2001-05-14 茶
2001-05-14 帰国子女の言い訳（４）　　−適応への道−
2001-05-11 先週金曜（４日）のオフ会
2001-04-28 感涙
2001-04-22 土曜のオフ会
2001-04-18 帰国子女の言い訳（３）　　−解決−
2001-04-16 帰国子女の言い訳（２）　　−最初の試練−
2001-04-16 帰国子女の言い訳（１）　　−旅立ち−
2001-04-12 にゃんたちの日向ぼっこ
2001-04-09 わが人生の師

昨日母と一緒に飲んだWhittardのGreen Peach…


とってもマイウー！！


このメーカーのアップルの紅茶も好き（フォーションよりも美味しいと思う）だけど、このピーチフレバーの緑茶もかなりいける。

日本の水で飲むと、Whittardの方が格上のFortnum＆Maisonより格段に美味しい…と言う不条理を感じるのは、あたしだけかしら…

りさ子さん、レピシエもそのうち試すわよ♪

先頭 表紙

ホンジュラスで生活が始まった当初、いじめのほかにもストレスの基がもう一つあった。それは勉強だった。

通っていた小学校では授業の進め方は大きく先生の裁量に任されていて、体罰も認められていた。さらに、落第もあった。そして、担任の先生は…鬼ババ教師だった。大きな１ｍ以上はあろう太くて長い定規を携行し、宿題を忘れようものならその定規が火を吹いた。その他にも耳吊、もみあげ擦り等の体罰を駆使して、クラスを統制していた。クラスの生徒達はしかし、それらのお仕置きにびびる様子は一切無く、喧騒の中で授業が進んでいった。ちなみにこの学校は男子校だったことを付け加えておく。先生が質問を投げかけると、生徒のほぼ全員が手を上げた。それもただ手を静かに上げるのではなく、「先生、先生！！僕、僕！」とみんな我先にと言う勢い。そして、殆どの生徒は実際に当たってから答えを考える。あまりいい加減な答えを繰り返すと、また定規が吠える。しかし、この光景を初めて見た僕は震えあがった。そして他の生徒の迫力に圧倒された。勉強ほど嫌いなものは無かったが、この体罰を目にした日から家に帰ると真っ先に宿題をやった。やり忘れることが怖かった。なんとしても、あの定規の餌食になることだけは避けたかった。
おかげで、スペイン語や学科の習得は最大限に加速された。

以上のようなハイストレス下にありながら親は、何時か日本に帰る日にそなえて、日本から文部省認可の通信教育をとりよせて勉強させていた。せっかく宿題を終えて、遊びに出ても兆度佳境に入った所で、すぐお風呂の時間になり、その後は永遠とも思える通信教育の課題が待っていた。学校の勉強だけで済む地元の子が猛烈に羨ましかった。通信教育は親との喧嘩の種で心が荒んだ。上級生に石を投げられ、担任にびびり、親に通信教育をやらないと言って怒られる。潰れそうだった。幸い長くは続かなかった。いじめが発覚して、解決して暫くした時、親が通信教育の強要を諦めた。今度は思いっきり近所の友達と遊べるようになった。僕は急速に現地人化していった。

つづく

先頭 表紙

いや〜ん、何時の間にか木曜日。忙しくしてたら時間が逃げてしまったわ…。

先週金曜日、総勢１９名が集まったたらママさん幹事の歌会オフ。とても楽しく参加させていただきました。なんか、殆ど初めてお会いする方々なのに、このアットホーム加減は何？ってな感じで、とても印象深いものがありました。おネエはちょっと遅れて現地に到着したのだけれども、暇人ライター２０名弱がひしめくカラオケボックスは、それはそれは壮観かつユーモラスな光景でした。たけ子では、ありませんが、自分がどうしてここに日記を書いているのか妙に納得させるものがありました。今回は歌会ゆえ殆どだれとも会話を交わしませんでしたが、歌と場の盛り上がりを堪能してまいりましたよ。チームえむのサポートに加え、たら子ちゃんの入れる「きゃ〜」と言う愛くるしい合いの手が、なんとも絶妙な、普通のカラオケでは味わえない音楽空間を形成していました。またの機会には、皆さんのお話も伺いたいものです。きっと一人一人、興味深い歴史を背負ってあの場に居たに違いありません。

先頭 表紙

さえこねえ
冬華ねえ
仙子
クウガ
たけ子
ブギ子
でん子
Mac子（仮名）
まさか子（遅れ馳せながら今日確認、よろしくね♪）
えむねえ
ぷよねえ
さなえねえ
マジッKO
そして特別参加のムッシュ
　　：
　　：
あなた達がおネエ化してくれて、あたしは…

激嬉しいわよ♪

ムッシュ、おネエがひまで

人口爆発よ！

ちょっと、撫とマッキ〜。おネエを乗せるんじゃないわよ♪連載の「帰国子女の言い訳（４）」が書けないじゃないの！

ま、いいわ…

おネエの皆さん、これからも宜しく♪♪



















私的おネエ化計画の歴史
今年初頭、撫の日記で化粧品の話題の時、おネエlamanchaで突込みを入れたのが始まり…だと思う。2001年、ホワイトデーにムッシュがおネエにもお花の写真をプレゼント♪ムッシュは当時、おネエは、lamancha一人だと思っていた（実際には、既にさえこねえがニューハーフを決めこんでいたし、たけ子も素質の片鱗を覗かせていた…）。翌日の15日、運良くムッシュの日記に突っ込みを入れに来ていた仙子が最初の餌食に♪以後接触ある男性ひまライターは殆どおネエ化♪

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土曜はMacさんのレストランで暇人のメンバーと昼食会。Macさん、美味しい料理、本当に有難う。そして今日の昼食会の楽しい時間を演出した女優の皆さん（くっちーさん貴方もよ！隠したっておネエにはバレバレ。携帯の色、パールピンクだし）楽しい時間を有難う。今回の顔ぶれは、Macさん、ぷよねえ、口車さん、撫、さえこねえ、りっちゃん、マッキ〜、でんぼさん、咲良さん。今回初対面の方々の感想を一筆。

Macさん、はにかんだ笑顔がキュートよ♪今回はきっと神経つかったわね。おつかれさま♪次回はもっとお話できるといいですね。りっちゃんに、おもちゃのおまけは気が利いていたわね。今回の料理はハイ・コストパフォーマンス！エスカルゴも初めて食べたし。いや〜、遠路来た甲斐があったわよ♪

口車さん、うわさ通り、博識だったわね。なんか、ほぼ六割の話題が貴方の手中に納まっていたわよ！イチローなんか目じゃないわ（←関係ないか）。とにかく我道を進んだって感じがして、そこらへんはおネエにも通じるものが有るわね。おネエも博士課程の院生として、なんでも綿密に調べる（口内炎の数までも…）精神は見習わなくちゃと思ったわ。

りっちゃん。さえこねえの秘密兵器。この日は、大人の都合に付き合って偉かったわね。大人の会話はつまらないものね。でもでも、美味しいご飯食べれたし、マッキ〜とでんぼさんが遊んでくれたから少しはつまったかな？あまりママを困らせないでね♪さえこねえ、りっちゃんに対する手練手管の戦略交渉（もっと遊びたいさえこねえVs.おねむで早く帰りたいりっちゃん）は見事だったわよ。

でんぼさん、皆言ってたけど、落ち着くタイプね。でも明晰に物事を捉えるセンスを感じたわよ♪さすが、ドラえもん通だけあって、子供番組に明るいわね。おネエもおじゃる丸なら良く見るわよ。貴方は和み系。おネエは脱力系…。ユニクロのバックパック、おネエも狙ってたのよ。先を越されたわ！

咲良さん、天然な所がさえこネエ的ね。実際しゃべっていることの1.5倍くらいの会話が頭の中でかけめぐっているのかしら？口を突いてこぼれる言葉が妙に美味しく醗酵していたわよ♪彼ピーの事は心配しなくてもまたお日様が昇るわよ！ところでおネエもダイエット頑張るわよ、心の。

この日は彼女とデートが控えていたので2次会不参加。でもとても楽しい昼食会でした。ところで駅とMacさんのレストランの間の往復、2度とも撫と同じタクシーだったんだけど、ある店に通りかかると、撫が、「おネエ、おネエ！昇天（もとい笑点）って言う名前のラーメン屋さんよ！」「日記に書くのよ！」とはしゃぐ撫に念をおされたので、ここに一言。　撫、書いたわよ！！

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クラスメイトが「校長先生に言いつけてやれよ」と提案した。でも自分は相手を知らない。誰を言いつければいいのか。そもそも、そんな込み入った事をスペイン語で話す能力は無かった。相手は不特定多数。何度か取っ組み合いのけんかをしたが、火に油を注ぐようなものだった。しかし彼の言葉で閃いた。毎週行われる、お祈りをかねた朝礼で「Yo soy japones!（僕は日本人だ）」と言わせてくれと校長先生に頼もうと思った。校長室へ行った。ドアは開いていた。黒ぶちの眼鏡をかけた温和そうな人が座っていた。校長先生は神父だった。校長先生に例のアイデアを話した。彼はすかさずどうしたのかと聞き返した。僕は言葉に詰まった。それ以上事態を説明する言葉を持っていなかった。急に切なくなり、悔しさが込み上げて、緊張の尾が切れた様にその場で泣きじゃくった。

しかし校長は事態を理解したようだった。僕をなだめると、僕の親と1度相談するから、その件は少し待ってくれという内容の返事をもらったのを記憶している。このことで学校でいじめに会っている事が親にばれた。何日か経って、親から今度朝礼で校長先生が僕のことを話してくれると知らされた。

朝礼の日が来た。いつものように校庭に並んだ。そしていつものように何人かの先生が演壇の上に上がり話をし、次に校長先生が出てきて説教をはじめる。もちろんこの頃は先生達が何を述べているのかは全く理解できなかった。校長が話を初めて暫くした時、まわりの生徒が一斉に僕の方を振り向いた。横に居たクラスメイトが「お前の事話してるぞ」とひじでつついて教えてくれた。最後にいつも通りお祈りの歌を歌って、朝礼が終わった。

校長先生が何を話したのか全く分からなかったが、この日を境に投石はぴたりとやんだ。この日の事は、後々語り草になって、スペイン語が出来る様になったときに、友達が校長先生の説教の内容を教えてくれた。要約すれば、神の前に人は平等で人種国籍に関係無く友達になれること。そしてもし自分が同じ目に会ったらどう思うか考えること。と言う事だったらしい。当時の僕としては肝心だった「日本人である」と言う点には触れていなかった。今ではそれが教育上正しい判断であったことが僕にも理解できる…それにしても素晴らしい効きめ。これが信仰の力なのか。ちなみにこの校長先生は生徒の信頼も厚いカリスマ校長だった。僕もこの校長先生が大好きになった。喧嘩の仲裁も要請があればいつでも引き受けてくれたし、怪我や病気の時も校長先生が介護してくれた。

ずっと後になって、なぜ中国人と言うことがいじめの理由になるのかが分かった。当時（70年代）はまだ冷戦の只中にあった。ホンジュラスはアメリカなしでは経済が成り立たないほどアメリカサイドの国で、キューバ、ニカラグア、エルサルバドルと隣接しアメリカにとっては重要な軍事拠点であった。当時の子供達の話題でUFOの存在の是非と並んで多かったのが第三次世界大戦は来るのかと言う議論であったし、キュウーバ危機などの話はこの国では遥かに身近なものだった。当然中国は敵国に属し、断固油断をしてはならない存在だったのだ。大人の政治の世界が子供の世界にも影を落としていた。

つづく

先頭 表紙

ホンジュラスの首都テグシガルパでの生活が始まった。僕はあるキリスト教系の小学校に入学することになった。スペイン語が全く理解できないことから、学年を1年下げて、小１からやり直すことになった。後々、親のこの決断に僕は感謝した。おかげで学校では全てゼロから教わった。いまでも最初の授業で先生がアルファベットを大きな字で黒板に書き出したのを覚えている。

初日、教室に入ると、僕の周りには人だかりが出来た。クラスメイトの殆どの人にとって初めて間近に見る日本人、いな東洋人だった。みんな、暖かく迎えてくれた。しかし暫く通ううちに、まわりの様子がおかしいことに気が付いた。妙な殺気を感じる。クラスメイトは親切だった。しかし、休み時間中にすれ違う他のクラスや学年の生徒達の様子が変だった。ある日、足元に石ころが転がってきた。歩みを止めた。振り返る。誰もいない。また、歩く。また石ころ。気にせず歩く。今度は石が太ももにあたる。痛い！振り返ると上級生が二三人僕をめがけて石を投げている。なにか叫んでいる。じきに、中国人（東洋人）という理由で石を投げられている事を知った。この投石は、その後、いっきに流行した。休み時間のたびに誰かに石を投げられるようになった。ショックだった。僕がいったい彼らに何をしたと言うのか。しかも日本人の僕がなぜ中国人と言う言いがかりでこんな仕打ちを受けるのか。混乱した。悲しかった。

つづく

先頭 表紙

えむさんの日記を見て、おネエも帰国子女の事について書きたくなった。…ちょっとおネエモード、オフにするわよ…。僕は、帰国子女として日本の教育システムに復帰した一人である。いざ書く段になって、何を書こうか色々迷い、収集がつかなくなった。えむさんが、客観的な視点から書いてくださったので、僕は当事者として、帰国子女になるまでの経緯を、書いてみることにした。

冬が、終わろうとしている在る日の事だった。僕は、たら子ちゃんと同じ年頃の小学校1年生。ようやく、学校の雰囲気に慣れ、友達も出来、学校が楽しくなっていた時だった。母親に、来学期からは別の国に住むので、通っていた小学校では進級しないことを告げられた。あまりショックを受けた記憶は無い。「僕達何処に行くの？」と聞くと「ホンジュラスって言う国よ。」と教えられた。翌日、担任の先生にこの事を報告した。先生はあまりびっくりした様子は見せなかった。「そう！その国は何処にあるの？」先生は世界地図を引っ張り出して来た。一緒に「ホンジュラス」を探した。僕はまだ字を読むのが遅かった。探すといっても、先生の指先を辿るだけだった。しかし、先生も、ホンジュラスを見つけることが出来なかった。ホンジュラスは中米にある北海道ぐらいの面積の国。6年間日本を留守にすると、親に教えられた。最後の登校日、友達に6年経ったら、必ず帰って来ると約束して別れを告げた。

実を言うと生まれて間もなくから3年間、アマゾン中流域の町マナウスでの生活を既に経験していた。しかし、小学校2年生になろうとしている僕には、既にそれは遥か昔のあいまいな記憶の中の事だった。

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ぶち：あのぅ…もう少しずれてくれないかしら。こっちは日が当たらないのよ。

とら：うるさいわね！あたしは今気持ちいいのよっ！

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私の通う校舎の前を縄張りとするとらにゃん先生♀（仮名、写真左）とぶちにゃんさん♀（仮名、写真右）です。2匹とも野良にゃんです。

最初私がこの校舎に通い始めた頃は、とらにゃん先生しか居ませんでした。ある時、ぶちにゃんさんが現れました。ぶちにゃんは、当然とらにゃん先生の強い拒絶に会いましたが三日三晩とらにゃん先生を説得して、ついには戦わずして、縄張りの共有と弟子入りに成功したのでした。そう言うわけで、ぶちにゃんさんは、とらにゃん先生には頭が上がりませんが、こうして仲良くしているわけです。もっとも、周囲の猫ラバーズの間では、この2匹は身内同士であると言うのが定説となっています。

とらにゃん先生は、とても顔の広いにゃんです。人間に怯える事無く、誰にでも、分け隔てなく愛嬌をふりまきます。多くの（人間の）ファンを持ち、貢物が絶えません。誰にでもと書きましたが、無差別ではありません。一応知った顔であるか無いかは注意しているようです。初めて私のじょかのを紹介した時は、「あんた誰？」と彼女にはそっけない態度を取りました。いまでは、「あら、また来たのね♪」に変わりましたが…。とにかく、とらにゃん先生の世渡りの上手さは一品です。寒い冬の日などには、猫ずきで暇な学生の膝の上で丸くなっています。私自身も、冬の間はとらにゃん先生には良く抱っこを要求されました。なかなかのグルメで、このまえは、校内を散歩する近所の方からムール貝をご馳走になっていました。彼女は人間と仲良くすることによって、必要なものの殆ど全てを獲得しているのです。

とらにゃん先生はまた、戦うにゃんでもあります。この美味しい縄張りを死守するために、日々戦いに勝たなくてはならないのです。彼女には生傷が絶えません。つい最近はほっぺたに切り傷を負っていました。

一方、ぶちにゃんさんは別の生きる戦略を持っています。彼女は、基本的に人間を信用していません。彼女を撫でたことのある人は殆ど居ないはずです。でも彼女は、人間に良く通じたとらにゃん先生の門下に入ることで、人間の施す恩恵を享受することが出来るのです。それだけではありません。他人の縄張りに居候している身分上、自ら戦う必要がありません。ぶちにゃんさんが怪我をしていることはめったにないのです。ただし、とらにゃん先生を差し置いて行動することはありません。あくまで、とらにゃん先生が先、ぶちにゃんさんが後。という厳格な上下関係が成り立っています。

私は彼女達に人生をおそわっています。

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