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みなみの「さぼのーと」

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★お買い物ブログ 「こんなものを買った」

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2004-10-08 女性のみなさまに質問
2004-10-07 映画『インファナル・アフェア』
2004-10-05 椿屋四重奏 ライブ in 下北沢
2004-10-02 今日のちょっと面白かった話
2004-09-29 スペイン旅行記(番外編) 〜死んでも人に見られたくないもの〜
2004-09-28 スペイン旅行記(2) 〜王立劇場の晩餐会(その1)〜
2004-09-28 スペイン旅行記(2) 〜王立劇場の晩餐会(その2)〜
2004-09-28 スペイン旅行記(1) 〜アエロでGO!(その1)〜
2004-09-28 スペイン旅行記(1) 〜アエロでGO!(その2)〜
2004-09-28 スペイン旅行記(1) 〜アエロでGO!(その3)〜


2004-10-08 女性のみなさまに質問

誕生日がきた。おめでとー>自分

******

これを読んでいる女性のみなさまに聞いてみたいことがあります
それも、「将来子供が欲しいけどまだ生んでいない(結婚していない)」とか
「子供が生まれて仕事を辞めた」とかいう方に

女性が子供を生む時は、大概の場合、仕事を辞めなければいけないわけですが
(産休が取れる安定した職業についている人、いつでも職につける技術や資格やコネのある人、
自営業の人はもちろん別)
その後の仕事のビジョンってみなさんどういう風に持っているんでしょうか
正社員復帰?
派遣やパート?
それとも専業主婦?

最近その手の本を読んでいてふと気になったので、よかったら教えてください

先頭 表紙

うわー! ひきつづきありがとうございます♪♪ のちほどつっこみ返しと、関連する記事を新規UPさせていただきまーす♪♪  / みなみ ( 2004-10-12 00:52 )
いやーんっ!遅くなりましたっ!お誕生日おめでとうございます。そうですね〜、私の場合は仕事をしてる身ですが、子供ができて辞めたとしても会社が経営する派遣会社に登録をおいておくことができるのでそうするかと思います。やはり、ゆとりができたら仕事したいですね。会社の正社員さんにしても派遣さんにしても、子供がいても仕事してる人が多いのでその影響かもしれないです。やれる人がいるんだから自分でもできるって。両立は大変だとは思うんですけど、自分への刺激というかたちでやってみたいですね。 / メイド ( 2004-10-11 15:09 )
出遅れてしまった!誕生日おめでとう!うちの彼女は技術屋だから特に結婚&出産はどうするか悩むみたい。「結婚したらアタシが養ってあげる!」との言葉に向こうの方が稼ぎが良いからその方が良いかも〜♪と真に受けてしまう自分が情けない・・・(TOT)。 / ビッケ ( 2004-10-11 02:44 )
お誕生日おめでとうございます。そういえば10/8はうちの夫婦の入籍日だったような。 / ながせ ( 2004-10-10 11:26 )
ありゃ? 誕生日おめでとー!(遅いって! むぅ、飲みに行かねばなるまいか!(笑) / でぃど ( 2004-10-10 07:40 )
おお〜! たくさんのお返事と誕生祝いのメッセージありがとうございます! 興味深く拝見しました。個別レスしばしお待ちくださいませ。 / みなみ ( 2004-10-10 01:16 )
うおっ遅ればせながらお誕生日おめでとうございました☆ / ばぁびぃ ( 2004-10-09 13:25 )
子供が出来て仕事を辞めた派ですが。仕事して家事して育児してだと自分の心にゆとりが持てなくなると思ったからなんです。でも実際子育てしながら一日家にいても逆にストレス溜まった気もするし(笑)後悔のない選択って難しいですねぇ。 / ばぁびぃ ( 2004-10-09 13:24 )
お誕生日おめでとうございます☆↓いろいろな意見興味深く拝見しちゃったわ(笑) 世の中には専業主婦をする事にストレスを感じる人って多いんだな〜と最近改めて感じます。けど、私好きなんです 家の事するの 子供とくっついてるのも好きなんです。いくつかの職業を経験した上で主婦業や母親業が一番自分に向いているなと感じます。時々、市役所の仕事のお手伝いをして社会と繋がっているなと確認をするときがありますがね。周りが許してくれている間はもう少しこの生活を続けたいと思ってるよ。 / まるるん。 ( 2004-10-09 00:25 )
お誕生日おめでと〜♪私も出産を機に退職。その時のビジョン?なし!(きっぱり)育児休暇もとれる会社だったけど、仕事きつかったし、体力に自信なかったし。ノーチョイスだったわ。その子も今年はたちになって、私はこの10年くらい半分ボランティアみたいな仕事してます。う〜ん、貧乏だけど、楽しいからいいかなって。 / スーパーしえろ@おひさ〜 ( 2004-10-08 23:43 )
お誕生日おめでとうございます! マッキィは子供のために、そして自分のためにも、働きたいって思います。経済的なこともあるけど、核家族で子供を育てたくないので、自分も外に出る機会を作りたいって思います。でも、今みたいにしょっちゅう泊まり出張がある仕事はイヤだなぁ。。 / マッキィ。 ( 2004-10-08 22:51 )
お誕生日おめでとうございます。私は「子供はいてもいいけどいなくてもいい」専業主婦で、…出来てもきっと専業主婦。働くとしたら、子供小学生になってからパートだと思います。でもやっぱり、それぞれに生活や性格、お金の使い方も千差万別。どういうご本を読んでそういうことを聞いて見たくなったのか、こちらから聞いて見たくなったりして…。 / JAI ( 2004-10-08 21:22 )
お誕生日おめでと☆&はじめましてm(UU)mかな?とっても気になるタイトルにひかれてきました(^^;)出産を機に退社した転勤族の妻です。育児休暇が取れる会社に勤めておりましたが、第1子出産時に『この先10年は子育てに専念!!』と決めて専業主婦してきました。この11月で長男は10歳、末っ子も来春1年生なので2学期が始まってから派遣で復帰しました。子供の学校の行事や家事と仕事を両立させる事を考えると派遣またはパートになるのかなぁというのが現実です。 / MOMO. ( 2004-10-08 21:05 )
あっ。誕生日なんだ。おめでとう〜♪  毎日どんどこ過ぎていっちゃうけど、楽しいことや、なんか感じるところがある日が多いといいね。 / うつぎ ( 2004-10-08 19:50 )
今の職場でも、以前の職場でも出産の場合は退職ですね。産休は、終業規則上はともかく、事実上ないと思う。そういう会社ってまだ結構あるんじゃないかな。。  私自身は専業主婦にずーっと憧れてるんだけど、でも自分の性格とか、今の世の中のこととか考えると、子供が幼稚園に入ったらパートで働くのがいいかなあ、と思う。 / うつぎ ( 2004-10-08 19:34 )
タイトルに引かれてきちゃった。(笑)おっと、はっぴーばーすでー☆☆なに?みなみちゃんじつは・・・?*(@_@)*とかいうことなのかな。ゆこまるは、昔は専業主婦になりたかったんだけど、閉鎖的な空間も人間関係も嫌いなので、アルバイトやパートや派遣、かなって。。子供がいて正社員ってすごく大変だと思うし。。仕事しながら一人暮らししてるだけでも大変だってわかっちゃってさぁ。。(笑)なので、ほどほど、の、仕事を持つ、を選択するだろうな、って感じです。(^_^) / ゆこまる ( 2004-10-08 15:51 )
有名なバレリーナが、バレエはいつかは踊れなくなるときが来るけれど、子供は永遠に愛を注ぎ続けられるかけがえのない宝物で、自分のバレエにも大きな影響を及ぼしてくれた。子供から学び一緒に成長出来たと言う発言を聞いて、やっぱり子はかすがいなんだなあとつくづく実感したと同時に、いいなあと思いました。 / ami。 ( 2004-10-08 15:25 )
やっぱり子供は欲しいけど、バレエに専念したいし、出産してどちらも中途半端になってしまう事が一番恐いといった事もよく耳にします。私自身はまだまだ今の事で精一杯で、先の事を考える余裕もありませんが、もしこの先、結婚して子供の事を考えたとき、どのような決断を下すのだろうと想像してみても、やはり予想もつきません(笑)きっとバレエとの間で悩みまくるだろうなあと思います。 / ami。 ( 2004-10-08 15:25 )
お誕生日おめでとうございます。素敵な1年になりますように。バレリーナの平均出産年齢は30代前半と言われています。というのも、やはり自分のキャリアを最優先するという事もあるからだそうです。とあるバレリーナは自分はこの先も主役を踊れる最高位(プリンシパル)には就けないと悟ったとき、子供を作ろうと決めたという人もいました。二兎を追う者一兎も得ずで、バレエと子育ての両立はとても難しいものであり、それを両立できている方もおりますが、やはり相当難しいのもまた現実だそうで。 / ami。 ( 2004-10-08 15:16 )
お誕生日おめでとうございます〜♪ 私の周りはまだまだ婚前な人か専業主婦一直線な人しかいないですが(汗) なかなかフルで働いてる人は見ませんね。専業主婦といっても、趣味やらボランティアやらでパートと変わらないくらい外に出てる専業もいますけど(自分の母です)働きたい女性が働きやすくなる世の中って、遠いイメージがありますけど、微々たる速さですけど近づいてきてる気もします。 / りぃな ( 2004-10-08 15:02 )
おめでとう♪余命5ヶ月ってもしや?!な〜んてね(笑)まさに出産を機に仕事を辞めた私。う〜ん、気持ちの中ではなんとなくある程度落ち着いた時に自分の側に準備ができて、仕事があれば働きたいのかも、と思うこともある。正社員か派遣かにはこだわらないかも。これは簡単には説明できないな〜。家計の問題とか自分の気持ちとかいろんなことをひっくるめてだからほんとに100人いたら100通りの回答があるかも。 / レイ ( 2004-10-08 13:39 )
お誕生日おめでとう♪愛人の翌日なので覚えていたわ〜♪で、私の意見が参考になるかどうか・・・。私の場合は、子供がすっごく欲しかったのね。だから最後の子供が小学校に入るまでは専業主婦をしようってずっと思ってました。その先は・・・。漠然としか考えてない。なるようにしかならないし。でも、正社員復帰はないな、たぶん。本当に、こういうのは人それぞれだから、社会に出て仕事をしていないと自分のアイディンテティが保てない人もいるし。みなみちゃんがいいと思う方法で良いんだと思うよ。 / 雅(みやび) ( 2004-10-08 13:38 )
♪HAPPY BIRTHDAY to Minami & Yoshii Lovinson !!! 付属品付けてごめん♪(笑)・・・でもマジおめでとう!あぁ、中田さんの誕生日が知りたい...。ケーキ買いたいけどこれから北海道出発します。お土産、待っててね! / p ( 2004-10-08 11:35 )
うちの母は素で職場復帰してました・・・。いやー、保育園とか入れられたし、祖父母が近くに働いていましたし、公務員でしたし・・・。そーでもないと難しいんでしょうか。 / みほ ( 2004-10-08 06:44 )
自分なりのビジョンと現実の環境とにかなりの格差があるのでなんとも言えないなぁ。子供が保育園に確実に入れて、家族(主に亭主)の協力が最大限に得られて、それでもやっとこ二番目の「派遣やパート」ってのがいいとでないでせうか。正職復帰はかなり厳しいよ。 / kotarou(♀) ( 2004-10-08 01:18 )

2004-10-07 映画『インファナル・アフェア』

うひょー
明日『インファナル・アフェア2』を観に行くので、
『インファナル・アフェア』のビデオを借りてきて、予習。
わたしは字幕派、なのに間違って吹替版借りてきちゃった。
吹替は目が疲れなくていいけど。

この映画、友達に「きっと気に入るから観ろ〜」とすすめられていたのですよね
以前、その友達とオールナイト観て、そのまま友達の家に泊めてもらった時、
朝(というか昼)になってがばっと起きた彼女が
「さっき、夢で『インファナル・アフェア』観てた……
これはDVDを買えということだな! 買うよ! やっぱりDVD買う!!」
となんとか呟いていたのが印象的でした

エリート警察官、でも実はマフィアのスパイ、を演じるのがアンディ・ラウ
マフィアだけど、本当は潜入捜査官、を演じるのはトニー・レオン
いやいやいやいや
もうこのキャスティングだけで大満足

2人ともかっこいいけど、どちらか1人だけ選べと迫られたら
やっぱりトニーかな〜(<一生誰にもそんなこと迫られないから安心しろ)
なんといってもトニーの、あの犬のような瞳がよいのですよ……
トニー大好き
あの人のたたずまいには何かじっとりとした湿度と色気があるでしょ
そこが好き
しかしアンディもかっこいい!
あれだけ綺麗な筋肉がついていたら、そりゃスーツも似合うよね〜
ややや、堪能しました

明日の『2』も楽しみです

先頭 表紙

ばぁびぃさん>うーん、1のような派手さというかスタイリッシュさはないので、ビデオでもいいかもしれません。というのがわたしの意見っす。 / みなみ ( 2004-10-09 23:35 )
こたさん>ブエノスアイレス、ロードショー時に見に言ったんですよー。でもその時のわたしには良さがわからなかった(涙) あれから数年、今と昔では感性も変わっていると思うので、今見たら違うのかな、と思います。 / みなみ ( 2004-10-09 23:32 )
インファナル・アフェア2どうでした?映画館行こうかレンタルまで待とうか悩み中です(笑) / ばぁびぃ ( 2004-10-09 13:26 )
私もトニー様派♪「ブエノスアイレス」もおススメよ(^_^) / kotarou(♀) ( 2004-10-08 01:20 )
レイさん>3部作なんだー、知らなかった(笑) 第1部、この2人がとにかくかっこよいですよ♪ ストーリーも面白い。想像していたより軽い感じで観られました。じっくり登場人物の心情に思いを馳せれば、ずーんと来そうでもあります。 / みなみ ( 2004-10-08 00:44 )
見たいの、インファナル・アフェア☆3部作になってるのね。3までそろってから見ようかしら(笑)って思ってたけどここを読んだらやっぱり見たくなった。 / レイ ( 2004-10-07 23:32 )

2004-10-05 椿屋四重奏 ライブ in 下北沢

うひょー
椿屋四重奏のワンマンライブ行ってきました
(pちゃん誘ってくれてありがとう)

椿屋の生演奏は
8月に初めて野外フェスで聴き、今回が2回目。
……やっぱり、野外とライブハウスでは雲泥の差ですね
音が。
あと、雰囲気も。
8月のフェスでは、よほど会場の雰囲気に呑まれて緊張していたのだろうな、と思った。

椿屋四重奏の音楽は、
ノリまくって聴く雰囲気ではなく、かといってまったりしみじみ聴く雰囲気でもなく
なんともいえず独特。それを改めて実感。
拳と太陽の似合わないバンドだと思います。個人的にね。

いやー、それにしてもドラムが格好良いの。
なんだろうな、どことなくそっけないような、こっちの事おかまいなしで捻じ込むような。
なんだか全然容赦してくれない、そんなハードな感じの音。
ライブというとついついヴォーカルに注目しがちだけれど
今回はドラムばっかり見てた。
んでそこに、ベースが んごごご〜と合わさって、かなりステキな感じ。
目を閉じてそれに身を任せているとたのしい。
さらに潤いのあるギターの音色で音の厚みが増える。
ヴォーカルは、ずばり、情感導入装置。
なにはともあれ、低音パートががきっちりきっちり全体の土台になっているような印象。

未発表の新曲2曲も、披露された。おお、サービス満点。なかなかよかった。
アンコールの弾き語り、ギターヴォーカルの中田君はとても気持ち良さそうに歌っていました。
そして友人pちゃんはセクシーな中田君に恋をしていました。

おわり。

先頭 表紙

3日は祝日だよー。くわしくはのちほど。 / みなみ ( 2004-10-10 11:22 )
3日って事は平日だったりする? だとしたらきびしゅい(T-T) まぁ、日程詳しく決まったら教えてちょ♪ / でぃど ( 2004-10-10 07:43 )
pちゃん>こちらこそチケット買ってくれてありがとね。汗びっしょりはポイント高いよな。 / みなみ ( 2004-10-09 23:21 )
りゃん吉さん>へー、お笑いライブ。お笑いライブって学校の学園祭くらいでしか見たことがないので、一度本格的なのを見てみたいなあと思うんですよねー。 / みなみ ( 2004-10-09 23:20 )
いつもいつも付き合ってくれてありがと☆・・・中田さんはね、あたしの中で「初恋」なの。髪がパーマ長髪でギター持ってて白シャツ汗でびっしょりな人だからいいってもんじゃないのよ?・・・好み尽きず...←未だ興奮状態だもん。。 / p ( 2004-10-08 11:29 )
まったく音楽とは関係ないのだけれど、下北沢タウンホールでお笑いライブやるみたいですね。ラジオで有名な吉田照美と小島たかひろが主催です。いけるかはわからないけど・・・・ / りゃん吉@文化放送やる気マンマン!? ( 2004-10-08 08:48 )
でぃど君>おっ、行く?♪ 日程は11月のあたま。講演のある日はたぶん3日かな。後でメールするですよ。 / みなみ ( 2004-10-08 00:42 )
学祭見に行ってみたーい!&飲みたーい!(笑) いつあるのかな? / でぃど ( 2004-10-05 12:40 )

2004-10-02 今日のちょっと面白かった話

「土に還る箱」へのリクエスト、どうもありがとうございました。
リクエストが10を超えたかどうかは微妙なところですが
せっかくなので、近々、公開したいと思います。

******

さて、今日の日記。

仕事中、わたしは普段はハサミで郵便物の封を切っています。
それを見たTさん(女性)が、「これ使えば?」と、千枚通しを渡してくれました。
試しに使ってみましたが、今まで千枚通しで封筒を開けたことがなかったため
すぐにはコツが飲み込めず、上手に開封できませんでした。

「使ってみたけど、うまくできなかった」
と言って千枚通しを返したところ、Tさんと、Tさんと隣の席のIさん(男性)は
「そうかなあ、けっこう便利なんだけど……。
もしかして、こっち側(針とは反対側の、木製で太い柄の握りの部分)で
開けたんじゃない?」と笑いながら言いました。
なのでわたしは、
「あっ!! そうです、そっち側でやりました!」と答えました。
「えっ?! 本当? ウソでしょ?」と、Tさん・Iさん。
「いや、本当です。なんだ、針の方を使えばよかったんですねー」と、わたし。(真顔)
「本当?!! マジで柄の方使ったの?!」
「ええ、そっちでやってました」(あくまで仕事モード顔)
「ウソ―ー!!!」
Iさんなんてもう、目を飛び出さんばかりにして驚いているのでした。
そのあまりの反応ぶりに、
「これはもしや意図的なカウンター攻撃で、わたしは今、TさんとIさんにハメられているのか?
 いや、それともマジ驚きなのか? ……よ、読めん!!」
と、数瞬の間、真剣に悩んでしまいましたが。

もともとわたしは、
他の人ほど冗談を言わず(ちなみにTさんやIさんは常に虎視眈々と笑いを狙っている)
ツッコミの温度は常に低め、寒いギャグは容赦なく冷酷にスルーする傾向があるせいか
職場の業務グループ内で、「クールなキャラ」という
立ち位置を確保しているのです!(複数証言者あり)
(単に「冗談通じにくい人」なのかもしれん……)
そんなわたしの、稀少性の高いアクティブなボケに、Tさんなどは相当ウケていました。
ふっふっふ、してやった(笑)
いやはや、素晴らしい達成感でした。

っていうか、いくらなんでも柄で開けようとはしないってば……
と思いつつ、もしかすると、それくらいやりかねないヤツと思われている故の
あの反応だったのかもしれませんな(^^;;

先頭 表紙

霜月さん>するどいつっこみありがとう(笑)。なんかねえ、1本だけペーパーナイフあるけど、全然切れません。電動オープナーもあるけど、うるさいし時間はかかるし、これまた役に立たないの。 / みなみ ( 2004-10-08 00:41 )
Artghaさん>その素ボケ、本当にやったらすばらしいかも(笑)。しかし、柄の方では絶対あけられそうにありません。なんというか、小さいフランクフルト並みの柄なので……。 / みなみ ( 2004-10-08 00:39 )
ビッケさん>わたしも以前の勤め先の本社が関西で、関西人の上司たちのボケとつっこみのやりとりはまるで神の会話に思えた……。がんばってボケにツッコミを入れるべく努力していたのだけど、時々加減を間違えてしつこくツッコミすぎ、「もういい、もう勘弁してー!」と先輩から言われていました……。 / みなみ ( 2004-10-08 00:37 )
まるるん。さん>ちょっとびっくりした……(笑)。 / みなみ ( 2004-10-08 00:34 )
根本的なこと突っ込んでいいですか? なんで千枚戸通しなんですか? ペーパーナイフというアイテムはないんですか?  / 霜月 透子 ( 2004-10-04 21:59 )
僕だったら、ボケだと気付かずに「いや、針の方で開けるんですよ」と普通に説明するかなあ…。柄の方を使ったと聞いても、まあそういう人なんだろうな、と素で受け入れてしまうと思う(笑) / Artgha ( 2004-10-03 00:17 )
「寒いギャグは容赦なく冷酷にスルーする」 オイラもよく言われるよ、何せこっちは大阪だし(笑)。突っ込みが遅いと逆に突っ込まれる「中川家兄」状態なのだ。 / ビッケ ( 2004-10-02 06:47 )
え?私いつも柄の方で開けてますよ?                                                  なんてね〜♪(笑) / まるるん。 ( 2004-10-02 01:22 )

2004-09-29 スペイン旅行記(番外編) 〜死んでも人に見られたくないもの〜

先に一言、おことわりしておく。
これからここに書くことを、わたしはいままで誰にも話したことがない。
どんなに親しい友達にも、家族にも、本当に誰にも、だ。
だから、これを読む人は、ぜひ心して読んでほしい。

******

スペインへ旅立つ前、ふと部屋の中で考えることがあった。
もし旅行中にわたしの身に何かあったとき、この世に残しておきたくないもの、
他人に見られたくないものはなんだろう。

もともと他人に隠す必要のある生活はしていない。
わたしの部屋は汚いが、わたしと付き合いのある人間なら
たとえこの部屋を見たことがなくても、すでにそれくらいのことは察しているはずだ。
それがいいことなのかどうかは知らないが、
他人とはとくべつ濃厚な愛憎も怨恨も交わすことなく淡々と生きている、と自負している。
手紙くらい読まれてもなんら問題ない。
パソコンの中にはわたしの精神的恥部とも言えるテキストが鬱積しているので
あまり見られたくないが、まあ、死んだら死んだでしょうがない。

となると、やっぱアレかなあ。

******

その箱が、その箱としての本来の機能を失ったのは、
わたしが「ヒライ・マミの館」という、ある会社に勤めていたころだった。<わかる人にだけわかる
つまり、1999年の春から2001年の春まで。
そのうちのどの時点でソレがソレでなくなったのかは、覚えていない。
ただ、暑い時期だったような気がする。
となると、1999年、もしくは2000年の夏だったのだろう。
その日わたしは、部屋の片隅でそれを発見し、声にならない声をあげた。
「Ё、ЁИёэМЬЪШФТеФЧЮ…………!!!」
日本語訳「か、家族八景…………!!!」<わかる人にはわかる

いや〜、キリル文字って難しいネ☆ キャッ☆<シェルメチェボ空港のおかげでロシアづいている

閑話休題。
箱の本体は白いプラスティックで、ふたは透明。
空気抜きのゴムのボタンがついていて、ふたを閉めた後にそれを押せば
密閉できるタイプのものだ。
最後にそのふたが閉じられてから、ゆうに1週間以上は経っているはずだった。
わたしはその間というもの、愚かなことに、すっかりその箱の存在を忘れていたのだ。
もはや、ふたたびそれを開けたいとは思わなかった。
開けたところで、二度と使い物にならないとわかっていた。
ふたがしっかり閉じられていることを確かめた上で、

いつか土へ還るであろうわたしは、
いつか土に還るであろうその箱を、
そっと、本棚の隅へと仕舞った。

******

詳細な観察レポートや写真をご希望の方は、その旨つっこみでお知らせください。
もしそのつっこみが10を越えたら、公開します。

先頭 表紙

MITSUKIさん>ブツを発見した時は、本当に、「家族八景を地でやってしまったーーー!!!!!」と心の中で絶叫しましたよ。家族八景、久しぶりに読みたくなりました。 / みなみ ( 2004-10-08 00:34 )
YINさん>わからないということはそれだけYINさんの生活からかけはなれたモノであるということですね。よいことです。正体は近々。 / みなみ ( 2004-10-08 00:32 )
えと〜さん>あー、同感ですね。どうでもよくなりますねやっぱ。しかし入れっぱなし保存状態のAV、なんか泣けますね。 / みなみ ( 2004-10-08 00:31 )
ざきこさん>たまには、ということでもったいつけた書き方にしてみました(笑)。 / みなみ ( 2004-10-08 00:30 )
うつぎさん>本当は観察日記つけとけばよかったんだけど、つけてないんですよね。残念。できるだけ詳細にレポートしますわ。 / みなみ ( 2004-10-08 00:29 )
なおさん>わかった。ヒョウ柄チャレンジしてみる。 / みなみ ( 2004-10-08 00:28 )
てるてるさん>殿方の部屋の処分しなくてはならないものってあれとかそれかしら?(適当な邪推) / みなみ ( 2004-10-08 00:28 )
まるるん。さん>今ごろは眠れぬ夜も終わって熟睡してますか? しばしのお待ちをー。 / みなみ ( 2004-10-08 00:27 )
でむでむ>了解、後悔するなよー。 / みなみ ( 2004-10-08 00:26 )
マッキィ。>ふふふ、ではリクエストにおこたえしましょう。しばしお待ちあれ。 / みなみ ( 2004-10-08 00:26 )
ながせさん>実際、たまに新規のお客さんから言われたんですよー、ヒライマミ。最初はびっくりしました。外側も、何百万年も経てば劣化して土にかえりませんかね? 無理かな。 / みなみ@キリル文字はてきとう ( 2004-10-08 00:25 )
ちゃんぷるーさん>うっ、裁判風の絵は無理。だって麻原ショーコーとか描かなきゃいけないんでしょ?って違うか…。 / みなみ ( 2004-10-08 00:22 )
つっこみありがとうございましたー。個別レスと箱公開はのちほど……。それにしてもMITUKIさん、家族八景を分かってくださって非常〜〜に嬉しいです(笑)。 / みなみ ( 2004-10-02 01:06 )
こんにちはー。その11になるのでしょーか。「家族八景」に笑わせていただきました(笑)わたしも身辺整理をしなくちゃなー……。 / MITUKI ( 2004-10-01 20:25 )
なんだろう?なんだろう?なんだろう?なんだろう?なんだろう?… / YIN ( 2004-10-01 12:58 )
今年の夏に、家で同然で出て行った実家に帰ったんすよ。そしたら、ビデオデッキの上に、当時の俺が入れっぱなしにしておいたAVが置いてあったんすよね。しかもかなりきついレイプ物の。でも、親父は何も言わんし、俺も何も言わないんすよ。ははは。それがどういうもんかわかんないすけど、大抵のもんはやっぱり究極的にどうでもよくなりますよ。 / えと〜 ( 2004-09-30 21:49 )
その9。こんな風に書かれたら気になるじゃございませんか。 / ざきこ ( 2004-09-30 19:43 )
その8。ヒョウ柄の縁つき画像で詳細きぼん。 / なお@仕事してるぜ。 ( 2004-09-30 19:39 )
その7。詳細レポート希望♪ / うつぎ ( 2004-09-30 18:46 )
その6。色々と処分しておかなきゃと思ってしまった・・・(苦笑) / てるてる ( 2004-09-30 12:08 )
その5です。謎めいていてこのままでも素敵ですが・・・気になって2日ほど眠れなくなりそうです。 / まるるん。 ( 2004-09-30 08:23 )
スーパーマクロ撮影でお願いしまつ。その4。 / 電ボ屋 ( 2004-09-30 07:39 )
見たい!!!!!!! その3 / マッキィ。 ( 2004-09-30 00:40 )
ヒライ・マミの館とはちょっと笑わせていただきました。でも中身はともかく外側は土には還らないかも(ということは永遠にそのまま???!!!)。と言う訳で科学的見地にて検証を希望。 / キリル文字判読不能のロシア語選択のながせ ( 2004-09-30 00:10 )
裁判風の絵で公開希望  その1 / チャンプルー ( 2004-09-29 23:36 )

2004-09-28 スペイン旅行記(2) 〜王立劇場の晩餐会(その1)〜

スペイン到着後、1日目は1人でバルセロナを観光。
2日目の夜、クロアチアからウィーン・マドリッドを経由してバルセロナへ到着した盲腸君と合流。
4日目、飛行機でマドリッドへ。

この旅行はそもそも、マドリッド(とクロアチア)で開催される理工系の国際学会に出席する
盲腸君に、わたしがくっついて行く、という形だった。
マドリッドに着いた翌日の午後から会議が始まるというので、わたしは盲腸君に訊いた。
「で、会場はどこなの?」
「うーん、わかんない」
わかんないって、あーた、一体なにしにはるばる日本からスペインくんだりまで……?
「明日の朝、インターネットカフェで調べる」というので
「悪いこと言わん、今日のうちに調べとけ」と説得し、
夜10時ごろにネットカフェを探して調べに行った。
そして翌日、彼はジーンズにシャツというラフな格好で会議に出かけて行った。
(それでいいらしい)

会議が終わった後、会場(マドリッド市立大学・地図で見る限りおそろしく敷地広大)の最寄りの地下鉄で待ち合わせをする。
さすがに駅の周りは大学生だらけである。
みんな若くてぷるぷるぷりぷりのセニョール・セニョリータなのである。
そこへやってきた盲腸君と、彼の研究仲間・ジェミーちゃん(初対面・日本在住の30代オーストラリア人男性)。
盲腸君曰く「みんなスーツ着てた! ジーパンの人、10人くらいだった〜」
そうかい……。
「これが一番formal。明日からもっとどんどんinformalになる。Tシャツと、ショートパンツと〜」
というジェミーちゃんは、カーキ色の綿パンツにシャツ、ビーズのネックレス、きわめつけに足元はビーサン
「ジェミーさん、今日の会場がどこだか知ってました?」と訊ねると、
「わかった、あとで」との答え。
(マドリッドに来たあとでわかった、ということらしい)
この人たちって一体……<まあ研究者なんてそんなもんなんだろう(偏見)

先頭 表紙

↓な、なんかかなり支離滅裂な文章になってしまいました。意味通じないかも / みなみ ( 2004-10-08 00:21 )
ながせさん>アエロについてのつっこみをいただいた記事が下の方へ行ってしまったので、つっこみ返しはこちらで。やっぱり777だったんでしょうか、あれは。新潟はロシアの一部!と新潟県民が持ちネタにするだけのことはありますね。おかげで、モスクワはもっと東よりで日本に近いような気がしていました。しかし先輩方の卒業旅行、濃いですねぇ。東欧行ってみたいですー。アウシュビッツも。ちなみにモスクワの空港で売っていたロシアの地図入りマグカップ、北方領土はしっかりロシアの領地になっていました。 / みなみ ( 2004-10-08 00:20 )
ながせさん>いやー、なんかよくわからないキャラなんですよ。知り合ってから長いことたちますがいまだにところどころよくわかりません。わたしと同様、のんびりしているのは間違いなさそうです……。 / みなみ ( 2004-10-08 00:15 )
みなみさんの文章により、盲腸君のキャラクターが頭の中で肥大中…。 / 一度お会いしてみたいながせ ( 2004-09-30 00:31 )
ざきこさん>あっ、研究者に読まれてしまったー(笑) 今度、ざきこさんが参加した学会でジーンズ率を調査してください、さすがにこれからの時期、ビーサンはいないと思いますが(笑) / みなみ ( 2004-09-29 20:30 )
そ、そんなんじゃないやい! ……と言いたいけどどうだろう(汗) / ざきこ@研究者のひよこ(殻つき) ( 2004-09-28 15:55 )

2004-09-28 スペイン旅行記(2) 〜王立劇場の晩餐会(その2)〜

翌々日の夜は、会議主催のバンケット(晩餐会)があった。
部外者のわたしでも参加していいらしいので、そのつもりで来ていたものの
愚かなことに、「服装はラフで大丈夫」という盲腸君の言葉を半ば間に受けて、
いつもと比べたら多少は上品なシャツにスカート、くらいしか持って行かなかった。
他の人からすれば充分に普段着のレベルである。
しかし、会場を調べて慄然。
「このテアトル・リセウって……王立劇場じゃん!!
王立っすよ! どう考えてもその格好じゃ無理!
服買えっちゅうことかい!!
というわけで当日、マドリッドの街をかけずりまわってZARAのワンピースを買う。
ZARAは、日本にも出店しているチェーン。
品揃えはスーツ・フォーマルからカジュアルまで幅広い。
価格の安いコムサ・デ・モードという感じか。
安くて助かった。

そして、バンケット。
ちゃんとお金(約70ユーロ・1ユーロ=135〜140円)を払って参加するつもりだったが、
「スーツを持っていないからバンケットには行かない」というジェミーちゃんから、
チケットを譲ってもらえることになった。というわけで図々しくタダ参加。
会場に着いて、他の人たちに倣い、階段を昇って会場へ入ろうとすると、
「そちらへ」と違う方へ案内される。
エレベーターホールだった。
何故? と、周囲を見渡して納得。全員、レディ連れ!
おおお……。ちょっと感動。

王族の大きな肖像画や、シャンデリア、古い鏡のついた調度などのあるいくつかの豪華な部屋を通りぬけ、
バンケットの開かれる部屋へ辿りつく。
ウェイターからキラキラ輝くシャンパンのグラスを受け取って、奥へ。
照明を落とした室内には、小さな星の光る、夜空を模した天蓋。
いくつものテーブルには、ろうそくの光が灯されて、たくさんのワイングラスやシルバーがきらきら。
壁にはケースが填め込まれていて、おそらくは何百年も昔の、古びたゴージャスなドレスが飾られている。
すーてーきー。

お料理は、ガーリックで味付けをした生ハムとサラミ、それからパンプキンスープ。
メインは、バナナのクリームを添えた、分厚いお肉。(おいしかったー)
デザートは、ティラミス。
ワインは、赤。
食後にコーヒー(紅茶)と、チョコレート、オレンジピール。
割とシンプル。その点は、日本の懐石の方が凝ってるかもしれない。
しかし、普通にここで食事をしたら、とても70ユーロなどでは足りないことは確か。
こんなに豪華な雰囲気のディナー、わたしの一生にはそう何度もないと思う。
これが最初で最後かもね(笑)
せっかく一流のところへ来たのだからと、ウェイターやウェイトレスのサーブもチェック。
動作がきびきびしていて素早くて、かっこいい。
気付かないうちにグラスに水やワインが足されていたりするよー。
大皿を10枚くらい、片手ですいすい運んだりしているけれども、あれってかなり重いんだよー。

それから非公式の表彰式があり、
「一番タイトルが長かったで賞」「一番画像が多かったで賞」みたいなノリで
論文の発表者が表彰されていた。へー。
わたしは英語ができないので、他の人とおしゃべりできなかったのが残念。
(日本の方もいましたが)
隣のドイツ人紳士が盲腸君に「ラスト・サムライ」の戦争シーンの戦略の適当さについて語っていたので
「そーなんですよ! つーか、あの時代に日本にも銃くらいありましたよ!」
と力説したかったんだけど(笑)

先頭 表紙

なおさん>韓国一度行ったけど楽しかったよ。で、個人的に思うんだけど、でもってここだけの話だけど、海外旅行はオトコ連れ(下品な物言いでスマン)より女同志の方がはっきり言って楽しいと思う(ラブラブ絶頂な二人ならともかく)。女同志の方が外界との接点が広がる。もっとありていに言えば旅先の兄ちゃんやおっちゃん連中が何かと構ってくれる。それがなかなか楽しい。 / みなみ ( 2004-09-29 20:27 )
いいなー海外。海外に興味なかったけど実際、海外に行ったら「結構イイジャン♪」って感じ。またタイに行きたいな。今度は違うオト・・(自粛)韓国に行きたいけど、「ぺ」のファンだと思われるのがシャクだし。うーん、台湾もいいな。まずは一緒に行ってくれる人を探さないと・・。 / なお@仕事やる気なし。 ( 2004-09-28 10:52 )
マイケルさん>それは知らなかった! うちの近所では立川のデパートに入ってます。それにしてもマドリッドの繁華街では道ゆく人がみーんなサラやエル・コンテ・イングレスの袋持ってますね。 / みなみ ( 2004-09-28 02:06 )
「ZARA」って新宿武蔵野館と同じビルにも入ってましたね...って昨日気づいたんですが。 / マイケル ( 2004-09-28 00:42 )

2004-09-28 スペイン旅行記(1) 〜アエロでGO!(その1)〜

今回の旅行の個人的なハイライトは
憧れの「空飛ぶ大垣鈍行」アエロフロート・ロシア航空。
以前、モスクワ経由でアフリカへ行った知人から
「アエロはものすごかった」という話を聞いて、以来、いつか乗るぞ! と夢に見ていた。
なんでも、吐く息が白くなるほど機内が寒いとか
天井のパネルがはがれ落ちてきたとか……
実際に乗ってみると、成田―モスクワ、モスクワ―スペイン線は
さすがにそこまでスゴイことは起こっていなかった。
が、2ちゃんねるの「アエロフロート航空ファンの集い」スレッドを読むと
「アエロの”遅れた”は24時間遅れから!」「荷抜きされて鍵を壊される! 荷物に鍵はかけるな!」などと
なかなかへヴィなことが書いてあり、
行く前は不安と恐怖と期待で血沸き肉踊っていた。(<意味不明ですが気にしないように)

成田―モスクワ間は、新しいエアバスが就航しているとそのスレで読んだけれど
実際はボーイング777で、これがまたボロい!
隣に乗り合わせたツアー客のご夫妻は、「今まで乗った飛行機の中でこれが一番ひどい」と
おっしゃっていた。
シートはぼろぼろにすりきれていて、席がとにかく狭い。
わたしは身長160センチくらいなのでまだマシだと思うけど、それでも膝が前の座席につっかえそうになる。
ちょっと身長のある人だったら、常に膝が前の座席にくっついている状態になるのよ……
バルセロナ行きの飛行機で一緒になった日本人男性はそれが辛かったと話していた。
座席のコントロールパネルはかなりの率でぶっ壊れているしね。
さらに座席は固いし、リクライニングが上手くいかず、往路はノーリクライニングで9時間過ごした。
うわーん。(でも帰りはなんとか倒せたので、単にやり方が悪かっただけかも)

そしてモスクワのシェルメチェボ空港に到着。
グラグラ揺れるタラップを降りて乗合いバスに乗る。
冷たい空気といい、古い車体といい、妙に素朴な雰囲気で、東北の田舎に通じるものがある。
空港内に足を踏み入れると、上からピヨピヨと鳥の声が。
シェルメチェボには鳥が生息しているのである……。
空港は、まるでどこぞの地方空港。小さくて古くて薄暗く、
長時間のトランジットの人々が、難民のようにあちこちのベンチで雑魚寝している。
バーカウンターではおっさん達が酔っ払って顔を赤くしている。
な、なんなんだこの空港は……。
と、帰路のトランジットで12時間、ここで1人過ごさなくてはならないことを思うといささか鬱に。

先頭 表紙

そういえば私の第二の故郷新潟で、飛来するアエロフロートをたまに見ていました。たしかウラジオストックだかイルクーツクだかに行く便が、新潟から週2便くらいあったはず。夏場はJALと共同運航で増便していたようです。当時のことですから機材は当然ソ連製。機種は何だったかな?(たしか開発者の名前がつくんですよね)。先輩で体制崩壊前の東欧へアエロで卒業旅行していた人や(アウシュビッツの写真焼くの手伝わされた)、ロンドンへアエロで行った友人がいたのを思い出しました(感想は推して知るべし)。 / 飛行機はやはりよくわからないながせ ( 2004-09-30 00:02 )
アエロフロートが旧ソ連製以外の機材を使うようになったのは、おそらくソ連崩壊後でしょうから(エアバスとかはあったかもしれない)ここ10年ほどでは。ロシアのような大国を代表する航空会社が他国の中古の機体を使うとも思えず、そうするとボーイングで長距離国際線に使えるここ最近の機種といったら、777シリーズか747の最新版位しかないので、たぶん777で間違いないでしょう。さすがに747ジャンボの外観判別は間違いないでしょうから。そうか、777はもうデビューから10年も経っていたのか…。 / でも実は私も飛行機はよくわからないながせ ( 2004-09-29 23:51 )
うーん。再びネットで検索してみると「アエロの777はエコノミーも座席が広くてきれいで最高」なんて記事が見つかったりして。いよいよ自信がないです。でも、あの「ナナナナナナ」のアナウンスは幻聴とはおもえない(笑)。うーん、機体の外見からは機種判別ができないワタシであります。 / みなみ ( 2004-09-29 20:22 )
ながせさん>777ってちょうど10年前くらいのモデルですよね。帰ってからそれを調べて唖然としました。本当に777だったのかちょっと自信がなくなったのですが、確かに機内放送で、超ロシアなまりの日本語で「ボーイングナナナナナナ」とアナウンスされていた記憶があります。 / みなみ ( 2004-09-29 20:08 )
お帰りなさい。お疲れ様でした。でもボーイング777がそんなにぼろいとは、よほどメンテが悪いのか…。いちおう、ボーイング最新の機体のはずなんですが…。ちなみに私も昨年はじめて777(国内線仕様)に乗りましたが(ANAかJALか思い出せない、函館線)、たいへんきれいでした。使い方、手のかけ方一つでこんなにも違うものなのですねえ、道具というのは。 / ながせ ( 2004-09-29 01:44 )

2004-09-28 スペイン旅行記(1) 〜アエロでGO!(その2)〜

バルセロナ行きのゲートに入ってから、同じ飛行機に乗るロシア人たちとおしゃべりする。
日本からの航空券はいくらするの、と聞かれて
素直に東京―バルセロナ間のチケット代を答えたら
「あなたはミリオネアね!」なんて言われてしまってびっくりした。
物価はさほど安くないとガイドブックで読んでいたのだが、
後に調べたところによると、ロシア人の所得はかなり低いらしい。
わたしの取ったチケットは、アエロフロートの格安チケットとはいえ
もともと運賃の高いシーズンなので、たぶんロシア人の平均所得、10ヶ月から1年分くらいする。
そう知っていたらありのままには答えなかったよ。
ミリオネアなんて言われてわたしもびっくりしたが、
みすぼらしい格好をしたわたしがそんな高いチケット代を払えるなんて
向こうはもっとびっくりしたと思う。

アエロのパイロットは全員、ロシア空軍上がりのエリートという話だが
確かに離着陸はスムーズで上手。かなり感動した。
そして、モスクワ発の飛行機がバルセロナに着陸した時、機内には一斉に拍手が……。
アラブ系の人々が着陸時に拍手するというのは本当だった。
「無事に着いて良かったね」という意味なのだろうか。ほのぼーの。
バルセロナのプラット空港に着いたときは、思わず「資本主義マンセー!!」と心の中で叫んだ。
薄暗いシェルメチェボと比べたら、明るくて広くて近代的なプラットはまるで夢の国、近未来の世界である!!

先頭 表紙

2004-09-28 スペイン旅行記(1) 〜アエロでGO!(その3)〜

さて、問題の、帰路の12時間トランジット。
できればその時間でモスクワの市内を観光したかったので、
空港内でのビザの取得にトライしたけど、無理だった。残念。
10分もあれば一回りできてしまうシェルメチェボ空港で、12時間。
退屈で気が狂うかも、と恐れていたのだが
わたしは自分のキャラクターを誤って把握していたことに、このトランジットで気がついた。
もともとぼーっと時間を潰すことが苦にならない性格、というか、普段から
わたしの人生なんて死ぬまでの暇つぶしなのだ。
だから12時間の暇つぶしなんて軽い軽い。
免税店→瞑想・昼寝→けっきょく使うあてのなくなったロシアのガイドブックと横溝正史で読書、
というサイクルを数回やって、ところどころに軽食を挟んで。
なんかもう、空港内12時間ロンリートランジットを経験した後では、
直行便で行ける国ならどこでも気軽に行けそうな気がする……。

空港内にはエアベッドまで完備して寝ている人もいた。
日本人のバックパッカーの若いお姉ちゃんも床で寝ていた。
特に身の危険も感じなかったし、空港寝は充分いけるなあ。
わたしはさすがに床はどうかと思ったので、ベンチに座って寝ていた。
不意に「セニョリータ!」と呼びかけられたので何かと思ったら、
わたしが居眠りしていて飛行機に乗り遅れそうになっているのではないかと心配した
スパニッシュの女の子が心配して声をかけてくれたのだった。
他のベンチでは、隣に座っていたアラブ系の若いお兄ちゃん2人が
膝枕をしたり、顔をくっつけて延々おしゃべりしたりしていたので気になった。
そういう習慣なのか、恋人同志なのか、家族か? 不明。
彼らのかけていた異国の歌謡曲のテープが妙にステキだった。

空港内で働いているロシア人女性たちは、美人だが、コワイ。
特に、ある免税店の若いお姉さんが、とびきり美人だったが、そのぶん非常にコワかった。
ちょっと土産物を手にとって見ていると、隣でじーっと見ていて、こちらがそこを離れると
即座にその棚を整理する。
わたしがレジでレシートが出てくるのを待っている間、
他の客がわたしのレジが済んだと思って品物を出そうとすると
「この人(わたし)の後ろに並んで!」
と、これまたおそろしく冷たい態度でジェスチャーする。
買った品物は袋に入れてくれるが、手渡してくれるわけでもなく、レジの上にそのまま放置。
ガイドブックで読んだところによると、ロシア人が笑わないのは、
サービス精神が足りないのではなく、仕事中に笑ってはいけないと教えられているからだという。
ふーん。
でも空港内で働いている人たちを見る限り、ロシア人にはサービス精神という概念自体がなさそうだぞ。
日本のサービス精神が過剰な気もしなくもないが。
とりあえず、美しい女性に冷たくあしらわれるのが好きな男性には
ロシアはかなりおすすめの国だと思われる。
「美人にハイヒールで踏まれたい」と話していた後輩・B君に、ロシア旅行をすすめてあげようと思う。
ヒールの似合う脚線美のクールビューティてんこ盛り、
かの地で過ごす一瞬一瞬がエクスタシーとなるに違いない。

アエロは、安い時期を狙うと、欧州や中東行きの4〜5万のチケットがあるらしい
しかし、いつかビザを取ってロシア自体にも行きたいものです
ロシア、神秘の国……。
ロシアのガイドブック(地球の歩き方)は読み物としてもかなり楽しめました
読者の体験談がかなりやばい上に、ガイドを書いてる人もロシアオタクっぽく、文章に熱が入ってます
歴史の記述も複雑でボリュームがあり、暇つぶしにはもってこいです

先頭 表紙

マイケルさん>「今日のソ連邦」に笑いました。今回、機内エンタメは、映りの悪い映画がありましたよ。しかし、モスクワ―バルセロナ間ではビジネスクラス以上のみ。モスクワの空港では、ターミナルが違うのか、1階と2階しかありませんでした。まったく質素なものでした。もう1つのターミナルはもうちょっと楽しめると聞きました。中2階の日本食はそちらのターミナルだったのかな。 / みなみ ( 2004-09-28 02:09 )
その3〜免税店のおばさんは日本語が達者。「オモイデショ、ソコオイテ」「シハライハ? ドル? エン?」 / マイケル ( 2004-09-28 00:38 )
その2〜モスクワの空港は真っ暗。なぜか中2階にアヤシイ日本食のお店が...誰がこんなところで... / マイケル ( 2004-09-28 00:37 )
14年前のアエロフロートの思い出。 その1〜機内エンタテイメントなし。「今日のソ連邦」という日本語の雑誌はありました。 / マイケル ( 2004-09-28 00:36 )

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