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Rの五感

五感のすべてで感じたことを。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2003-04-06 Nothing Personal.
2003-03-10 バスに乗って。
2003-03-07 「smart storage」
2003-03-03 Tempo Rubato.
2003-02-27 ひとり立つ、たとえそれがどこであっても。
2003-02-25 entre l'Hiver et le Printemps.
2002-12-31 浅い呼吸、呼び醒まされる感覚、そして?
2002-11-06 プラハ 紅い石の街。
2002-11-02 人間は平等ではない。
2002-11-01 Couleur.


2003-04-06 Nothing Personal.

現在の世界情勢に大きく影響を与えた「9月11日」。
それは多くの人々にとって悲劇の始まった日である一方、ある社会に属する人々にとっては平和への一歩を、とても大きな一歩を踏み出す日にもなった。
これが歴史の流れ、というものなのか。
決して和平が訪れるとは思われなかった、北アイルランド・ベルファスト。
その地で戦っていた人々が武器を捨てたのは、10月のこと。

世界には、小さなものから大きなものまで、さまざまな波があって、小さな波は大きな波にのまれたり、無数の小さな波が集まって渦ができたり、大きな波同士がぶつかって海流が生まれたりしている。
大きな渦ができないよう、壁を作って波を遮ることもできるかもしれない。
その結果、無理に変えられた流れは、今度はどこに向かい新たな海流を生むのか。
未来を見通すこともできず、確固たる意志もないわたしには傍観することしかできない。


大義も目的も、個人的ではない。
殺すことも、殺されることも。
それならばいっそのこと、その下で行われる何もかもが、「個人的でない」のならどれだけ良いだろう。
結末だけが個人の上に襲いかかり、痛みと犠牲をその身に受ける。
それだけが、国家も宗教も関係なく存在する、「個人的でない」真実だと思っている。






"Nothing Personal" (1995)
Directed by Thaddeus O'Sullivan


先頭 表紙

Hideyさま かといって俯瞰的にものが見えないのも困りますしね。要はバランスなのですが。ごくごく一部の被害者を保護&治療なんて、被爆乙女から思考がストップしたままなの?と突っ込まずにいられませ〜ん。 / R@さすが西部劇で止まった国だわー、なんちゃって。 ( 2003-04-22 05:28 )
りらさま いっそ巻き込まれたい、なんて思うのは安全なところにいる者の傲慢だとわかっているのだけど、でも、そう思う時があります。 / R ( 2003-04-22 05:16 )
Ecruさま 個人が受けた犠牲すらも国家のために利用する戦勝国。もう、何がなんだか、ねえ。 / R ( 2003-04-22 05:11 )
どんなに優れた外交も一個人の身の上を思う想像力を欠如しては、どこかで何かが狂ったりしますよね。戦闘という派手な一幕が終わった今、些細な部分でアメリカの本性が見えてきていますね。見逃してはならないものが。 / Hidey ( 2003-04-12 12:24 )
傍観してると思いきや、大きな大きな流れには巻き込まれていて・・・。これからどうなるのだろう、せめて自分を支える芯みたいなものが欲しいです。 / りら ( 2003-04-08 02:09 )
このスペースにうまく記すことはできませんが、今現在起きている事柄を思うとき、胸にずっしりくる最後の部分でした。 / Ecru ( 2003-04-07 22:38 )

2003-03-10 バスに乗って。

メトロよりバスが好き。
交通事情の悪いパリでは時間の不安定なバスよりメトロの方が安全だけれど、たとえ、朝や夕方、渋滞に嵌ってしまい、これなら歩いた方がずっと早いということになっても。
メトロに比べて、断然、安心感があるし。

バスの中では、後ろ向きの席に座る。
窓の外を眺めていると古いフィルムを映写しているように感じる。





12月、東京。
駅ビルでお正月用の本を選び、家に帰ろうと改札の前を通ったときのこと。
 「Rちゃんじゃない? でしょう?」
同年代の、数人の男女に声をかけられた。
誰だろう?でも、どこか、知っている気がする?
不思議に思っていると、彼らはそれぞれ自分の名前を言い、その名前にかすかに記憶が蘇るのとほぼ同時に、「ほら、同じクラスの……」
それで、完璧にわかった。
小学生のころの、同級生たち。

クラス替えがない学校だったので、6年間ずっと一緒で、なかなか人に馴染めないわたしはすごく助かったのを覚えてる。
一通り挨拶をして懐かしんだ後も、なんとなく離れがたかった。
 「いまから、みんなで会うんだ。Rも来ない?」
少しも迷わなかった。

ロータリーに出、バスを待った。
店はわたしたちの小学校の近くで、今は他の行き方もあるけれど、当時のようにバスに乗って行くというのがとても嬉しかった。
バスを待っている間も、乗っている間も、降りてから店に向かう間も、質問と確認ぜめだった。
大学まで続くエスカレータを途中で降りた理由や、それから今までどうしていたのか。
たった独り、深くつきあっていた友人以外に、わたし自身がちゃんと話したことはなかったのに、うっすらと知られているのには驚いた。
そう言うと、

 「おれ、○○部だったから。従兄のWさん、コーチに来てただろ。
  結婚式の2次会にも行ったのに、おまえ、いないんだもんな」
 「うちのお兄ちゃんとRちゃんのお兄さん、研究室まで一緒じゃない」
 「わたし、今、Rのママの教室に通ってるの」
 「○○部のKって従弟でしょ?
  僕、副務の頃コーチに行ってて、結構仲良かったんだよね」
 「Rちゃん、そのうちわたしが担当医になるかもよ」
 「うちの会社でたまに、パパを見るよ」………

古くから知っている人たちって、やっぱり人間関係がすごく濃い。
下町とか、田舎の小さい街とか、そういうのに似てるのかもしれない。
ご近所さんとかではなく、同窓という繋がりだけれど。









17時30分
Pont du Carrouselの真ん中で。


先頭 表紙

Ecruさま そうそう、幼稚園で一緒だった子、とかね。母親同士の方が親しいの。うちの母も「子供の同級生のお母さん」から「自分の友人」になった人が結構いるみたい。 / R@本人同士は10年以上会ってなかったりね〜 ( 2003-04-06 05:56 )
ラテン語は、最初にフランスに来た時に、指導教授の計らいで小学校と中学校の国語などの授業を受けさせてもらったのですが、その時に当たり前のようにラテン語が出てきたんです。せっかく囓ったのだから極めるのは無理でも芯が見えるくらいまで囓りたいなと。小説や映画にも出てくるのを、教養の無さのせいで堪能できないのも悔しいですしね。 / R ( 2003-04-06 05:43 )
むらぱぱ 幸運にも乗り物酔いとは無縁なのでーす。後ろ向きに座って本を読んでも大丈夫! わたしもむらぱぱ達のように、昔のクラスメイト達と交流を持ち続けたいですね(せっかくの出会いですし)。わたしの場合、そう思えるようになったことも一つの成長の証かもしれません。 / R ( 2003-04-06 05:37 )
azzurriさま 都会は人間関係が薄くなりがちと言われますが、底には濃い〜のが溜まってた、という感じかも?うちは、両親も伯父も従兄も兄も従弟も同窓なので、かなり濃いかもしれませんねー。 / R ( 2003-04-06 05:32 )
夢樂堂さま それに地下鉄と違って階段もないし。メトロの駅よりバスの停留所の方が近いのです。 / R ( 2003-04-06 05:23 )
菜種さま もう、恐ろしいくらい。 / R ( 2003-04-06 05:18 )
人のつながりっておもしろいですね。本人同士は会うこともないのに、親を通して妙に近況を把握していたりってことあります。 / Ecru ( 2003-04-03 23:12 )
僕もバスは好き。でも後ろ向きに座ると気持ちが悪くなります。僕らは今でも小学校の時の同窓会をしてます。とても仲が良いの。ちょくちょく電話し合ってるし。 / むらぱぱ ( 2003-03-16 11:48 )
みなさん、いろんな情報ツールをお持ちだったのが、なんだか少しおかしい♪でも、繋がっているっていいですね。 / azzurri ( 2003-03-11 15:06 )
地下鉄ではなく、バスに乗って街を走ると違う目線でモノが見える。 / 夢樂堂 ( 2003-03-11 12:13 )
つながっているのですね。 / 菜種 ( 2003-03-10 23:24 )

2003-03-07 「smart storage」

この夏は、実家の改装の監督?をすることになった。

その案を考えるのが、ここ最近の楽しみ。
すでにある枠組みの中をどうするか、まるでパズル。
自由に、と言われるより、何らかの制限がある方がわたしは得意だし、好き。つくづく芸術家気質ではないのね。

悩みどころは、月並みだけど「収納」。
元々、この集合住宅はほとんどしきりのない、収納もほとんどない状態で売却されていて、これまでは各室に家具を入れていたのだけど、今回は全部作りつけにしてしまうつもり。
それぞれの寝室は四、五畳をきっぱりと分けてクロゼットにして、父の趣味部屋にはカメラの保存庫や収集棚を作る。
ボイラー室は空けてそこはシュークロゼットにする。
廊下はギャラリーに。
書棚も余裕を持って作らないと……



収納について考えているうちに、わたしの頭の方が混乱の極み。
落ち着いて頭の中をちょっと整理すると、出てくるのは憂鬱の種だったり。
こっちに熱中することで、忘れた振りをしていたのに。
思考や感情の「収納」は、パズルのようにはいかないのか。
最後のピース。
ぴたりと嵌めたい、早く。










「smart storage」
Joanna Copestick & Meryl Lloyd


先頭 表紙

ニナさま 美しく確かな一年でありますように。 / R ( 2003-03-26 04:40 )
Ecruさま 収納が余ってるってすごい!うちじゃ絶対にありえないわ…。エクリュンの素敵なものがいっぱい買えるね? / R@買っても置くスペースが… ( 2003-03-26 04:30 )
麦さま宛に書いた渾身のつっこみが消えてます…なぜ……? / R@??? ( 2003-03-26 04:26 )
遅れましたが、お父様にもおめでとうと。幸せな一年でありますように。 / ニナ ( 2003-03-18 03:52 )
この写真すごーく好きです。うちもそのうち改装したいな〜。我が家は物の少ない家なので、収納場所があまってる状態です。これから増えていくのかな?とも思うけど。 / Ecru ( 2003-03-12 22:33 )
参考になるかわかりませんが、うちの場合。 居間の一面は書棚に、一部を空けてテレビを嵌める。続き間の食堂も一面は書棚に。下段は引き戸かも?飾り棚1と同じ面に飾り棚2,その正面に食器棚を作りつけに。廊下は両サイドを腰までの書棚に。その上は絵や陶磁器を飾れるようにします。玄関のボイラー室が空になるので、そこをシュークロゼットとコート掛けにする予定。 / R ( 2003-03-08 21:41 )
麦さま 初めまして、こんにちは。昨夜レスしたはずなんですが反映されなかったようで、ごめんなさい。 むらぱぱが書いていらっしゃるように、小さいお子さんをお持ちだと今後変化していくライフスタイルを念頭に置かなければいけないでしょうから、悩みも大きいでしょうね。とりあえず、何を収納するのか、を明確にするといいのでは? / R ( 2003-03-08 21:08 )
お誕生日は奥様とちびちゃんとゆっくり過ごされたのでしょうか?ますます充実の一年を過ごされますように。Happy Birthday! / R ( 2003-03-08 10:17 )
むらぱぱ むらぱぱ家のようにこれからどんどんライフスタイルが変化していく若いファミリィは、先のことも考えないといけませんものね。うちはその点すでに出来上がっちゃってるので、楽ちんかもしれません? / R@人が減ることはあっても増えることはないし。 ( 2003-03-08 10:09 )
azzurriさま うちはとにかく!ものが多いの。そのうえ、全部隠してのっぺりしちゃうのは嫌、とか言ってます。 何もかもナンバリングされた棚にしまえたらいいのにね。 / R ( 2003-03-08 10:03 )
マッキ〜さま わたしたち、いかにも日本人って感じかしら。クリエイトよりアレンジが得意な。その番組、見てみたいです。 / R ( 2003-03-08 09:57 )
菜種さま わたしは一戸建てって苦手なんです。そもそも住宅地というのが怖くって。閑静な住宅地と歌舞伎町なら、歌舞伎町の方がいいくらい〜。 / R@スリッパで降りる階段も怖いの ( 2003-03-08 09:52 )
初めまして、一年くらい前から読ませていただいてました。私も、今度家を新しくします。収納の注文をどうつけようか、ものすごく悩んでます。Rさんがどのように作りつけられるのか、とても興味があります。 / ( 2003-03-08 08:30 )
収納を考える事は難しいですよね。入れるものが決まってれば作りつけてもいいと思いますが、やはり5年後、10年後を考えないといけないから、ある程度フレキシブルにしなくてはいけないし。頑張って下さいね。 / むらぱぱ@お祝いありがとうございました ( 2003-03-07 18:43 )
何よりも「収納」を考えるのが一番大変だったり・・・でも、収納も美しく仕舞いたいという気持ちも。ホントに、思考や感情の「収納」は、仕舞っても仕舞っても、すぐに出てきちゃって・・・混乱させられます。 / azzurri ( 2003-03-07 14:05 )
マッキ〜も。0から作るよりも、ある程度形のあるものを完成させるほうが得意です。想像力が足りないんです。 日曜夜8時からのリフォームする番組を見たことあります?あれをみてると、毎回すごい変身ぶりであんな家に住みたいな〜といつも思ってますよ。 / マッキ〜 ( 2003-03-07 12:16 )
私も、なにかの制限の中のほうが好きです。なので、一戸建てへの憧れより、どこかへ入るほうが向いているだろう、という判断です。 / 菜種 ( 2003-03-07 12:05 )

2003-03-03 Tempo Rubato.

急な電話に驚いた。
2月のその金曜日、彼は前日からパリから3時間の街におり、仕事が終わるのが土曜日の夜だったため、わたし達は日曜日に会う予定ことになっていた。
それなのに。
 「急に、ごめん」
倒れ込むように部屋に入った彼は、食事に出ようというわたしの提案を退けて別の案を出し、わたしはそれを受け入れ、そして、気がついた時には真夜中になっていた。
覚醒したわたしたちが飲んだのは彼が買ってきたシャンパーニュ。
冷蔵庫に仕舞われなかったそれは温く、鈍い炭酸はじわりと喉に浸みた。



彼はわたしを気紛れだという。
初めて会った少女の頃も、再会した昨年の初夏も、その金曜日も。
 「そう思いませんか、先生?」
問われたわたしたちの師匠はたいてい苦笑いしたものだ。

 「あなただって、かなりだと思うけど」
 「違う。僕のは計算されたtempo rubato
  きみのはcaprice lunatique」

まあね、確かに。
無我夢中でやって来たと言うには、手みやげの気が効き過ぎてる。
まだ明け方ともいえない時間、去り際に残したキスも。

じゃあ、仕事の合間、たった8時間のためにやってきたのは?






残されたのは、シャンパーニュの空き瓶、赤だけの花束、大きなガトー・オペラ。
それから、小さな疑問と憂鬱、甘い苦み。
それともあれは、苦い甘さというの?


先頭 表紙

情熱、かな? / R ( 2003-04-17 05:54 )
情熱です。 / Ecru ( 2003-04-03 22:20 )
『本が好きなら自由に何でも読み、読みたくなかったら読まず、怠けもののママは怠けて、食いしん坊のママはたらふくたべ、子供と遊んでいれば、子供は自由に大きく呼吸をし、ママとたべ、ママの読んでいる本を眺め、庭で駆け廻ったり、部屋で寝ころんで空想したり出来るし、そうやっていれば、ママたちが「これは明るい、ほがらかな、子供に大きな夢を育ててくれる、よい映画でございます」というような映画を見なくても、子供自身の心の中で、体の中で、何かが生まれてくるだろう。』森 茉莉 / R@押しつけがましくて、すみません ( 2003-03-08 04:48 )
フィー子さま わたしの好きな、育児についての言葉を贈ります。既にご自身でそこに辿り着いていらっしゃるフィー子さまへ、尊敬を込めて。 / R ( 2003-03-08 04:46 )
フィー子さま 10年前は兄弟子と妹弟子だったのですが、今は??? 大人なんて滅相もない。児戯です、わたしなんて。 / R ( 2003-03-07 11:40 )
夢樂堂さま すごくドラマティックでした。柔らかい色の花もいいけど、こういうのもいいですね。 / R ( 2003-03-07 11:36 )
蝶々ちゃん どうもしなくて、いいよ。わたしが勝手にすきなんだから。 グラスに最後にちょっと残ったのは、ぬるくて気が抜けてて、後味悪すぎた。次回はどうなのかな?謎。 / R ( 2003-03-07 11:34 )
しえろさま でも悔しいの。わたし、自己制御、が人生の最大目標?だから。自律の女、になりたいんだもん。 / R@月のせい? ( 2003-03-07 11:24 )
プルーさま ちょっと、当分いいかなってかんじです。美味しかったけど。ダロワイヨのだったし。 ぬるいと、どろっとこぼれますね。もったいない… / R ( 2003-03-07 11:18 )
みなみさま この一切れが1/8くらいなんですが、食べました!夜、何も食べてなかったし。食べきったのは次の日だけど。 / R@オペラ、という色も好きなんです ( 2003-03-07 11:10 )
菜種さま 素敵だったのでしょうか?実はよくわかっていません… / R ( 2003-03-07 11:07 )
azzurriさま 毎回、時差が憎いのです。朝の爽やかな日記群に、わたしのでろーん日記が並んでしまうのはちょっと? / R ( 2003-03-07 11:03 )
りらさま もちろん?食べました。ばればれ。脚を搦めたまま、ではなく、ひとりで。 / R ( 2003-03-07 10:59 )
ど、ど、どういうご関係かしら。大人の雰囲気ばりばりだわー(*_*)。 / フィー子 ( 2003-03-05 18:52 )
赤だらけのバラ、これが気になる。 / 夢樂堂 ( 2003-03-05 15:49 )
ねーえ、下のつっこみすごく嬉しい。私、どうしたらいいの?どきどきしちゃう。  こういう気になることをしてくれる殿方っていますわね。何をしでかしてくれるの!?みたいな。今回はこうだったけど、次回はどうなのかしら?ぬるいシャンパーニュ、飲みきったのかな? / 蝶々 ( 2003-03-05 01:28 )
どきどきどき・・・フランス語、じぇ〜んじぇんわっからないけど、caprice lunatique って、イタリア語と似てるからわかるわ。すっごく、いいな、これって。 / スーパーしえろ@多分私も。 ( 2003-03-04 21:48 )
私も全部食べたに一票。ぬるくなったシャンパン、開けた時一杯こぼれた? / プルー ( 2003-03-04 06:04 )
わたしも、全部食べたでしょ、に一票。オペラの深い茶に赤が合いますね。 / みなみ ( 2003-03-04 00:12 )
素敵な時間と残されたものたち、ですね。 / 菜種 ( 2003-03-03 15:30 )
朝からどきどきしながら読んでしまいました、、、「苦い甘さ」・・・うーん。 / azzurri ( 2003-03-03 11:45 )
「苦い甘さ」に朝から酔ってしまった・・・。ガトー・オペラは全部たべたでしょ? / りら ( 2003-03-03 09:12 )
食べたかどうか、当ててみて? / R@早起きさんね〜 ( 2003-03-03 08:19 )
このガトーオペラ、ひとりで全部食べちゃだめよ〜! / mignonne ( 2003-03-03 08:16 )

2003-02-27 ひとり立つ、たとえそれがどこであっても。

とにかく強い瞳だった。

荒野でも、砂漠でも、大海原でも、人の間でも、独りで立っている、立つことができるのは、こういう瞳の人だと思った。
身体に満ちたエネルギーが溢れ、周囲の温度をも上昇させる。
震源地。火山の深部。
水につけた手をひらひらと揺らす。
広がる波紋。核。




Taschen書店にて、あるデザイナーのサイン会が開かれる、という話を聞いたのは少し前のことだった。

2月の下旬、としか記憶していなかったのだけど、まさか昨日とは。
夕方、いつものように待ち合わせのカフェで今夜の映画を選んでいたら(水曜日は映画の封切り日なので、映画を観る)、向かいの書店に行列が出来ている?
結局、友人と二人、一杯ずつお酒を飲んでから、最後尾についてしまった。
ミーハー? でも良いの。
最後の数人だったのは、とても幸運だったし。






son oeil,son portrait
photo par Jean-batiste Mondino


先頭 表紙

しえろさま しえろさまの瞳は、とても強そうよ。時々揺れちゃうのはご愛嬌!? / R@せめて逸らすことも伏せることもしないようになりたい… ( 2003-03-03 08:30 )
ムッシュ にらみ返せ!ムッシュならできるわ! / R ( 2003-03-03 08:27 )
azzurriさま 素直に惹きつけられることもできないの、わたしは。 / R ( 2003-03-03 08:25 )
蝶々ちゃん あなたに心配されるの、好き。嫌いな人にされるのは嫌だけど。 / R@ひさしぶり〜 ( 2003-03-03 08:22 )
菜種さま くぎづけになる勇気もなく、伏せてしまったり? / R ( 2003-03-03 08:17 )
私も持ちたい、強い瞳。 / スーパーしえろ ( 2003-03-01 23:25 )
にらまれたよ? / ムッシュ ( 2003-03-01 15:49 )
力強い瞳にはどうしても弾きつけられてしまいます、、、、 / azzurri ( 2003-02-28 14:23 )
おひさしぶり!!!もー、何してたのよん。心配したわ。 / 蝶々 ( 2003-02-28 03:19 )
くぎづけになってしまうのかしら・・・? / 菜種 ( 2003-02-28 00:12 )

2003-02-25 entre l'Hiver et le Printemps.

雨続きの秋も、雪の冬も,そろそろ終わりかもしれない。

午後の陽射しの強さに,朝,手に取ってしまったコートのことを後悔しながら,思った。
だってもう,手袋はいらないし,カシミアのタートルじゃ汗ばんで仕方ないし,ハラコの帽子じゃ頭がぼうっとするし,カフェでもストーブから遠い席にむかってしまうのだ。無意識に。



わたしは,高校3年にもなって,園芸のクラスを採っていた。
同級生が英語や数学を強化している間,苗を植えたり,草をむしったり,コサージュを作ったり,押し花をしたり,フレッシュクリームを入れた瓶をひたすら振り回してバターにしたり,それを収穫したじゃがいもにつけて食べたりしてた。
ふざけた高校3年生。
クラスメイトはそれぞれ美大や音大を目指していて,畑で演奏したり,花壇をキュビズムにしたりもした。
背中に全員分の好きな、且つくだらない一節をプリントしたTシャツを着て。
遊んでばかりの、ほんとうに,ふざけた高校3年生だった。

1月の最後のクラスで,学校の敷地中の花壇に球根を植えた。
次の春のために。
地中から覗く淡い緑を見つけることも,蕾を数えることもない。
ましてや,花咲く瞬間を待つこともない,そういう球根を,こぶし2つ分の土の中に埋め、柔らかく土をかけ、かすかに力を込めて平らに整えた。
次の春のために。
それは,わたしたちが選んだ未来に,たぶん重なっていた。



1月の終わり頃から,どの花屋の店先にもひとつずつポットに入ったヒヤシンスが並び始め,一月が経った今では,売れ残ったそれらが腐りかけた南国の果実を思わせる強く濃い香りを放つ。
年明けから春になる直前の花屋が、一年で一番好きだ。




Anemone,Jacinthe et Ranoncule.
chez "un fleuriste"


先頭 表紙

Hideyさま ニューイングランドの春は遠そうですね。そちらはそろそろ春休みでは?どこか暖かいところにいらっしゃるのかしら。 / R@ニューオーリンズに行きたい!MardiGras〜! ( 2003-03-03 01:40 )
夢樂堂さま バリの水上市場、臈纈染めの工房、その庭先にあったマンゴーの木が思い出されます。南の島に南国の花よりあでやかな美女と、なんて最高ではありませんか。 / R ( 2003-03-03 01:33 )
トモコさま 気温はだいぶ上がったけれど、雨は相変わらず多くって嫌になるわ。セーヌ氾濫の可能性が高くなってきたかも〜。日本の春の味覚、堪能してきてね! / R ( 2003-03-03 01:29 )
最近のボストンは寒さこそ一時よりは和らいできましたが春に向かうのか向かわないのか雨なのか雪なのかはっきりしない天気が多く、ちょっと天気に思いを馳せるのも憂鬱になってきました。美しいというよりはあまりにも長い、これがニューイングランドの冬。 / Hidey ( 2003-03-03 00:44 )
花屋に行くのが楽しい季節になりました。3月21日からバリ行き、南国の花が見られるのが嬉しい。 / 夢樂堂 ( 2003-02-27 10:52 )
最近ホントあったかいよね〜。ここも珍しくいいお天気が続いています。こんな時期に帰国するのはちょっともったいないかなぁ、なんて。でも日本の春、楽しんできます! / トモコ ( 2003-02-27 08:56 )
ふまじめなニナさま あなたはいかにも! 不真面目も2月の花屋もおなじね。 / R ( 2003-02-26 07:31 )
まじめ?なEcruさま エクリュンは優等生っぽいかも。でも、実は…?  わたしはクラブハウス棟や同窓会のおばさま用の部屋が定番だったな。 / R ( 2003-02-26 07:25 )
プルーさま 冬眠から醒めました。一応、ね。 / R@一足お先に〜 ( 2003-02-26 07:10 )
菜種さま 純粋なバターってすごくさっぱりしてるんです。美味しかったな〜。 / R ( 2003-02-26 07:05 )
むらぱぱさま ご無沙汰しました。ちびちゃんの初めての春がすばらしいものになりますように。 / R@シンビジウム,ぜひ画像を見せて下さいね! ( 2003-02-26 07:01 )
azzurriさま 一歩踏み出すのに良い季節ですね。 / R ( 2003-02-26 06:58 )
お待ちしていました。あのー、不真面目さでは負けないと思うわ。私も、今の時期の花屋が一番好きです。 / ニナ ( 2003-02-26 03:34 )
時々屋上でさぼったり、マラソンの途中でアイスクリーム食べにいったりしたのが懐かしく思い出してしまった。わたしはまじめだったわよ。 / Ecru@白がきれい ( 2003-02-25 23:54 )
久しぶり。冬篭もりしてたの? 春の匂いかぎつけて目が覚めたのかしら。 / まだ冬@プルー ( 2003-02-25 10:41 )
自作のじゃがバタ、おいしそう。 / 菜種 ( 2003-02-25 10:19 )
お久しぶりです。我が家でも暖かい春を、たくさんの芽や蕾たちが待ってます。間もなくシンビジウムが100個ぐらいの花を咲かせそうです。 / むらぱぱ ( 2003-02-25 10:15 )
新しい命がまた咲き誇る季節になりましたね、、、 / azzurri ( 2003-02-25 09:59 )

2002-12-31 浅い呼吸、呼び醒まされる感覚、そして?

ちょっとした風邪から来た気管支の不調はずいぶん長く続いた。
仰向けになることができず、軽く膝を曲げて右側を下にして横になるのや、少しの刺激も与えないように丁寧に浅く呼吸することとその結果の浅い眠りは、嫌が応にも幼い頃の不自由な生活を思い起こさせたが、決して嫌な感覚ではない。

胸の骨のしたで鳴る、ひゅ、と、す、の間の音も、親しく懐かしい。
咳の衝撃によって発作を起こさないよう、細心の注意を払って壁際に移動する時の、無重力な感覚。
ポケットをまさぐったときに、家の鍵や携帯電話や煙草が入っていることの不思議さは、大人になったことの証明のようでもあった。
 (ケイタイと吸入器は、なんとなく、似ている)
 (万に一つの瞬間にために常に必ず持っていなければならないところや、
  甘いプラスティックの感じが)






そんな懐かしさの為ではないけれど、今年の冬は日本で過ごすことにした。
3週間(!)の冬休みのために、狂人のように働いたが、どうせゆっくり眠ることなどできない体調だったので、それはまあ、いい。
アパルトの管理人に鉢を預けるのを忘れたのだけが心残りだけど。
母国っていいな、と実感しています。
ただ、ひたすら、しみじみと。
ここに存在することを、あらかじめ許されている、ということを噛み締めながら。

『From Left To Right』という自伝的小説があって、それは年代が全く違うことや、舞台がアメリカであることで、ずいぶんわたしとは違う(ある意味でより困難な、また別の意味でずっと容易な)状況にある女性の物語だけど、異邦人として生きる、という点に於いては何も違わないのかもしれない。
その一方で、日本に帰ることができるかな、と不安になったりもする。
日本の大学を中退し、働いたことのないわたしの受け皿を見つけるのはとても難しそう、なんて。
まあ、どうにかなるか。







『そこそこの収入とやりがいのある仕事、趣味とちょっと年上の女友達と落ち着ける家と猫。
それから、それなりの愛があればいい』んだって。

そんな風に言う友人に、猫がいないから完璧じゃないわ、わたしは。
そう言って笑いながら車から降りて、窓越しに手を繋いでバイバイして、全部で4つの鍵を開けて家に戻ったら、一眠りすませた猫が出てきて、素通りするのを装いつつ、脚に触れていった。
完璧、かも?








Merci a tous de l'annee 2002.
Je vous souaite une Bonne Annee de tout mon coeur!

R


先頭 表紙

鳥さま まったくもう問題ありません。気に入って下さって嬉しいです。 / R@忙しくて泣きそうでした〜 ( 2003-02-26 06:56 )
Ecruさま 温泉につかったり美味しいものを食べてたら治りました。 「春」じゃない?エクリュンは。ハズレかしら。 / R ( 2003-02-26 06:54 )
mignonne ありがとう。2002年のうちにおさまりました。今年もよろしくね。 / R ( 2003-02-26 06:50 )
azzurriさま おめでとうございます。美味しいものばかり食べてちょっと太ってました。でも,実家に帰って痩せたんじゃ母親の立つ瀬がないわ,と言われ、まあ、いいかな、と。 / R@今年もどうぞよろしく ( 2003-02-26 06:49 )
鳥さま おめでとうございます。気紛れペースですが,今年もどうぞよろしく。 / R ( 2003-02-26 06:45 )
じぃぃぃぃぃぃぃぃっ / R@happy new year ( 2003-02-26 06:42 )
菜種さま もちろんOKですとも! / R ( 2003-02-26 06:38 )
Hideyさま おめでとうございます。冬休み中,汐留の新社屋を見学?させて頂きました。suica cardのような社員証がかっこいい〜(?)。 / R ( 2003-02-26 06:36 )
トモコさんはもうすぐね。春に帰国できるなんて羨ましい。桜吹雪に巻かれたいわ。 / R@今年もよろしく ( 2003-02-26 06:28 )
kyoさま 日本の冬は本当にひさしぶりで,すごく良かったです。今年もどうぞよろしく。 / R@小鳥のふくふくしたおしりが好き〜 ( 2003-02-26 06:25 )
お元気でいらっしゃいますか? 私の日記で勝手にRさまの日記を推薦して(リンクも張って)しまいました。もし都合が悪ければ削除しますので、おっしゃってください。お手数かけてすみません。 / ( 2003-02-03 00:15 )
その後体調はいかがですか?今年もよろしくね。この前、わたしもカラー診断受けました。さて、何タイプだったでしょう? / Ecru ( 2003-01-14 22:24 )
喉の調子はもう大丈夫?お大事にね。今年もどうぞよろしく。 / mignonne ( 2003-01-07 15:02 )
あけましておめでとうございます!本年もよろしくお願いいたします♪日本で過ごすお正月はいかがでした?今年も美しい文章とお写真を楽しみにしております。 / azzurri ( 2003-01-06 11:09 )
あけましておめでとうございます。今年もRさまの美しい日記を楽しみにしています。 / ( 2003-01-02 23:55 )
そんなにみつめないで・・・。 / しゃどう猫@happy new year ( 2003-01-02 17:06 )
帰ってるんですね!えっと、猫ではなく、フェレットではだめかしら・・・? / 菜種 ( 2003-01-01 10:24 )
新年おめでとうございます。親しい空間に包まれて幸せな気持ちの新年のはじまりですね。お体だけは大切にね。Rさんからはとても考えさせること、感じさせることをいただいた昨年でしたが、今年の日記もさらに楽しみに読ませていただきます。 / Hidey ( 2003-01-01 01:08 )
母国でのお正月、羨ましいわ。日本はそろそろカウントダウンに入った頃かしら?よいお年を! / トモコ ( 2002-12-31 23:57 )
ネコかぁ。私の場合は小鳥だわ(笑)。Rさん日本に帰ってきてるんですね。よいお年をお迎えください。 / kyo ( 2002-12-31 23:28 )

2002-11-06 プラハ 紅い石の街。

あなたは赤い宝石。

そんな風に言われたのは初めてで、くすぐったく恥ずかしいけれど、すごく嬉しかった。
ガーネットが好きで、なんで一月に生まれなかったんだろう?と、真剣に考えるわたしだったから。





街を歩くと宝飾店が軒を連ね、オーセンティックなものからモダンなものまで、あらゆるデザインが揃っていて目眩がするほど。
でも、まだだめ。

まずは、王宮内にある装飾美術館の一室、すばらしいコレクションを見てイメージトレーニングをする。
それからユダヤ人街へ。
パリ通りなどの店や画一的な品揃えの観光客向けの店に比べて、ユダヤ人街のアンティーク店は比較的融通が効くし、掘り出し物もあったりして面白い。

古い宝飾に囲まれていると、重く引きずられる感じがある。
触れているところがじわりと熱いような、それでいて膜に覆われているような感じ。
プラハは骨董の街でもある。







時に洗われ、鈍く光る。
古い血のように。


先頭 表紙

mignonne ノエルは日本でのんびりと過ごしました。エヴァンのブッシュドノエルを食べました。 / R ( 2003-02-24 01:57 )
ムッシュ 女王様は日々進化なさってるのよん / R@お気の毒さま〜 ( 2003-02-24 01:50 )
撫ちゃん もー,お仕置きしてやって! / R ( 2003-02-24 01:48 )
りらさま 時間と人の手、かしら。わたしも今度“お気に入り100個”をやろうかな。 / R@まねっこ〜 ( 2003-02-24 01:39 )
恋野すみれさま 1月生まれとは!羨ましいです、本当に。これを読んですみれさまが想像したのの35倍くらい羨ましい〜。 / R@どうぞ「隠れ」ないでくださいね。 ( 2003-02-24 01:32 )
あすかちゃん 復活嬉しいです。本当におめでとう。精神的にも肉体的にも不自由な生活が続くと思うけれど,後の喜びがあればこそ、よね。わたしも楽しみ。 / R@あすかちゃんのお母さまが羨ましい〜! ( 2003-02-24 01:23 )
ムッシュ 赤玉がでない程度にしておかないと,危険よ? / R ( 2003-02-24 01:20 )
撫ちゃん 耳ピアスも買ったの。へそピはシルバーだとちょっとコワイのでパス。おへそはダイヤをつけっぱなし。アレキで作らせようかと思ってるところ。 / R ( 2003-02-24 01:17 )
フィー子さま 定番のクロスだけど,ちょっとフォルムが変わっているのが気に入ってます。 言葉は呪い、を地で行くわたしです。 / R ( 2003-02-24 01:06 )
パンドラさま ネックレスって,少し前まで「今日はつけるぞ!」という時しかしなかったんですけど、これはずっとつけっぱなしです。服の下になってることが多いけど。 / R ( 2003-02-24 01:03 )
Hideyさま ガラス細工もたくさんありますよね。わたしも一番気に入っているグラスはプラハで買ったものです。手荷物にするので,毎度こわごわなんですけど。 「赤い宝石」は何より言ったご本人が魅力的なのです。 / R ( 2003-02-24 00:56 )
彦左衛門さま ムーミン谷のミィに似ている?彦さまに勝手に親近感を感じています。その法則で行くとわたしは彦さま似ているということになりますので(笑)。 ガーネット色の校章、いいですね。女子の制服のネクタイやリボンもガーネット色が好きですね。まったく関係ありませんが。 / R@よろしく〜 ( 2003-02-24 00:49 )
Ecruさま 深いVネックの、つるつるした銀鼠色のニットに合わせたり。 / R ( 2003-02-24 00:34 )
リヘちゃん 街は美しいし,人々の感じも良いし,食事もお酒も楽しめるし,おすすめよ。 / R ( 2003-02-24 00:25 )
azzurriさま ルビーの甘く澄んだ赤は、azzurriさまにぴったりでしょう。わたしは自分の誕生石が好きではないので,羨ましい! / R ( 2003-02-24 00:21 )
口車大王2号さま 骨董はかなり良いですよ。わたしの父は磁器コレクタなのですが、プラハが一番品揃え、価格共に良いと言っていました。マイセン,ヘレンド、KPMなどはもとより、無名の窯のものも良いのがあるんですよね。古本屋はチェコ語,ロシア語,ドイツ語と満遍なくあるのが流石プラハ、です。 / R ( 2003-02-24 00:03 )
kyoさま 良いものを見ると、それなりのものはやはりそれなりの価値や魅力しかないことが解ってしまいますから、仕方ありません。わたしも自爆すること多し。絶対に手に入らないものなら諦めがつくのに…。 / R@鎖骨の下にくる感じです。 ( 2003-02-23 23:50 )
nyanさま おお,同好の志ですね!『Kafka』という映画はご存じですか?内容はともかく(好き嫌いが分かれるので)プラハという街を堪能できる作品です。 / R@こんにちは ( 2003-02-23 23:38 )
R,すてきなクリスマスを過ごしたかな?今年、もう一本くらいお話ししてね。 / mignonne ( 2002-12-27 08:30 )
女王様・・・・いつもより・・・強いんですけど・・・・?スナップ利かせ過ぎ! / ムッシュ ( 2002-12-15 10:41 )
>ムッシュ! ピッシ!ピッシ!!もう一度言ってごらん! / 撫子 ( 2002-12-15 10:26 )
そうかぁ、アンティークは時に洗われてあの魅力を出すのですね。 / りら ( 2002-12-12 11:21 )
Rさんの隠れファンのすみれです♪「赤い宝石」私も言われてみたいナ〜一応1月生まれなんだけど…持ってるのは10年以上前に買ったリングのみ。痩せちゃったからゆるくなりました… / 恋野すみれ ( 2002-12-07 08:52 )
また日記を復活しました。ゆっくりのペースになると思うんだけど。ガーネット、母の誕生石なの。だから思い入れも特別。 / あすか  ( 2002-11-24 21:26 )
富山の万能薬【赤玉】じゃないのは言うまでもない? / ムッシュ ( 2002-11-21 12:23 )
ピアスが欲しい!耳とへそ! / 撫子 ( 2002-11-20 00:56 )
すてき・・・。赤い宝石なんて言われちゃったら一生赤い宝石を探し歩いてしまいそう〜。 / フィー子 ( 2002-11-19 15:46 )
このクロス、凄くすてきね。 指輪もそうだけど、胸元を飾る石って、そのひとを語ってくれるような気がします。  / パンドラ ( 2002-11-12 21:07 )
赤い宝石ですか…。ちょっと想像がわいてきました。プラハと言えば、妻がガラス細工の小さな人形にはまっていました。豚とかビアバーのおじさんとか、訳の分からないものをたくさん買ってました。おじさんはやわくて二度ほど首をへし折ってしまいましたが、今は接着剤で繋がっています。 / Hidey ( 2002-11-11 17:44 )
「Rの五感」というタイトルがステキで前から気になっていました。プラハは憧れの街です。ガーネットもとても好き。校章の色がガーネットの学校に進学したぐらいに。(笑) / 皮肉屋彦左衛門@よろしゅう ( 2002-11-10 23:11 )
すごくいい色ですね。ガーネットの赤をグレーにあわせるのかしら?うーん、想像しちゃうわ。 / Ecru ( 2002-11-06 22:24 )
プラハ行ってみたいなぁ〜リへの絵の先生が何年か前に行ってたなっ。。。古い血ι深い赤って言うか紅色が魅惑的だよね。リへもガーネット好きだなぁ。 / リヘ ( 2002-11-06 17:06 )
azzurriも誕生石の赤い石が大好きです。ダイヤモンドに次ぐ硬さと情熱を秘めているその色がとても好き・・・ガーネットの赤の奥深さもなんともいえないように思います。 / azzurri ( 2002-11-06 14:22 )
本当にプラハは骨董屋と古本屋が多いですね。ユダヤ人街、現在ユダヤ人のコミュニティは全くないと言うことなのですが、雰囲気はやはり引き継がれているようですね。改めて、じっくり訪れてみたい街です。 / 口車大王2号 ( 2002-11-06 12:11 )
私も先に一流品を見てから実際の買い物をするタイプです(笑)。でも一目惚れすることが多いのであまり役に立ってないかな。写真のはチョーカーですか? / kyo ( 2002-11-06 09:16 )
プラハ!私も一番好きな街です。角の取れた石畳ににじむナトリウム灯…。ガーネットはシナゴーク前にあるお店で交渉して買った事があります。7本蝋燭の由来も教えてもらいました。 / nyan@初めまして ( 2002-11-06 09:05 )

2002-11-02 人間は平等ではない。

徒競走で順位を着けないために、全員が揃ってから同時にゴールする。

この話を聞いたとき、日本の歪んだ平等教育も極まったな、と思ったけれど、あまりにも信じがたく愚かなやり方だし、現役で小学校に関わるような知人がいないので実体を知らないため、都市伝説のような気がしてしようがない。



「平等ではない」だと不穏当かもしれないので、「同じではない」と言い換えても良い。

頭の良い人
運動神経の良い人
容姿が美しい人
運が良い人
手先が器用な人
指が長い人
声がきれいな人
耳が良い人
眼が良い人
お金がある人
健康な人
コネクションが豊かな人
人格が豊かな人
親に愛された人
親がいる人

たくさん与えられた人も、まったく与えられない人もいて、それはすべて運としか言い様がない。
時に自分の中では納めきれないほど残酷で決定的だ。
しかしだからといって、眼を反らすことには何の意味もない。

むしろ、他者と比較される中で、人間には各々違いや差があるということ、一つの基準からは一つの相対的な価値しか見い出せないこと、一面的な価値に過剰に依存せず多角的に見ること、を学んでいくべきだと思う。

そして、絶対的な自分の価値を見つける。
他者の価値も認める。
それが大事なんじゃないのかな。



『みんな違って、みんな良い』
そういうこと。










Maison de Jean Cocteau


先頭 表紙

Hideyさま これからの日本はどんどん差別化が進んでいくような気もします。 / R ( 2003-02-23 23:11 )
平等でなく機会均等、適材適所という考え方自体はずいぶん前から日本にも入ってますが、実態は全然駄目ですね。行政が一番変わってないんだから。ほんと社会主義国。 / Hidey ( 2002-11-11 17:48 )
リヘちゃん 島国根性ってよくわからないんだけど、つくづく、世界中で唯一機能した社会主義国だと思うわ。その分、真のエリートは育たず、リーダーシップを取れる人間もいないけどね…。 / R ( 2002-11-10 08:18 )
Emikoさま それって最強のカードですよ! ママの無償の愛(執着でも依存でもない、愛)を恵まれた子は、きっと自己評価の低い子にはならないと思います。一番大事で素敵なことではないかしら。 / R ( 2002-11-10 08:07 )
Hirokoさま わたしが小学生の頃は「人と同じ」であることが「正しく」て、ハズレものだったわたしはかなり不自由しました。どうにか他人に合わせる「擬態」を覚えた頃、今度は「変わってる」ことがもてはやされ戸惑いました。「違う」ことと「変」なことはイコールじゃないんだけど、その区別がつかないほど稚拙だったんでしょうね。世の中全体が。 / R ( 2002-11-10 08:00 )
しゃどう猫ちゃん 社会生活の為に、人間は本能を捨てるのかしらん?猫はいいな〜。 / R@でも、猫も大変よね、実際は… ( 2002-11-10 07:52 )
lamanchaさま すべての共感にめるしみるふぉわです。 この教育の弊害のひとつだと思うのですが、個人によって自己評価の高低の差が非常に大きいのがとても気になります。一方的な基準に晒され続けた結果、自分の価値を見い出せない。自己評価が低いから自分の価値観を信頼できず、分かりやすい基準に依存してしまう。連鎖は続くのでしょうか。 / R ( 2002-11-10 07:47 )
kyoさま おお、同志よ!喘息ではありませんが、わたしも生まれつき欠陥があったので、学校生活では不自由しました。思いきり「可哀想な子」のレッテル貼られてたわ。それでいて病院には自分より重体な子が当然のようにいて。家庭環境もだけど、このことで「人間は平等たりえない」のを実感したんだと思います。 / R ( 2002-11-10 07:12 )
beeさま やはり都市伝説なのでしょうか。それならちょっと安心です〜。教育って自治体によってずいぶん違うみたいですね。統一見解はないのでしょうか。 / R ( 2002-11-10 07:06 )
mignonne わたしも走るのは苦手だけど、ゴール前で待ってるなんて、いくらなんでもバカバカし過ぎない?だったら最初から競わせなければ良いのにって思うのだけど。 / R ( 2002-11-10 06:56 )
トモコさま 徒競走を廃止する、というならまだ理にかなってると思うんだけど。教育現場ってどうなってるのかしら。縁がなさ過ぎてわからない…。 / R ( 2002-11-10 06:47 )
島国根性丸出しだよね。個性って大事だし個性があるからこそ面白味があるのに。人間はロボットじゃない!! / リヘ ( 2002-11-06 17:07 )
あなたはあなたであるからママはだいすきなのよ。。そんな風に子育てしていこうとおもってます。 / Emiko ( 2002-11-06 08:26 )
そう、個性って大事だと思うんだけどねぇ。。。最近の日本の方向性って、なんか変! / Hiroko ( 2002-11-06 01:24 )
他人と違う存在でありたい、と、願うのが、人間の本能なのにね。 / しゃどう猫 ( 2002-11-04 06:48 )
1つの点数は1つの価値基準で計られているに過ぎないのにそれに圧倒的権威を持たせていると言う弊害の真髄を徒競走の話しは漫画のように皮肉っているようで面白い。「成果や、結果の成否は自分が決める」ということすらゆるさない圧倒的な基準。 / lamancha ( 2002-11-03 01:26 )
強く共感します、Rさん。 たとえ、その徒競争の話しが誇張だったとしても、我々の教育の中にそのような歪んだ平等感が存在していることは明らかです。自分の意思や価値観ではなく「点数」で進路を決める人がどんなに多い事でしょう。国語にあらかじめ正解が存在し、指導要綱の規格に従って美術に点数がつくようなシステムで、いったい我々は自分の価値の表出を励まされた事がどれほどあるでしょうか。 / lamancha ( 2002-11-03 00:56 )
私、ぜんそく持ちだったから、どうして神さまは私だけ苦しめるんだろうって思ってました。その代わりにいろんな本を読めたのかなとも思うし…。みんな一緒でなきゃって考え方は、私も賛成できないですね。ついていけない人間もいるし、それより高みを目指せる人もいるんだから。 / kyo ( 2002-11-02 22:33 )
都市伝説じゃないのかな、と思います。少なくともわたしのこどもの通う学校・保育園では。先生は○○ちゃんは××がうまいと個人のいいところをほめるように指導していて、むしろ問題なのは親のほうじゃない、って思うこともあります。 / bee ( 2002-11-02 16:15 )
みんな違うから、ということを教える親もいないもんね。狭い狭い島国では、「みんなと同じ」ではないと困ることも多いからなぁ・・・。でもね、私はものすごくドン臭いから、徒競走の話は、ちょっと嬉しかったりして(汗) / mignonne@かけっこキライ〜! ( 2002-11-02 11:38 )
それじゃ徒競走の意味ないじゃん!って思わず口走ってしまった・・・。十人十色、人はいろいろなのだから、それぞれの良い所を引き出す、どうしてそういう教育になっていかないのかしら。 / トモコ ( 2002-11-02 06:49 )

2002-11-01 Couleur.

夏休みのこと。

母の友人の娘さんが開いている、カラー診断のサロン?に遊びに行った。
髪や瞳や肌の色、質感から、四つのタイプに分けて、似合う色の傾向を見つける、アレ。



結果は夏・冬混合タイプ。
髪や瞳がかなり明るいので、一見夏タイプだけど、白目部分が青く、髪や肌のパウダリーな印象が冬タイプらしい。

夏と冬、それぞれの「似合う色」の中でも、クリアな色、原色、黄身が強い色は避けた方が良い。
似合うのは、青味がかった色、原色よりそれに白を混ぜた、パウダリーでクリーミーな色。
たとえば、茶系なら、赤茶、金茶、キャメルはだめで、ショコラやカフェオレ色は良い、ということ。
予想通りの結果。




わたしは色を見るのもプロフェッションのうちなので、当たり前に似合う色を選んで、好きな色との折り合いをつけてきた。
けれど、社会的な縛りや、思い込みによって、自分をより美しく見せる色に出会えていないひとは、まだまだたくさんいるみたい。

それって、もったいない!






Rの似合う色、一例。


先頭 表紙

待ってる! / R ( 2003-02-23 19:49 )
は〜い! / トモコ ( 2002-11-13 16:41 )
ギター持ってきてね! / R ( 2002-11-11 07:00 )
わ〜い、じゃあパリに遊びに行こうっと。ふふ。 / トモコ@3時間で着いちゃうし♪ ( 2002-11-07 19:56 )
Ecruさま 似合う色、が身に付けるうちに好きな色になることも。好きな色が似合わないのは、すごく悲しい。 / R@キャメル… ( 2002-11-06 07:05 )
パンドラさま なんだかイメージぴったりです。上から三番め、なんてきっとお似合いだわ。 / R ( 2002-11-06 06:37 )
トモコさま わたしが視るよ〜。春夏秋冬の分け方もおぼえたし。 / R ( 2002-11-06 06:32 )
kyoさま そうよ!挑戦よ!キムチ鍋も再挑戦だわ? / R ( 2002-11-06 06:27 )
マッキ〜さま それじゃあ、わたしの好きなモスグリーンや煉瓦色が似合うでしょう?いいな〜。 / R ( 2002-11-06 06:25 )
夢樂堂さま 紺か赤系がお似合いならよろしいかと。 / R ( 2002-11-06 06:23 )
色ってほんとおもしろいし難しいし、興味がつきません。好きな色が似合う色の人は、すごく幸運。 / Ecru ( 2002-11-04 00:13 )
ずいぶん昔にコンサルティング受けました。ワタシは夏の色。 少しパウダリーな色がいいのかな。 / パンドラ ( 2002-11-02 01:27 )
気がついたら同じ系統の色ばかり身につけている私・・・。カラー診断、私もやってみたいわ〜。 / トモコ ( 2002-11-01 17:24 )
年齢とともに、思い込みから解き放たれて、いろんな色に挑戦できるようになってきました。でもまだ自分で本当に似合う色はつかめてないの。ええい!日々挑戦だわ!(笑) / kyo ( 2002-11-01 09:49 )
今度こそ、違う色を・・・。そう思っても、紺か赤系の衣類を買ってしまう。 / 夢樂堂 ( 2002-11-01 07:53 )
マッキ〜は秋の色が似合うそうです。そういわれる前から自然にそういう色の服を選んでました。やっぱり合う色のものを体に当てるだけで、似合うかどうかわかるので、買うときにはそういう感を頼りにしてるみたいです。 / マッキ〜 ( 2002-11-01 07:07 )

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