久しぶりに日記らしい日記を書いてみようと思う。
・・といっても去年の暮れの話で恐縮なのですが・・・。
まあ・・この事は現在進行中と言うことなので・・いいでしょう。
暮れも押しせまった30日の晩・・・友人の小暮氏から電話があったのだ。
「あのよぉ〜実は困った事がおきたんだ」
「何だよ・・藪から棒に」
「実はな・・俺のうちによ・・は蟻が出てきてよ。」
「は蟻って・・あの・・は蟻しろアリでたら家の用心っていう・・あれか?」
「おお・・そうなんだ・・・中古で買った家だから・・床とかが・・ぎしぎし言うの は・・我慢してたんだけどよぉ〜。こまったもので・・は蟻だもんな。まいったよ・・ なんとかならねぇ〜かな・・いい方法しらねぇ〜かな」
「そんな事急にいわれてもな・・やはり駆除業者に頼むしかねぇ〜んじゃないのか」
「そんなこたぁ〜わかっているんだけど・・ほれその結構高いらしのよね・頼むとさ。 その前にお前に相談して何か良いアイデアあったらそれをやってみようと思ってな。」
「う〜ん・・良いアイデアっって・・考えているうちに家が食い尽くされて・・ぶったお れるんじゃねぇ〜のか?」
「そんなこというなよ」
しばらく・・私は頭の中で同窓会名簿をめくっていた。
「・・・・おお・・そう言えば俺の大学の友達でフマキラーって所の殺虫剤メーカーの研 究開発やっているやつがいたな・・聞いてやるよ」
「頼むそうしてくれ」
それから私は友人に電話し・・・事情を話した。
偶然にも・・彼は新しく作ったモノを試してみたいと大乗り気になってくれた。
持つべきは友人である。
しかしねぇ〜正月早々・・しろありの駆除の手伝いでかり出されるとはおもってもみませんでしたね。
《小暮氏の家にて》
「こいつ・・大学時代の友達の石井・・こっちは・・小暮」
「よろしく!」「すみませんね正月から・・」
「いいってことよ・・俺も効果見てみたいから・・。これがほぼ完成品の・・はアリ・し ろアリの駆除剤「ツマキラーA」・・効果てきめんさね」
「ほぉ〜」「ほぉ〜・・しかし名前が変なだな」
「あっはは・・女房にはきかねぇ〜ぞ」
ちょうどその時何匹かの羽蟻が・・床をごそごそそ。いや・・そろそろ歩いてきた。
「じゃぁ〜かけるぞ」
シューシュー
しばらくみつめる一同
「ありゃぁ〜全然元気じゃないの」
「ホントだほんとだ」
効果のないのに石井はいらだっているかのようだった
「おかしいな・・こんなはずじゃねぇ〜んだけど」
シューシュー
「ありゃりゃりゃ・・効果ないじゃないの。全然」
「うっるせいな」
彼は苛立ってきた。
「っで・・どうなるはずだったのよ」
むっとしたように言った。
「は蟻ポッタ〜・・溶けんじゃ!」の石井。
今日も寒い・・本格的な冬。
酎・・・・ハハハッハ〜フィクショ〜ン |