2003-07-17 小銭の人は計算好き
2003-07-14 FIFA女子Ｗ杯予選プレーオフ・日本 - メキシコ戦
2003-07-08 ボサノヴァの神さまがやってくる（本当に！？）
2003-07-07 ANAマイレージクラブEdyカード
2003-07-04 6/28 フットサル
2003-06-12 判り安すぎる夢
2003-06-09 最近の「何じゃコリャ？」
2003-06-05 Happy Birthday Dad!
2003-05-27 ベティコへの道　その４〜チームのことをもっと知ろう！
2003-05-22 ベティコへの道　その３〜チケット購入

先日、ANAマイレージEdyカードを作った小銭の人。さっそく職場の売店で雑誌を買い、コツコツとマイルを貯めている。

しかし気づいてしまった。定価360円の「AERA」では１マイルしか貯まらない上に約160円をドブに捨てていることを。そこで、翌日発売の「日経アソシエ」（定価550円）と抱き合わせで買った。お互いを単独で買うと３マイルだけど、あわせて買うと４マイル。この辺りの堅実さ（セコサ）、流石小銭の人である。

ところで今、コンビニの「am/pm」では、Edyに１万円チャージするとその場で500円プラスプラスチャージ、というキャンペーンを8/29までやっている。更に5,000円以上チャージを一口にANAスカイホリデー旅行費用10万円分プレゼントというプレゼントもやっている。こういったマル得情報を小銭の人が見逃す筈がない。

am/pmは通勤のコースから若干外れているけど、帰り道にしっかりよってチャージ！　しかも、「10,000円が10,500円になって、それで５％引きの本を買うと言うことは11,052円...」と思わず計算してしまう。

そこがどうしようもなく小銭の人だ。

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7/12(土) 15:00 キックオフの試合を国立競技場に見に行きました。

過去３回のＷ杯に日本は全て出場していますが、今回は参加が危ぶまれる大ピンチ。アジア予選でまさかの４位になり、北中米・カリブ地区３位のメキシコと出場国１６の最後の枠を争うホーム＆アウェイ戦のプレーオフに最後の望みを託すというギリギリの状況だったのです。

しかし第一戦・アウェイでの試合は、９万人の観客、更に会場は標高2,200mという圧倒的に不利な状況でありながら、常に先攻し最終的に2-2で引き分けという大いなるアドバンテージを得ました。そしてホームである国立競技場にてメキシコを迎え撃つのです。

もちろん勝てば文句無く予選突破。アウェイ・ゴールは２倍でカウントするので 0-0, 1-1 でもＯＫと言うことでした。ただ、この「２倍」に関しては２試合目の直前まで日本協会に伝わっていなかったらしいのです。しっかりしろＦＩＦＡ！

肝心の試合ですが、前半は相手に押しこまれる場面が多く、「やばい！」と思う場面がいくつかありました。特にGKが触れなかったメキシコのシュートをDF? MF? の選手がゴール枠内のライン上でクリアしたシーンは寿命が縮みました。

どうも１対１の局面で相手を抜くテクニックはメキシコ選手の方が巧みだったし、日本のパスとかクリアとかに意図が感じられず、ド素人の僕から見ても「なぜそこに蹴る！」という場面が多く、フラストレーションがたまりましたな。シュートも枠に飛んでないし...

ところが後半になると別のチームになったかのように日本が攻勢に転じます。

後半の１１分に、左サイドの山本選手が絶妙の切り返しで、メキシコDF２人を置き去りにして、直後にあげた絶妙なセンタリングに、沢選手がヘッドであわせて先制。僕はこの山本選手のプレーにＭＶＰを贈呈したい！

その後も危なげなく試合は進み、後半３８分に途中出場の丸山選手が２点目のゴールを決め、試合はそのまま終了。日本がめでたく４回目のＷ杯進出を決めました。

ロスタイムが４分、ということで僕の席の周りの人たちは早く終わりにして欲しいらしく、プレーが止まっても試合を続行させる審判に対し、ブーイングが出ていましたが、終わりに近づくにつれ調子が上向き、次々と相手ゴールに襲い掛かる日本女子イレブンを、僕はもう少し見つづけていたかったなぁ。

さて、残念だったのは、国代表がＷ杯行きを決める試合に観客が12,000人強、ということ。僕自身は１週間くらい前に朝日新聞にてこの試合のことを知って、行くことを決めていた。直前とかあまりテレビを見れなかったれど、メディアでの扱いはどうだったのだろう？

Ｌリーグのチームを持っている日テレがもう少しアピールをすればもっと観客が入っていたかもしれない。阪神の快進撃やイチロー・松井の話題を後回しにしてトップ項目に上げるべきではなかったのだろうか？　と思う。

まぁ、結果的には勝ちましたが、試合内容に関しては課題が多かったと思います。せっかく左右の選手がサイドを駆け上がっても、フォローする選手もいなければ、センタリングを上げる相手が無くて孤立、敵のDFに囲まれてボールを取られてしまうって場面が多かった。１対１で敵に抜かれてしまう場面も多かったし、そういう局面を作り出してしまうということはあまり組織立ってDFが出来ていないのかもしれない。また、パスの精度が良くないのも問題。

本番まで２ヶ月強でどれだけ修正が効くのか分からないけど、ぜひとも本戦でも予選リーグを突破してベスト８入りを果たして欲しいものです。（さてその様子はテレビ観戦出来るのだろうか？）

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過去に何度も来日が噂されながら実現しなかった、ボサノヴァの巨人、Joan Gilberto 遂に来日！

いまや夏の定番ともいえるボサノヴァ。皆さんが真っ先に思い出すのは「Girl from Ipanema」が収録されたアルバム「Getz/Gilberto」かもしれない。あのアルバムでギターとボーカルを担当しているのが彼である。

しかし僕のお気に入りは「ジョアン・ジルベルトの伝説」である。収録された３８曲、その殆どが２分前後。ストイックなまでに無駄な部分が削ぎ落とされた極上音楽。「涼しげ」とか「リラックス」とか「癒し」なんて言葉は不要。これがあれば他のボサノヴァはなくても良いと断言できるくらいの名作。

さて、東京近郊でのライヴの日程は以下の通り。

　9/11(木)・12(金)・16(火)は東京国際フォーラムホールA
　9/15(祝)はパシフィコ横浜国立大ホール

土日が空いているのが気にかかるが...（追加公演？）とにかく、即行でパシフィコ横浜のチケットを確保してしまいました！

しかし、そこは奇人で知られるジョアンのこと。実際に幕が開くまでわかりません。何と言っても主催者側の「開演時間は予定です。アーティストの都合により開演時間が遅れる場合があります。あらかじめご了承ください。」という言葉。普通、こんなことわざわざ断りませんですよね...去年かおととしのNYはカーネギー・ホールでのライヴ・レポを雑誌で読んだことがありますが、「開演予定10分後に本人が本当に登場」と書いてあったくらいですから。

機嫌を損ねると幕が開いていても途中で帰ってしまうかも？　というくらいな人らしい。これが頑固なラーメン屋の親父だったら、「何様のつもりだ！」と言って他の店で食べればいいけど、ジョアンは世界でただ一人なので、ここは心していかねばなるまい。（本当か？）

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なんとANAのマイレージカードに Edy が搭載されることになった！

Edy とはJRのSuica（スイカ）にも利用されている、非接触ICカードの技術を利用したプリペイド型の電子マネーだ。（詳しくはコチラ）ちなみに Euro, Dollar, Yen のそれぞれの頭文字をとったのがネーミングの由来だとか。

この10年弱、Northwest/KLM連合のWorldPerksのマイルを中心に貯めていて、いつも中途半端にANAのマイルを捨てていた僕にとっては、これは嬉しいニュースだ。

さて、ANAはスターアライアンスというユナイテッド航空を中心とするマイレージのグループに所属しているが、このグループはルフトハンザ、スカンジナビア、シンガポール、キャセイ・パシフィック、エアーカナダなどなど、提携先が豊富なのがウリ。

しか〜し、だ。

同じスターアライアンスグループであっても、ANAの場合は無料航空券獲得までのハードルが他と比べて高いのだ。

例えば、僕は去年、スターアライアンスの一つ、タイ国際航空の格安航空券で成田−ロスアンジェルス間を往復したのだが、これをANAのマイレージのカードにチャージしたところ、50%の5,450マイルしかカウントされなかった。ANAは正規料金のエコノミーのみ100%カウントするのだ。ちなみに殆どの海外のキャリアが格安だろうと何だろうとエコノミークラスは実フライトの100%カウントするのに！

僕はANAと提携のクレジットカードも持っていないのだが（ショッピングのマイルは WorldPerks のCitiBank VISA で貯めまくっている）、一番マイルを効率的に稼げるフライトでこのロスは大きい。こんなことならアメリカ在住時にUAのマイレージを登録しておけば良かった、と思ったくらいだ。

ANAで特典旅行（15,000マイルが必要）の資格を得るには格安航空券なら西海岸３往復しないと無理なことになる。10,000マイルで引き換えできるANA特選ギフトはあまり貰っても嬉しくないようなものばかりだし...

で、僕が現在持っているマイルは6,626マイル。2004年の末に400マイルを残して全て消滅するし...と思っていたところ、このEdy採用のニュースだ。

Edyを200円使うごとに1マイル加算。そして10,000マイル＝10,000円分のEdyとして還元される、というのがキホン。

さて、目標の10,000マイルまでは残り3,374マイルだが、９月に誕生日割引で鳥取・島根に行く予定を立てている。ANAは片道しか使わないので、獲得予定は246マイルになる。ってことはゴールまでの道は3,128マイルで、単純計算でも625,600円？

...これだけ払ってやっと１万円ゲットというのは本当に得なんだか疑わしいところだが（笑）。しかし、僕がこの計画に一歩踏み出したのは理由がある。

何とうちの会社の中に入っている本屋と電器屋でEdyが使えるのだ！

しかも本屋はもともと消費税分ディスカウントして売っているのだ。Edyでの支払いなら更に0.5%のポイントGET！

一方、電器屋は市井の量販店と比べても特別安いとはいえないが、ここでも何とＣＤやＤＶＤ、ゲーム（やらないけど）ソフトは15%引きなのだ。

もともと安かった本と各種ソフトを買っているうちに、少しずつポイントがたまるのがミソ。

その他、使えるお店が今後増えてくれると嬉しい...のだけど、正直0.5%のキャッシュバック率はあまり高いとも思えないので、あまりムキになってポイント貯めるのはよして、ただでさえお得な社内の売店をフル活用して、来年末までにうまく10,000マイルのハードルをクリアできたらラッキーくらいに考えた方がいいのかもしれない。

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今年３度目のフットサル。幹事をやるのも３回目。

別に永久幹事と決まっているわけじゃないけれど、やることはほぼ毎回一緒なので、あんまり手間でもないし、何せ幹事をやると自分の都合のいい日に設定できるというメリットもある。でも、２回目にTAKEさんとやったみたいに誰か共同でやってくれないかなぁ、と思ったりもしてますが。

さて、数えてみたら今まで20名の方がひまじんフットサルにプレーヤーとして参加し、14名の方が見学・宴会に駆けつけてくれています。その方々がリピーターになってくれる率が高いのもとても嬉しいことです。

贅沢な悩みとしては、一人一人の参加者とあまりお話が出来ないことかもしれません。何せフットサル２時間、その後の宴会が５時間（！）でも殆どお話が出来ない人がいるくらいですから。

さ〜て、今回初参加のメンバーをご紹介。

【えもりあきらさん】
今回の最年少メンバー。流石に経験者だけあって見事にゴールマウスを死守してました。くっちーさん、頑張らないとサブに転落ですよ！

【しまおさん】
見学だと思っていたら、気合の入りまくった服装でビックリ。ただ最初だけでした... 今回は見学扱い、ということで、次回からはさにゃえもんとマッチアップしてもらってスタミナアップ？

【ティムさん】
しまおさんとコインさんのお知り合いのイングランド人です。確か日本在住１３年ということで、流暢な日本語を話します。というか誰も英語で話し掛けません（笑）。
人とボールに強く、寄せが厳しく、そんでもっていきなり弾丸のようなミドルシュートを放ちます（被害者→私）。闘将ドゥンガタイプといえば判っていただけると思います。

何でもティムさんは自分が所属するフットサルチームとの対抗戦を希望しているとか...

【Jundoさん】
前回はasariさんとコ（子？小？）Jundo君ともども見学でしたが、今回はプレーヤーとして参加していただきました。そしてお子ちゃまをお風呂に入れた後、宴会へと見事なオーバーラップ。すばらしい！　すばらしすぎる！

【杏綬さん】
神戸から参加、いやっほぅ！　元気でテンションが高くてよろしいのだが、おじさんは何だか元気を吸い取られているような気がするのが不思議だ。

【もんたーにゃさん】
元ライターさん（ってことでいいのかな？）。今回は宴会のみの参加でした。チームのエンブレムとかデザインしてくれたらすんごく嬉しいんですが...

【でぃどさん】
今回は宴会のみの参加でしたが、フットサル経験者ということで次回に期待です。爪早く直るといいですね。

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今後の展望

ティムさんのフットサルチームとの対決、とかコインさんが所属するチームとの１１人制の試合とか色々予定はあるようです。個人的には試合の前には強化合宿を行って、戦術浸透と意思の疎通（飲み会？）を図るのが肝要ではないかと思ってます。

１泊２日のフットサル三昧・温泉三昧・宴会三昧の合宿。誰か企画して〜

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僕はどこかの薄暗い地下室にいる。地下室と言ってもいわゆる半地下？　部屋の上の方には窓があって、そこからは陽の光が差し込んでいる。

そこはあまり流行ってないジャズのライブハウス、ちょうどその日の夜のセッションに向けてのリハーサルが終わったところ。

「今夜のセッションは見てゆくんだろう？」

と黒人トランペッター。どうやら彼は僕の友人らしい。

「何だったら明日も見にこいよ。」

明日は自分の予定があり、それほど親しいわけではない彼の都合にあわせるのは気が進まない。本当は彼にちょっと会いに来ただけなので、できれば今夜のセッションも遠慮してここを去りたいのだ。しかし理由はわからないが、何かのしがらみが僕をそこに引き止める。

そこでちょっと不安になる僕。

「あれ、この街を去るのは実は今夜の飛行機なのではなかったけか？」

飛行機のチケットが入っている僕のトランクは隣の部屋にあった。

その部屋は更に薄暗く、僕は手探りで自分のトランクを探し当て、鍵を開けるとチケットを取り出す。

取り出してはみたのだが、出発の日付の欄だけが読めない。出発は今夜？　明日？

... Anywhere but here ...

ここではないどこかを求めつづけてはや半年。未だに出口が見つからない僕が見た判り安すぎる今朝の夢。

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とある雑誌の記事に大爆笑。間違っても編集者は笑わそうとしてその記事を作ったわけではないと思うが。

それは有名企業に勤めるビジネスマンがファッションに関してどんなコダワリを持っているかを出口調査するという一頁もの企画。今回の企業は僕の友人も数多く勤める某メーカーなのだが、その記事によると、「取材に応じてくれたビジネスマンの腕には（中略）ウン十万の時計が光っていました。グッチ、ロレックス、ロンジン etc.　かと思えばＧショックがご自慢の庶民派も。グループ企業だけに業種もさまざま、然るにステータスも十人十色なのでしょうか。」

この文章も酷いのだけど、何が大爆笑ってそこに登場する26人が全員ネクタイ着用！　この会社に限ってはそんなことありえない！　作為が無い限り、絶対ジーンズにポロシャツとか、ユニクロのＴシャツとかそういう人が紛れ込んで然るべき。そういう社員の方が多いし、営業や管理系でない設計・開発部門の人間はスーツ着て出社していると「デート？」「合コン？」とか言われてしまうという社風なのだ。

でも考えてみれば、この手の本当の「出口取材」をしようとしても、勝手に取材を受けないようなお達しが社員には出ているはず。と、いうことは当然、この人たちは会社の広報部を通じて招集かけられた、所謂「選ばれた人たち」で、この会社の平均的な社員ではない。きっと服装にも気を使うように言われたんだろうなぁ。

その結果、妙に高い時計をした人ばかりで、しかも割と無難なスーツを着た没個性の集団が出来上がる。

その雑誌は20〜30代の男性ビジネスマン向けの雑誌。広告主にはティファニーやプラダ、ジョルジオ・アルマーニなど世界の一流ブランドがずらり。多少なりとも広告主への配慮もあるのかも？（下衆な勘繰りかもしれないけど）そうやって見てみると、「あ、この人、スーツに負けてる」という人の姿もチラホラ。何分、普段着慣れないだけに...

これって、その会社の内部を知っている人には「何じゃこりゃ！」な爆笑記事だけど、意外と世間の人がこの会社を見る時はこういうイメージだったりして。ちょうど前回の同じコーナーが、某商社の社員が着ているスーツの観察で、それ読んだ僕が単純に「流石に商社...」と思ったみたいに。こんな記事で感心しちゃいかんという事だよな。

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６月４日、うちの親父の６４回目の誕生日。
この間、還暦だと思ったら、あっという間にあれから４つも年を取った。

さっき、実家に電話をしてみた。今年は楽しみにしていたアメリカへのフライフィッシングツアーを諦めたらしい。

理由は...SARSが流行しているからだって!?

「アメリカは平気だよ」
「いや、カナダが近いし...」

そりゃ確かに隣国ですが、トロントとアイダホでは距離にすると日本と香港くらい離れていると思いますが...

「まぁ、来年行くことにしたんだったら、少し英語でも勉強したらどう？」

うちの親父は昨年、僕と一緒にYellowstoneなどの国立公園めぐりをした後、更に１ヶ月居残って釣りをエンジョイしたのだが、何分英語が不自由なもので、他のフィシャーマンと思うようにコミュニケーションが取れなかったことが心残りだったらしい。

「最近はリスニングのテープを聴いているよ。１日３時間くらい」（！）

すごいすごい！　そのせいで少しずつ耳は英語に馴染んできたらしい。

「Water ってのは ウォーターというよりもウォーラーっていう感じになるなんて初めて知った」

やるじゃん。

「あと、１つ１つの単語を区切って発音するんじゃなくて、結構いくつかの単語が繋がって一つの単語っぽく言うことがあるってのも判った」

あぁ...それにまつわる失敗談は聞いたことがあるゾ...

2000年の夏に初めてパッケージではあるもののアメリカでの釣りツアーに参加したときのこと。とあるレストランにてウエイトレスとの会話にて...

「Super salada?」
「（ん？　これはひょっとして特製のサラダのことか？）... Yes, please?」と父。
「...Super salada?」と再びウエイトレス。
「...Yes, I want super salada.」

...

勘のいい方なら、お判りでしょう Super salada? = soup or salada? だったことは。

「リスニングで耳が慣れてくると、今度はそのテープの通り自分で発音してみるといいよ。あとはどこかに英語しゃべる人いないの？　どんなつまらんことでもしゃべってみて、場数を踏んで。ある程度は度胸とはったりも必要だから。」とアドバイスなんかしたりして。

「オレ、結構ハッタリは上手だぞ。」

ハッタリが上手とは初耳だが、度胸とアドリブは効かないんだよな。旅行中に伝説の釣り人その１にレストランで出会った時、

「話しかけてみれば？　何なら通訳するよ」という僕に対し、
「いや、今日はやめとく」

やめとくって、明日僕が帰ったら自分一人でどうやって話しかけるのさ。

僕が帰った後に伝説の釣り人その２に「お前明日ヒマか？」と話しかけられ、

「いや明日は○○のポイントに行こうと思ってます」とバカ正直に言って、伝説の人と一緒に釣りをするチャンスをふいにしたことも。

あと１年一生懸命勉強したらどのくらいのレベルになるのかな。世界中から集まる釣り仲間と友達になったらまたこれからの楽しみがどんどん膨らむよね。言葉って少しでも通じると途端に世界が広がるよね。もうあくせく働かなくていいから、いやというほど勉強できるね。

別に借金こさえるとか、人に迷惑かけなければ（ここは結構微妙だ〜）、今まで稼いだお金、毎年アメリカに行っても良いし、好きなように使って下さいな。

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さて、レプリカユニフォームは買った。スタジアムの行き方も確認した。切符も買った。では、次はチームのことを知ろう！

普通は「このチームの試合を、この選手を生で見たい！」という欲求が先だ。順番が逆なのは承知の上、リーガなら何でも良いから旅行ついでに見てみよう、という不純な動機だから仕方がない。

さて、Betisで有名な選手はと言えば、先の韓日Ｗ杯の準々決勝、韓国-スペイン戦で不運にもPKを韓国GKイ・ウンジェに止められてしまった、ホアキンであろう。あとは、ブラジル代表のデニウソンか。

事前に知っていた情報はこれくらい（笑）。ただリーガ全般に関する知識すら乏しい僕にとっては、旅行直前に入手した「Number Plus 欧州サッカーシリーズ（3）スペイン　情熱の国の血と誇り」は非常に役に立った。

Betisというチームを理解するにはあまりページ数が割かれておらずちょっと物足りなかったけど、これはリーガのみならず、スペインのありとあらゆる文化を盛り込んだ、下手なガイド本も真っ青な、充実した読み物なのだった。

先述のホアキンはこの本の中で、人気闘牛士のダビラ・ミウラと、闘牛とサッカーの類似性について対談してました。何でも彼は小さな頃からずっと闘牛士に憧れていたのだとか...

倉敷保雄氏と羽中田昌氏のリーガ・エスパニョーラ徹底ガイドのコーナーでは、Betisの一押し選手としてブラジル人MF、アスンシオン（現地では「アスンサオ」と呼ばれてました）の紹介もあったっけ。

この本では、他にもホアキン・コルテス（フラメンコダンサー）とルイス・フィーゴとの対談。アイマールとマリオ・ケンペス（エル・マタドールの称号で親しまれた往年の名選手、ともにアルゼンチン出身でヴァレンシアで活躍）との顔合わせもあります。

同じ国と言えども、多様な地域性を持つスペインならではのバスク、ガリシア、カナリア諸島のチームに対する考察、ラウール、カシージャス、カニサレス、プジョルといった選手のクローズアップ記事、更には闘牛の正しい見方やフラメンコガイド、パラドールガイドなどなど...

これを読むとスペインのDuende（魔力）にハマってしまいそう...スペインとスペインサッカーに興味のある方はお取寄せすることをお薦めします。

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さて、スタジアムについたら次はチケットだ。

ちなみに、Betis-Espanyolの前にMalaga-Racingを観に行ったときには、当日試合直前にスタジアムに行ったが、特に何処の席で見たい、というアイデアもなかったので、一番近くにあった窓口で「１枚」とだけ言ったら、ゴール裏２階席、しかも地元熱狂的ファンとは反対側の席の券が来た。

このときは間近で地元選手のゴールが見れたので、まぁ良かったのだけれど、ちょっと寂しい席だったので、今度はできるだけ賑やかな席での観戦を希望した。

そこでBetisのスタジアムの窓口で「熱狂的な人がいる席１枚！」と言ったのだけど、残念ながらゴール裏は売り切れ。先述の通り、よほどのことがない限りチケットが完売ということはないのだが、このように座席の種類によっては入手が難しいケースもままあるようだ。

そこでメインスタンドのちょっと端のブロック（35ユーロ）を購入。この日は一番いい席でも40ユーロ、一番安くても15ユーロ。思ったよりも値段の格差はない。

それにしても朝一番と言うこともあるが、閑散とした窓口！　寂しすぎないか？　ま、かえって落ち着いて席を選ぶことが出来たから良かったのか。

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