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口車大王「旅のおもひで」

 
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目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2002-12-03 [馬太]マルタからイギリスへ
2002-11-04 [馬太]ホームパーティにご招待−口車、The Times全面記事に載る その2
2002-11-04 [馬太]ホームパーティにご招待−口車、The Times全面記事に載る その1
2002-10-29 [馬太]午後はマルタ島の中央部へ
2002-10-24 [馬太]Ristorante & Dolceria Rubino
2002-10-22 [馬太]エスカルゴ
2002-10-21 [馬太]St. John's Co-Cathedral
2002-10-17 [Czech]ただ今プラハにおります。
2002-10-04 [馬太]King's Own Band Club
2002-10-03 [馬太]すごいです、マルタ国立考古学博物館


2002-12-03 [馬太]マルタからイギリスへ


 1か月も間が空いてしまいました。

 さて、パーティーにご招待頂いた次の日の9月14日朝、イギリスへ向け出発です。イギリスに着いてからレンタカーを利用するので、明るいうちに着きたい。そうすると朝の便になって8時5分発のKM116便となったのでした。ということで、6時に過ぎには空港に行かなければならないので、ホテルを5時過ぎに出発。いつもは最後に集合場所に現れる口車より、さらに小説家Nさんが寝過ごして登場したりと、早朝からにぎやかでした。

 改めて明るいところで空港の建物を見ると、中はずいぶん変わっていますが、外観は27年前と変わっていません。日本のローカル空港より小さいでしょうか。国際線ターミナルしかなく、国内線のない空港です。その割には免税店が充実していて、これは驚きでしたね。ここで売っていたお菓子のパッケージには、日の丸とともに日本語の説明がすでに入っていて、これも驚きました。


 次回からイギリス編です。

 つづく
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gewbieさま、お待たせいたしました。いよいよイギリス編です。 / 口車大王2号 ( 2002-12-13 09:54 )
まさや〜んどの、お待たせいたしました。パブで昼飯もんまかったでござる。 / 口車大王2号 ( 2002-12-13 09:53 )
しんちゃんどの、お待たせいたしました。いきなり穴場情報です。 / 口車大王2号 ( 2002-12-13 09:52 )
ご無沙汰いたしました。またいろいろご紹介ください。 / gewbie ( 2002-12-10 21:06 )
イギリス?うーむ。。ビートルズ、ゴルフ発祥の地、女王陛下、パブでビール、ハリーポッタ、。。。そんなところで御座る。楽しみにしてます。 / まさや〜ん ( 2002-12-06 19:19 )
お久しぶりです。イギリスですかぁ。穴場のオンパレード期待してますよー。 / しんちゃん ( 2002-12-06 03:08 )
雅様、今回穴場オンパレードです。 / 口車大王2号 ( 2002-12-04 21:49 )
おひさしぶりですー。イギリスは3回ほど行きました。だからメインのところばっかり。穴場情報楽しみにしてます。 / 雅(みやび) ( 2002-12-03 17:51 )
をを!びっくりした!もう突っ込みが入っている。えっと、行けるかなとは、イギリスのことですか?超穴場が登場しますぜ、日記には行き方詳しく書かないけれど。りいなさま。 / 口車大王2号 ( 2002-12-03 14:44 )
とっても遅れてしまいましたが、お祝いをありがとうございました♪ イギリス編、楽しみですー! 今年、いけるかな?と思ったのですが、興味がなくてやめたので、口車さまの日記で色々学習したいです(笑) / りぃな ( 2002-12-03 14:41 )

2002-11-04 [馬太]ホームパーティにご招待−口車、The Times全面記事に載る その2


 さて、玄関先までお出迎え頂き、家の中に招き入れられます。ものすごく豪華というわけではありませんが、さりげなくお金がかかっていると言う感じの家です。ご主人の感性が感じられる家です。

 ご当主のFrank Borda氏で9代目。創業300年ほどでしょうか。会社の経営は、現在はお孫さんが中心になっているそうです。フランス方面にヨットででかけていたのですが、今回我々の訪問のために、マルセイユでの予定を早めてもどってきてくださいました。

 早速、当時の日本海軍の担当者が書いた証明書のコピーや写真を見せてもらいました。証明書は、いかにBorda商会が信用できるかということを書き綴ったもので、それにしても、当時の軍人のみなさん、達筆でございます。

 そうこうしているうちに、やはり渋滞に巻き込まれて到着が遅れた、ご家族や観光大臣が到着します。ケータリングサービスが入っていて、お酒とおつまみがタイミング良く出てきます。こういうホームパーティーというのはどうやるのか、勉強になりますな。ただし、家にそれだけのスペースがないとだめですな。華美ではないんですが、見えないところにお金がかかっているなということを感じさせます。

 みなさん、三々五々歓談していましたが、私口車、ご当主のお孫さんたちとお話ししておりました。まずパソコンを取り出し、前日訪問した日本海軍の墓の写真を見せて、今回のマルタ訪問の理由を説明しました。こういう時にデジカメとパソコンんは便利です。そして、しばしパソコン談義に。

 さらに、酒が入ると口がなめらかになる口車ですが、このときも調子こいて、日本経済がなぜ低調なのか、いろいろぶっておりました。このときお話ししていたお孫さんの一人の奥様に、「英語が上手ですね。」と言われてしまいました。口車、そんなに英語は達者ではないのですが、おそらく、彼等の関心のあることを、的確に話ができたからではないかと思うのです。

 パーティーとは、そもそも非日常的なものですが、なによりも重要なのは普段接することのない人たちとの情報交換ではないでしょうか。しかも、ご招待を受けた場合、相手の興味のある話題をいかに提供できるか、そこがもっとも重要なポイントだと思うのです。お互いの興味と知識の接点をすばやく探り当てる。そのためには、ネタを多く持っていれば的は大きくなります。英語ができるできない以前の問題として、こういう場でしゃべれるだけのものを持っているか、ちょっとした差が大きな差となって現れると思うのです。

 そして、失敗や恥を恐れるあまり、外国人と話をしようとはしない。片言でも良いから相手と意思疎通できる言葉で話をしようとしない。蛇足ですが、そんなところが、パーティーなどで日本人だけで固まる理由ではないでしょうか。

 それにしても、楽しい、貴重な時間を経験することができました。


 つづく
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まやひこさま、今回のマルタとイギリスの旅は、普通体験できないことをいっぱい経験することが出来ました。イギリス編も乞うご期待! / 口車大王2号 ( 2002-12-03 14:42 )
相変わらずのおいそが氏のご様子、でも面白い経験が出来て楽しそうですね。 / まやひこ ( 2002-11-24 07:31 )
りゃん吉様、以前私の日記にも書きましたが、ポーランドで全く言葉が通じない状態でプラントの中の純水製造装置の運転のトレーニングをポーランド人の運転指導員にしたことがあります。まず、自分の思いを伝えようとする努力が必要です。 / 口車大王2号 ( 2002-11-18 10:22 )
gewbieさま、やはり言葉は通じた方がいろいろ広がりが出ます。しかし、通じさせようという意志がなければ何にもなりません。レベルの違いということはないと思います。イギリス編、もう少々お待ち下さい。 / 口車大王2号 ( 2002-11-18 10:20 )
俺も高校の時従兄弟の家にアメリカのアイダホから交換留学生来てまして英語で話して見たことがあります。もちろん片言で(爆) 目を見てジェスチャー入れたら理解してくれたようでした。 / りゃん吉@お疲れした ( 2002-11-15 00:23 )
イギリス編楽しみにしております。 / gewbie ( 2002-11-09 17:18 )
ご活躍ですね。以前ギャラの関係で外国のサックスの人のリズムセクッションとして地元バンドマンで演奏したんですが、その時、やっぱり音以外の言葉でのコミュニケーションが大事だと思いました。ことのレベルは違いますが。 / gewbie ( 2002-11-08 17:31 )
夢樂堂様、ありがとうございます。おでんオフリターンマッチ、年内にやりたいと思います。連絡します。 / 口車大王2号 ( 2002-11-07 12:26 )
八百八六助さま、口車所有の安いデジタルカメラでは、暗いところでの動きのある被写体は苦手でして(レンズ口径が小さいため、シャッター速度が遅くなる)、コートでの写真はほとんど全滅状態でした。整理したら連絡します。ちなみに、今回のベストショットは、日記にアップしたジョッキの写真と、真賀砂洲子嬢のサイババ付どあっぷ写真でしょう。 / 口車大王2号 ( 2002-11-07 12:25 )
しんちゃんどの、なりふりかまわず、とにかく意志疎通をはかる。これ自分の身の安全のためにも重要なのです。エレベータなんかで視線が合ってしまったらすかさず「にこっ」とする。これだって立派なコミュニケーションだし、「私は危害を与えるつもりはない」というサインでもあります。 / 口車大王2号 ( 2002-11-07 12:22 )
こっしーさま、そのとおりです。それで日本人だけ固まってせっかく外国にいても没交渉になる。日本人に接する機会の多い人たちの日本人に対する評価は、「あいつらは英語も話せない。」です。だから、英語でちょっとでも話をすると「英語がうまい」と言われる。きわめつけは、私ジュネーブで「アメリカ人か?」と聞かれたことがあります。 / 口車大王2号 ( 2002-11-07 12:20 )
フットサル、GKお見事でした。 / 夢樂堂 ( 2002-11-06 07:11 )
昨日はお疲れさまでした.またよろしくです.写真よろしく. / 八百八六助 ( 2002-11-05 22:44 )
僕も↓の「こっしーさん」と同じですね〜。最初の頃は恥ずかしがっていたけど今ではもうなにふりかまわずですかねえ。 / しんちゃん@未ログイン ( 2002-11-05 10:21 )
外国人と話すとき、言葉が下手な事って恥ずかしくないと思います。それを恐れて話さないでいる事の方が恥ずかしいのだと思いました。 / こっしー@ますます続きが楽しみです ( 2002-11-04 23:22 )

2002-11-04 [馬太]ホームパーティにご招待−口車、The Times全面記事に載る その1


 と言っても、マルタのThe Timesなんですが。人口35万人、それでも一応「全国紙」でございます。

 マルタ最後の夜は、当時日本海軍に物資を納めていた会社の、現在の御当主にホームパーティーにご招待いただきました。新聞の記事は、そのときの様子が書かれたものです。

 それにしても、、、

 魚雷攻撃で間一髪生き残ったのは、口車ではなくてTさんの祖父になっているし、小説家NさんのマネージャーMさんは口車の奥さんになっているし、小説家Nさんの代表作「勇魚」は"YUGYO"になっているし(「えっ、そうは読まないの?と思っているあなた!違います。)、とまあ、ぼろぼろではあります。

 ま、いっか。

 そもそも、このパーティーへのご招待は、しょっぱなから前途多難でありました。

 ご自宅へは、夜の7時半ににお招き頂き、タクシーを7時に呼びました。ところが、まずタクシーが遅刻してやってくる。しかもホテルについてから場所が分からないと、運転手交代。をいをい(怒)。これで出発が10分遅れる。しかも、信じられないことに、道路は途中から、交通事故が原因のマルタではちょっと珍しいくらいの大渋滞。ぴくりとも動きません。運転手は抜け道を狙ったのですが、これがおお外し。またもと来た道へもどります。それからも道を間違えたりしながら、丘の上の邸宅へ40分遅れでようやくたどり着きます。

 家の中に人がいるのはわかるのですが、呼び鈴がわかりません。小説家Nさんが、"Anybody here?" と何回か叫んで、ようやく人が出てきてくれました。

 やれやれ。


 つづく
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そそそさま、新聞が出た頃には、もうマルタにはいなかったのだ。 / 口車大王2号 ( 2002-11-18 10:17 )
新聞に載ってから声かけられたりしました?・・・素朴な疑問デス(笑) / そそそ ( 2002-11-16 13:38 )

2002-10-29 [馬太]午後はマルタ島の中央部へ


 マルタ観光局のJohn M. Maistre氏、まだ20代なんですが、大変教養溢れる人で、食事中いろいろ興味深いことを話してくれました。

・現在マルタには、海水淡水化装置がある。
・観光は、全産業の25%を占める。
・農業が盛んで、トマト以外に、ニンニク、ジャガイモ、オリーブ、ワインなど良質なものが生産され、輸出もしている。
・マルタにもイスラム教徒はいるのだが、全くの没交渉でキリスト教徒との結婚もあり得ない。

 今年は5月から雨が降っていないそうなんですが、にもかかわらず給水制限もない理由がよく分かりました。また、水を確保できたことによって、観光客数の急増につながり、農業も盛んになったのですね。

 食後ホテルまで送ってもらい、午後は一人バスに乗って島の中央部に向かうことにしました。目的地はMdina。かつてのマルタの首都だったところです。

 Mdina方面行きのバスを見てびっくり。今はもう存在しないイギリスのメーカーのバス。少なくとも30年は走っているでしょう。こういう味のあるバスがそこら中を走り回っています。

 Vallettaを出てしばらく行くと、道の片側に連続したアーチの構造物が見えてきます。これは、1500年代にVallettaが作られた時に、水を確保するために島の中央部から作られた水道の遺構です。今なら海水淡水化装置なんてものもありますが、当時は水の確保に苦労したことでしょう。

 Vallettaを出発して約30分。並木道の街道を走り抜け、丘が見えてきます。そこに城壁に囲まれたMdinaの街があります。バス停をおりて公園を抜け、城門をくぐってMdinaへ。かつては静かだったのでしょうが、完全に観光地化していますね。観光客が激増していますから、しようがないのかもしれません。しかし、ちょっと脇道に入ると、静かな路地が続きます。

 と、その先に民族衣装を着た女性が二人。そこは蝋人形でマルタ騎士団のことを説明している展示館でした。「今日はこれで最後だから。」という惹句につられ(若い美人女性に惹かれたという説もあるが)、600円ほどの入場料を支払って中へ。スピーカーから流れる英語はわかりにくかったのですが、各国の騎士団ごとに自治権のようなものがあったこと、1636年にMdinaで大地震があり、ほとんどの建物が倒壊したことなどがわかりました。Mdinaはマルタ島で最も高いところにあり、Vallettaからは島の反対側に近いところなのですが、Vallettaまで一望できてしまいます。いかに小さい島か、よく分かります。

 再びバスに乗り、工芸村を経由してMostaへと向かいます。今回時間がなかったので立ち寄りませんでしたが、27年前にはここを訪れています。そのころと比べると、やはり観光客の多いこと。工芸村から観光客がどっと乗り込み、バスは満員です。

 Mostaとは、アラビア語が語源で「中心」といったような意味があります。ここには、ヨーロッパで3番目に大きいドームがあります。外は結構豪華ですが、中は以外とがらんとしていて、Vallettaの聖ヨハネ教会とは異なり、見るべきものがありません。そして、なんとなく古い感じがしない。その理由は後でわかりました。

 第二次世界大戦時、このドームはドイツ軍の爆撃を受け、300キロ爆弾が屋根を突き抜けて落ちています。ところが幸いにも爆弾は不発で、屋根に穴があいただけですんだのでした。ですから、戦後修復されているわけです。


 つづく
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あう、自身→地震ざんす。>そそそさま / 口車大王2号 ( 2002-11-04 13:36 )
そそそさま、蝋人形館と思ってちょうだい。自身のあった年聞いたら、もう一人の女性は答えられなかったのだけれど、彼女は一発で答えてくれたな。頭よさそうだったっす。 / 口車大王2号 ( 2002-11-04 03:46 )
赤いベストの女性の写真いいですねぇ・・あの扉の向こうには何が・・ドキドキ。 / そそそ ( 2002-11-03 00:34 )
無樂堂様、右上の写真がこのバスの運転席です。エンジン音は軽く、なかなか快調でした。 / 口車大王2号 ( 2002-11-01 00:05 )
こっしーさま、9月25日の日記の写真の、500,000,000,000ディナールの後ろに、夏目漱石さんがいらっしゃいます、 / 口車大王2号 ( 2002-11-01 00:03 )
このバスにぜしぜし乗って見たいね。 / 夢樂堂 ( 2002-10-31 22:18 )
城壁の街、多いですよね〜。・・・にしてもそんなたくさん日本人行ってるんですかぁ。私が初めてスペイン行ったときは、日本の千円札を銀行に両替に持っていったら怪訝そうな顔されましたが、最近ではドライブインの土産売りが「千円、千円〜」と日本人に声かけてるらしいですし。 / こっしー ( 2002-10-31 12:29 )
ちなみに、ヴァレッタも城壁に囲まれていて、さらに街の先端には砦もあるのです。 / 口車大王2号 ( 2002-10-30 20:35 )
しんちゃんどの、やっぱヨーロッパですから。 / 口車大王2号 ( 2002-10-30 20:34 )
こっしーさま、マルタも最近日本人激増していますからね。昨年は1万2千人が訪れています。私が初めて行ったときは、1年で千人に届かなかった。空港で買ったお土産のお菓子には、パッケージに日の丸とともに日本語で説明が書いてあります。 / 口車大王2号 ( 2002-10-30 20:34 )
こんのちわ。写真がいっぱいでわくわくしますねえ。「城壁」はチャイにもあるんですが雰囲気が全く違いますねえ。 / しんちゃん@未ログイン ( 2002-10-30 12:54 )
私が最近スペインに行こうとしないのは、日本人がたくさん行っているから、と言うのもあります。マルタは日本人が少ないたいですし、何でも(ローマ・カトリック・イスラム)あって楽しそうですね。いつかホントに行きたいと思います。 / こっしー ( 2002-10-30 09:27 )

2002-10-24 [馬太]Ristorante & Dolceria Rubino


 午前中ヴァレッタ市内を歩き回った後は、いったんホテルに戻りマルタ観光局のJohn M. Maistre氏を待ちます。本日のお昼は彼がマルタ料理をごちそうしてくれることになっています。「マルタ伝統料理をごちそうしようと思うのですが。」という申し出を、だれが断るでしょうか。

 レストランはヴァレッタ市内メインストリートのRepublic Streetの通り一本隣、Old Bakery Streetにあります。看板にはConfectionaeryとあり、「あれ?」と思ったのですが、創業時はお菓子屋さんだったそうな。現在の御当主はマルタ料理の研究家で、伝統的なマルタ料理を再現している人でもあります。本も出版されていて、小説家Nさんはしっかり署名入りで一冊もらっていました。

 いやいや、それにしてもほんとおいしい。私、ラムを頼んだのですが、なんというか、一種独特の味付けです。見た目は濃い感じなんですが、全くもたれません。マルタのワインもおいしいし。マルタでは、食べるものが毎日毎日どんどんおいしくなります。

 あ、料理の写真とり忘れた。


 つづく
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夢樂堂殿、画像をとってくるだけザンすね! / 口車大王2号 ( 2002-10-29 21:33 )
しんちゃんどの、ようこそおこしを。マルタ料理ですか。。。一言、大変旨い味です。イタリアに似ているっちゃぁ似ているかな。 / 口車大王2号 ( 2002-10-29 21:32 )
走る酔人(PAO) さま、ほんとーーーーーに左様でござるなぁ。イタリアはイタリアで、捨てがたいでござるよ。 / 口車大王2号 ( 2002-10-29 21:26 )
でじかめさま、当たり!一応写真とったが、ほとんど食い終わりのぐちゃぐちゃな状態であった。 / 口車大王2号 ( 2002-10-29 21:25 )
代わりに行って夢樂堂が画像を撮ってくら。。 / 夢樂堂 ( 2002-10-29 17:27 )
こんにちわ。マルタ料理ですか、どんなお味なんでしょうか、一度食べてみたいものです。 / しんちゃん ( 2002-10-28 05:32 )
ああ旨そう。1日こっちのイタリア料理と交換できたらいいのに。 / 走る酔人(PAO) ( 2002-10-27 17:45 )
さては写真とるのも忘れて食べましたね?(笑) あぁぁ食べたぃぃぃ〜(^へ^)じゅるりんこ★  / でじかめ@毎回しでかす男☆ ( 2002-10-27 05:51 )
まあぼうさま、ご来場ありがとうございます。左下の注文をとっている方がオーナーシェフで、マルタでもすたれつつあった独自の料理を、復元研究されていらっしゃいます。デザートがまた、最高にんまかった。 / 口車大王2号 ( 2002-10-26 21:35 )
ランダムジャンプで飛んできた(笑)外人さんだぁ〜(*・。・*) / まあぼう ( 2002-10-26 13:10 )
えむさま、マルタではずしたのは一か所だけだな。それでもすごくまずいわけではなかった。 / 口車大王2号 ( 2002-10-25 10:44 )
こっしーさま、うさぎもです。ほんとうにんまかっただ。 / 口車大王2号 ( 2002-10-25 10:43 )
ラム・・おいしいラム・・・ワイン・・・ごくっ。 / えむ ( 2002-10-25 08:55 )
ウ、ウサギもですかぁっ。いいなぁ〜〜〜っ。↓↓この店って、ホントにおいしかったんですねっっっ ! ! ! / こっしー ( 2002-10-24 22:23 )
こっしーさま、マルタは、ウサギも名物です。ここは、ほんと〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜においしかった。日本のガイドブックにも載っていないっす。 / 口車大王2号 ( 2002-10-24 20:36 )
ラム・・・懐かしいです。スペインで食べたもので忘れられないのが、ラムとウサギ。またマルタに行きたくなっちゃいましたよ〜。 / こっしー@先立つものがない〜 ( 2002-10-24 11:26 )

2002-10-22 [馬太]エスカルゴ


 別に、だれかさんのことを呼んだわけではありません。

 聖ヨハネ教会から出てきたら、出口のところに木が一本あって、前を通りがかると目の高さに小さな洞があって、そこにびっしりとカタツムリがいるではありませんか。マルタは5月から4か月雨が降っておらず、カタツムリ君たちはこうやって木の洞に固まってじっとしているのでした。

 聞くところによると、マルタはエスカルゴの有名な産地なんだそうです。


 つづく
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そそそさま、そうなんです、カタツムリ君たちなんです。雨がずっと降っていないから、かなりつらそうにじっとしていました。 / 口車大王2号 ( 2002-10-29 21:23 )
いやぁ〜!(笑)これカタツムリなんですの?驚き! / そそそ ( 2002-10-27 23:56 )
りぃなさま、受けたかいね。 / 口車大王2号 ( 2002-10-24 20:34 )
だれかさん、ども! / 口車大王2号 ( 2002-10-24 20:34 )
勇者パオラさま、これは食用になる種類だそうです。ただし、ここは教会の中なので殺生はいたしません。エスカルゴの食感は、ま、サザエに近いと思って下さい。 / 口車大王2号 ( 2002-10-24 20:34 )
こっしーさま、あのガーリックの香りとともになんともいえませんなぁ。ポーランドいた時、ワルシャワにたった一軒あった魚料理のレストランで、貝の料理というとエスカルゴしかありませんでしたね。 / 口車大王2号 ( 2002-10-24 20:31 )
こっしーさま、この日記を書くときまでなんでCo-がつくのかわかっていなかったのです。んで、「あっ、そうか。」とはたと気がついた。翻訳の困るのは、最初に翻訳した人間の勝手な解釈が入って、「共同協会」の「共同」の部分がとれたりするわけです。そうすると、本来の教会の位置づけとかが全然伝わらない。 / 口車大王2号 ( 2002-10-24 20:30 )
八百八六助様、驚きましたよ。ちょうど目線の高さ。乾ききっているものだから、じっと寄り添うようにしていました。木から水分をもらっているようですね。 / 口車大王2号 ( 2002-10-24 20:28 )
んふ、笑っちゃいました↓ もっと気合いを入れた書き方だったら、もっと面白かったのに、なんて。 / りぃな@すみません。。 ( 2002-10-24 03:07 )
誰かさんです。→ / エスカルゴ ( 2002-10-23 20:26 )
これは食用のみなさんなのでしょうか?そしてエスカルゴとは旨いものなのでしょうか?ばい貝みたいな味?(←失礼。) / 勇者パオラ ( 2002-10-23 01:12 )
↓下の日記のつっこみと間違えました〜、ゴメンナサイっ。スペインで食べたエスカルゴもブエニッシモ ! でした。 / こっしー ( 2002-10-23 01:11 )
かつてあっしもストロボ無し撮影をして、いろんなトコを撮りました〜。Co-で始まる名前に負けない内装ですね。Co-だからこそできたのかも。。。 / こっしー ( 2002-10-23 01:09 )
エスカルゴってこんなところにいるんですね.そういえば最近,道ばたをカタツムリが歩いているのを見かけた.つぶされなかったかなぁ. / 八百八六助 ( 2002-10-22 23:42 )

2002-10-21 [馬太]St. John's Co-Cathedral


 さて、しばらくプラハに行っておりましたので、間が開いてしまいましたな。

 King's Own Band Clubを出てさらに1ブロック下って通りの反対側に出ると、そこにはSt. John's Co-Cathedralがあります。Johnはヨハネのこと。すなわち日本語では聖ヨハネ教会となります。

 さらに、なんでCo-Cathedralとなっているかですが、マルタ騎士団というのはヨーロッパ各国の混成部隊で、今で言う多国籍軍なんですな。この各国の騎士団が共同で教会を建てたのが、ここの教会です。そこでCo-Cathedralとなっている。だから、日本語では正確には、聖ヨハネ共同教会となります。

 教会に入ってみると、中央の礼拝堂の両わきにチャペルが並んでいて、各国毎の名前になっています。中央の礼拝堂の両脇にアーチが見えますが、そのアーチごとにチャペルがあります。

 外観は地味な教会ですが、中はなかなか豪華です。

 さて、ここの教会がもうひとつ有名なのは、イタリアの画家Caravaggioの代表作があることです。実生活では殺人を犯したりはちゃめちゃだったカラバッジオですが、その残した作品は、ルネッサンスの呪縛から逃れ出た、革新的なものでした。


 つづく
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えむどの、そうにゃのですにゃ。 / 口車大王2号 ( 2002-10-25 17:27 )
にゃるほど、そうなのですか。私が行った教会は内部撮影禁止でしたわ。荘厳な感じですなぁ・・。 / えむ ( 2002-10-25 08:54 )
えむさま、個々の教会はストロボ使わなければOKでした。他の教会でも、禁止となっていてもストロボ使わなければだいたい黙認です。 / 口車大王2号 ( 2002-10-22 20:15 )
こっしーさま、マルタ騎士団の象徴の教会の割には外観は地味だなと思って、中入ってびっくり。すんごかったです。さすが、各国の騎士団が協同で建てた教会だけのことはある。 / 口車大王2号 ( 2002-10-22 20:13 )
教会内部って写真撮れるのですか?結構ダメなところが多いから・・ / えむ ( 2002-10-22 15:46 )
確かに外観に対して内装(?)がスゴイですね。あっしもスペインのカテドラルを見て回った事がありますが、この組み合わせは珍しいと思います。 / こっしー@うー、また行きたくなった ( 2002-10-22 12:19 )

2002-10-17 [Czech]ただ今プラハにおります。


 ここのところマルタ旅行の日記が途切れておりますが、それはなぜかというと、、、、


 ただ今プラハに来ております。何しに来ているかというと、写真のところで会議をやっております。

 ぢゃ、また!

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こっしーさま、確かに書体が違うというか、ここら辺の言葉は発音記号もいろいろやたらついていますしね。惑わされる。 / 口車大王2号 ( 2002-10-22 20:11 )
あ、チェコ・スタンダード・インスティテュート、ですな。失礼しましたぁ〜っ。チェコ・ポーランド・ハンガリーあたりのアルファベットってちょっと書体が違うんですよね〜。でも、ケレル文字とも違うし。 / こっしー ( 2002-10-22 12:15 )
gewbieさま、珈琲よりビール一杯のほうが安いという、とてつもない国です。最高級レストランで飲む珈琲一杯がドトールといっしょのお値段です。クラシック音楽の演奏会、そこら中でやっています。チェコ人は日本人が大好きです。最近も、長野オリンピックでチェコがアイスホッケーで初めて金メダル取ったし、今年は天皇、皇后両陛下がチェコ訪問しているし。 / 口車大王2号 ( 2002-10-21 20:33 )
あややん、残念ながらプラハでは栗は落ちていなかった。去年オスロで拾ってきたのなら、まだ山のようにあるっす。ちなみに、ナイロビは治安が悪いから、気をつけるように!ライオンの牙ひろってきておくれ! / 口車大王2号 ( 2002-10-21 20:31 )
Hideyさま、行きましたよコンサート、最後の日は2軒はしごしました。 / 口車大王2号 ( 2002-10-21 20:30 )
こっしーさま、一部英語が入っております。「チェコ規格協会」と日本語に翻訳できますか。 / 口車大王2号 ( 2002-10-21 20:29 )
いつも見にきてくださりありがとうございます。プラハというのはどんなところなんでしょう。未だヨーロッパ行ったことないんです。 / gewbie ( 2002-10-21 20:04 )
栗ひろってきて。 / あやや ( 2002-10-21 13:32 )
おお、プラハ!僕もこの7月に行って大感激してまいりました。クラシックやオペラなど機会があったら是非お楽しみください。ちなみにRさんが最新の記事でプラハのこと書かれてますよ。 / Hidey ( 2002-10-18 10:35 )
う、チェコ語わからないでーす。続きを楽しみにしてまーす。 / こっしー ( 2002-10-17 22:26 )

2002-10-04 [馬太]King's Own Band Club


 考古学博物館出て、先日行った宝飾店へ向かって、すなわち半島の先へ向かってリパブリック・ストリートを1ブロック行くと、1874年創業のキングス・オウン・バンドクラブがあります。まあ、いわばパブのようなものなのですが、なぜバンドクラブなんて言う名前がついたのか。

 当時、マルタはイギリスの植民地でした。イギリスとしては、現地のマルタ人の男達が集まっていると、イギリスにとって何か良からぬことを相談しているのではないかと思う。そこで、マルタ人は各部落毎にブラスバンドを作って、バンドの練習で集まるというのを口実にしたのですた。そのバンドの人たちの練習場として作られたのがこのバンドクラブであり、階上には練習したりコンサートを行ったりするホールがあるようです。要するに集会所であり、パブそのものなのです。

 第一次大戦時、日本海軍がマルタに駐留していたとき、日本海軍の将校達はイギリス海軍の将校クラブで会食をするのが基本でした。しかし、将校クラブはドレスコードがきつく堅苦しいので、大方の将校達、もちろん兵卒達は、すぐご近所のこのマルタ人達のくつろぎの場である、キングス・オウン・バンドクラブに入り浸っていました。

 すなわち、1917年、祖父はここに腰掛けて、同僚達とくつろいだかもしれないのです。いや、のんべえだった祖父は、間違いなく来ているでしょう。85年の歳月を経て、祖父が訪れた場所にこうして座ることができて、なんだか感無量になり、うるうるしてしまいました。

 今でも、お年寄のくつろぎの場にもなっており、当時と雰囲気はかわらないでしょう。時々蒙古斑を持ったマルタ人の赤ちゃんが産まれるのがずっとなぞだったそうですが、こういう場所で恋が芽生えていたのでしょう。日本海軍が2年近くマルタにいたという事実は、ほとんどのマルタ人にも忘れられていたのです。

 つづく
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そそそさま、さらに旅先に知り合いがいると、全然深みが違います。 / 口車大王2号 ( 2002-10-17 21:29 )
旅は知識や思い入れがあるとおもひでの深さが全然違うんでしょうね〜「なんとなく」ふらふら旅をするのはやめよう>自分(苦笑) / そそそ ( 2002-10-13 22:39 )
さにゃえもんさま、まさに祖父がいた場所に今回は座ったわけで、なんというか感無量でした。 / 口車大王2号 ( 2002-10-12 11:00 )
時を越えて同じ場所に座るってなんだかロマンチックなお話だね。 いい感じだわ。 / さにゃえもん ( 2002-10-08 23:42 )
こっしーさま、奴隷制度のあった国なんかも、もっとシビアな状況でありましたね。 / 口車大王2号 ( 2002-10-07 23:43 )
夢樂堂様、まあ、ほんとに思いもかけないつながり方をしているものでございます。 / 口車大王2号 ( 2002-10-07 23:42 )
きっとそう言う「バンドクラブ」的なものは、世界中にあるのかもしれませんね。。。 / こっしー@マックユーザー様でしたか〜 ( 2002-10-06 22:29 )
マルタ島、ホント、日本と縁があったなんて知らなかった。 / 夢樂堂 ( 2002-10-06 21:17 )
小説家Nさんは、日本人です。 / 口車大王2号 ( 2002-10-06 12:24 )
CWさんなんだ〜。 / スーパーしえろ ( 2002-10-05 23:29 )
マルタへは、イタリアから船でも行けます。イタリア縦断をされるのでしたら、最後にぜひ訪れることをお勧めします。本当に、ほっとするところですよ。 / 口車大王2号 ( 2002-10-05 23:14 )
この本は、当時の日本海軍の公式記録文書として残されたものの後半部分を復刻したものですが、ずっと歴史にうずもれていました。初めてマルタを訪れてお墓を見上げたとき、ほとんど忘れ去られたその存在に悲しくなったものですが、私自身復刻に関わることができ、少しでも日本の社会に地中海遠征の事実が再び知れ渡るきっかけを作れたことは、望外の慶びです。 / 口車大王2号 ( 2002-10-05 23:12 )
以前自分の日記にも書きましたが、Hideyさま、日本人がどのようにヨーロッパの文化に触れたか、日本海軍地中海遠征記をぜひお読み下さい。旅行記として第一級です。当時の日本人がどのように考え、どのように行動したか、そして当時の日本海軍がいかに柔軟性に富んだ組織であったか、よくわかります。 / 口車大王2号 ( 2002-10-05 23:02 )
ゆうりさま、ありがたう。ほんとにやばいっす。 / 口車大王2号 ( 2002-10-05 22:56 )
おじいさまの足跡を辿られる旅、素晴らしいですね!それもマルタとは。その頃初めて西洋文化(それももっとも粋な!)に触れた日本人の驚きと戸惑いが目に浮かぶようです。僕も今度はその方面ぜひ行ってみたいです。来春にも予定しているイタリア縦断一人旅の続きで行きたいものです。 / Hidey ( 2002-10-05 11:16 )
大丈夫でしょうか・・崖っぷちとは!! 落ちないように!! 大王様なら大丈夫ですわッッ。 がんばって!! / ゆうり@いつも有難うデス ( 2002-10-05 02:31 )

2002-10-03 [馬太]すごいです、マルタ国立考古学博物館


 9月13日は午前中からヴァレッタ市内をぷらぷら。リパブリックストリートをずっと歩いていって、国立考古学博物館に入ってみました。博物館の建物自体歴史的建造物で、リパブリックストリートの骨格となってます。

 この建物に入っていって、展示を見て回ってびっくり。

 石造りの巨大建造物というと、まず思いつくのがエジプトのピラミッド。これが作られたのが紀元前2530年頃なんですが、なんとマルタで発掘された寺院跡は紀元前3600年頃に作られたもの。文句なく世界最古の石造りの建造物です。

 あとで説明を聞いたのですが、写真のようにこの建造物の壁はカーブを描いています。で、部屋の中のある位置に立つと、話し声とかがその一点に集中して大きく聞こえる。そんな構造になっている建造物を、紀元前3600年に作っているのですね。

 そして、遺跡から発掘されたのが「マルタのヴィーナス」と言われている土像。頭を木の棒で固定していたのでなくなってしまっていますが、なんと写実的なボディでしょう。こんな造形を今から5600年前に生み出していたなんて、ほんと信じられません。

 つづく
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