今日、近所の幼稚園の体験に行ってきた。
そこは広い園庭がウリ。
終わって教室からでたあとにそれは起こった。
私が自分の靴を取りに行っている間にあろうことかムスメは靴もはかずに園庭に躍り出ている。その先には水撒きをしている先生の姿が。
「ま、いっか。それも悪くない。」とゆっくり追いかけていたら、知り合いのお母さんがすっ飛んでムスメを抱きかかえてもどって来てくれた。
お礼を言って靴をはかせるとまた、もとの場所に舞い戻ってホースと水を追いかける。保育士さんもムスメをぬらさないように上手にホースを操ってくれる。
まわりを囲む子供たちが増えてきたので、水撒きは終わった。
私の近くに戻ってきて、しばし遊んでいたムスメ。
また、突然、走り出した。
その先にはブランコを勢いよく漕ぐ園児。
当然、よけると思ったのに、ムスメは一直線。
ぶつかった。
跳ね飛ばされた。
転んで、泣いた。
その頭に、ブランコがご〜ん。
急いでブランコの下から救出。
園の人も駆けつけて「擦り傷が!事務室で消毒しましょう。」
「いやだよー。おうちかえるよー。」
私はといえば、頭が気になって瘤の確認ばかり。
幸いなことに、頭はたいしたことがなかった。
消毒をしてもらっている間、見てたという事務のひとが「ブランコ乗りたかったら順番を待たないとね。」
とムスメに諭していた。
私にも「お母さんがちゃんと見てないとダメよ。」と。
まあ、私に関して言えば、見てたけど、追いつかなかっただけ。それをその人に言っても仕方がない。ただ、ムスメに関して言えば、順番は待てる子なのだ。
なんかヘンだなぁと思いつつも「ブランコ乗りたかったの?」と聞いてもムスメは泣くばかり。
消毒が終わって「はい。がんばったご褒美」と、その人がムスメの口に飴を入れてくれた途端。ぴたりと泣き止んだけど。恥ずかしいくらいゲンキン。そして普通に話し始める。
帰り道ムスメは「お水のところに行きたかったの。」と私にだけこっそり告白。
水撒きを保育士さん再開しようとしてたそうな。
知識としては知っていたけど、自分がこんなに早くに体験するとは思わなかった。
幼児には目標物しか見えてない・・・。
飛び出し危険。
今回は擦り傷だけで済んだけど。
今も、泣きそうなくらい、怖い。
かといって、元気がありあまっているムスメとずっと手をつなぎ続けているわけにはいかない。道路はともかく幼稚園とかでは・・・。
とにかく、言い聞かせる。それしかないだろうか?
いつかムスメも成長する。そしたらもうしなくなる?
時が解決してくれる・・・?
※お料理大好き。スパゲティは慣れたもん。この前はチャーハン一緒につくってフライパンのふちにさわって軽いやけど。でも泣かなかったのだ。バレてやらせてもらえなくなると困るからー。 |