言しちゃうんだけど、しばらく後になってそれを「I like you」に訂正するシーン。このシーンでMr.Darcyは納得したように「Good」って答えるの。ここにちょっと興味深い事を見つけたので、書いてみるわね。

「好きよ」と「愛してる」、あなたはどう使い分けるかしら。あたしたち日本人にとっては両方とも同じ路線の気持ちを表す言葉で、程度差こそあれ、基本的に同じ意味の言葉だと思わない？でも例のシーンでは明らかに違うのよね。

おネエの理解では、彼女は、「愛してる」をよりキリスト教的な意味でとらえたんだと思うわ。そうすると、愛は気持ちだけの生易しいものじゃないのよね。愛は朽ちる事のない普遍的なものを暗示している。それは個人の気持ちの中に留まるものではなないのね。ある意味客観性をもった状態とでも言うような…

だから、気持ちが揺れ動いている時に使う言葉ではなかった。知り合ってまだ日が浅いのにそんな事を言うなんて失礼だと思ったんじゃないかしら。もちろん、好意を強調して気軽に「I love you!」って使っわれているのも見るけど。本当は、「I love you.」って言うフレーズは不朽のコミットメントを体現した老夫婦にこそ似合うフレーズなんだわ。あの訂正は、ブリジットの誠実な一面をのぞかせた、胸キュンスポットだったと思うの。

つづく

先頭 表紙

フリー募金（クリックすると貴方に代わって企業が募金する）←募金ボタンをクリックするとコマーシャルが流れる仕組みです。寄付先は、アメリカ赤十字社、
Unicef（アフガニスタン難民救援）と非営利団体ハンガーフリーワールド。

先頭 表紙

安否情報登録・確認

I'm OK Message Center

今回のテロで、アメリカ赤十字社は、国内で十分対応できるとして、国外に支援を要請しない旨を各国赤十字社に連絡したようです。

Federal Emergency Management Agency

World Trade Center - north tower tenants

World Trade Center - south tower tenants

Yahoo! Emergency and Relief Information←オンライン募金や安否情報、救援活動等へのリンクがまとめてあります。

The United Way September 11th Fund

先頭 表紙

嗚呼、またやっちゃったわ。
いけないと分かってるのに…

煮詰まってくると
脳と体が求めてしまう…

けだるい午後の片隅で
３人だけに共有された逃避行

ラテン男二人の誘惑には勝てないわ。





今日もやってしまったの…


結論の出ない暑い語らいと
ティラミスと泡立ちコーヒー１８０円セット


でも時間は止まらない…

先頭 表紙

長くなりました。雅叙園の後、我々は、お茶するところを求めて、目黒駅周辺をうろうろしていたのでございますが、結局適当なところがなく、カラオケボックスにおちついたのでございます。くっちーさんのハワイ航路をかわきりに、みなさん、つぎつぎと歌われました。最初、恥かしがり屋だとコクっていたよっちんさんの表情にも、この段階ではゆとりが見えます。しらぴょんさんは、カルキチさんのYMCAにはねるはねる。もしかしたら、ココがミートちゃんの心を捉える根幹なのかもしれません。しかし、当のミートちゃんは目をまるくして、そのはねっぷりを見ていました。ぷよねえの熱唱も印象的でございました。しかも、ギャル声で…そんなこんなで、時間はあっという間に過ぎ、おネエは砂州子さんと一緒に途中でおいとまして、次の約束の地新宿へ向かいました。心残りは、スグル子さんのキューティーハニーが聴けなかった事でございますが、それは次の機会の楽しみに♪　スグル子さん、この日は、幹事お疲れ様でした。貴方の居ないひまじんは、いとさびしゅう御座いますが、これからも何かの機会にはよろしくお願いします♪



PS　カ、カルキチさんの日記が消えてるわ！　んもう、いやん！（涙）

先頭 表紙

それにしても、ミートちゃんはしらぴょんさんが大好きのようです。片時も離れません。
館を出たところで、くっちーさんと合流。雅叙園へ向かう事になりました。途中お城が立って居ましたので、記念撮影をする事になりました。ただ一件忽然と存在しておりました。お城といいましても、「うふん、あはん♪」なお城にございます。しかし、それは、ミートちゃんにとっても、紛れも無いお城なのでございました。３歳児と三十路ｓ　それぞれの思いと、お城のコンセプトを抱いて、よっちんさんの手による一枚の写真に収まったのです。世代を超えて慕われる、お城。なんと素敵なコンセプトでございましょう。通りすがりのギャラリーの視線はミートちゃんにとっては、羨望の眼差しに、そして我々にとっては、暑さを和らげるものに感じられたに違いありません。

避暑と見物をかねて入った雅叙園では、お昼を食べる事になりました。みな歓談の楽しい一時を過ごす事になりました。入ったレストランのサービスは、あまり良いとは言えませんでした。結婚式場ですので、周りは正装した人だらけで御座います。そんな中、思いっきり普段着な我々は場違いだったのでしょうか？　食事を待つ間、砂州子さん持参の黒七味なるものを一同賞味したのであります。ぴりりと辛い香辛料で、一粒でも、下手をすると咳き込みます。しかし、美味しいものでした。そんなおり、私の左に座っていたさなえもんさんが、つんつんして、「ねえ、手出してみて」というので、心の素直な私は、左手を差し出しました。次の瞬間、ドバっと手の真中に黒七味の盛が出来ていたので御座います。

私とした事が、うかつでございました。しかし、ここで取り乱しては、さなえもんさんに、成功報酬を与えるようなもので御座います。ここで強化学習をされてはたまりません。それだけは、なんとしても…私、おもむろに、右人差し指でその手の中の山を食す事にしたのです。心頭滅却すれば火もまた涼し…なわけありません。私、涙を飲んで耐え忍んだのであります。当のさなえもんさんは、しらぴょんさんに、「ほら、大人の反応よ」などと悠長な事を言っています。そう、私は大人のおネエ。右不不、真毛内輪♪　結局残り半分は、さなえもんさんの提案で出てきたステーキの上に落ち着いたので御座います。七味味のステーキ、また一味違った味わいが…　　さなえもんの　ばかぁん♪

食後、真賀砂州子さんが、ヤニで黒ずんだ歯を再現した付け歯と、自らの長髪を使ってバーコードオヤジを再現してくださいました。しかし、髪の量が多すぎてバーコードよりはむしろ、ターバンのようで御座いました。その装いでシャネルのファンデで化粧するしぐさとコーヒーを上品に飲むアンニュイなマダムを再現していただきました。私、この超絶技巧にノックアウトで御座いました。下品なオヤジと上品なマダムが同居するそのフィギュア。まるで水と油を強制的に混ぜ合わせたようなパラドックス。畏怖と慈愛を同居させたヒンズーの女神のようでもあります。嗚呼、この圧倒的な衝撃を皆様理解していただけますでしょうか？その面影の片鱗は、くっちーさんの日記に載っています。ぜひごらんになってくださいませ。いずれ、わが身においては現実のものとなるバーコード。それを有り余る髪で再現する砂州子さんを、密かに羨ましく思いました。

先頭 表紙

で、私たちは、寄生虫博物館に着いたのでございます。７階建てのビルでこざっぱりした綺麗な建物でございました。１階と２階が展示場になっていて、入場料は無く、寄付をすると言うシステム。自由に出入りすることが出来ます。１階の展示物をしばらく見回して、２階に向かいました。

そして、２階への階段を登り終えたところで、私たち一行は衝撃の写真を目にするので御座います。それは、男性の裸の下半身をお尻の方から撮影した、古い白黒写真でした。足が３本生えているので御座います。しかも真中のそれは、残り２本より太く長く、しかもごつごつしていて、まるで溶岩が冷えて固まったような様相をしていたので御座います。この大きく成長した真中の物を運ぶには、リアカーが必要であろうと思われます。それは、蚊が媒介する寄生虫の仕業であることが、説明文から読み取れました。砂州子さんと改めて、トランクスに対するブリーフの優位性を確認し合ったのでした。スグル子さんの感嘆の声が今でも耳に残っています。

２階には売店があり、色々な寄生虫グッズが売られていました。一行はしばし、ここで時間をつぶしました。おネエはティーシャツに関心が有ったものの、サイズが無いので隣の展示室でボケボケしていると、ミートちゃんが突然壁に背中を擦りつけてマーキングを始めたので、私も見習ってマーキングをさせていただきました。

つづく

先頭 表紙