2001-03-05 Ｆ１話／オーストラリアGP決勝
2001-03-04 今日のお散歩／トゥールーズ＝ロートレック展／東武美術館
2001-03-04 Ｆ１話／オーストラリアGP予選
2001-03-03 Ｆ１話／開幕前夜
2001-02-28 雑誌の話
2001-02-28 WCへの道　その３／申し込み作戦
2001-02-25 確定申告
2001-02-24 今までで一番怖かった思い出（１）
2001-02-24 今までで一番怖かった思い出（２）
2001-02-22 花粉襲来？

　予選段階である程度見えた筋書き通り、ミハエル・シューマッハーの完勝だった。今年はどうやら一番強い男が一番速いマシンを手に入れてしまったようだ。マクラーレンにとっては厳しいシーズンになりそうだ。もちろん絶望的なマシン差ではないので今後の改良次第で、巻き返すことも不可能ではないだろうが…。
　ミカ・ハッキネンのクラッシュはおそらくマシントラブル。ブレーキかギヤあたり？　こういうレースでしっかりポイントを稼いでおきたいものだが、残念。
　ホンダ勢は結果的には惨敗と受け止めた方がいいだろう。ウイリアムズがタイヤで停滞しているうちにしっかりポイントは稼いでおかなくてはいけない訳だから…。フィレンツェンは不運だったし、降着にはなったがパニスのレース振りは悪くなかったと思う。
　ルーキーのモントーヤ、ライコネンは共に有望といっていいだろう。ライコネンはキャリアを考えると驚異的なデビュー戦。プロストのデビュー戦を思い出す。

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慣れない確定申告のまとめと月末月始の経理作業、
プラス交互にやってくる湿気攻撃と花粉攻撃に
すっかり弱っているTAKEでございます。

今日も半分仕事絡みの打ち合わせに都心に出撃。
休日にただ、ぼおうっと仕事だけしていては「ひまじん」の名が泣くぜ！
…という意地でもって池袋は東武美術館まで行って来ました。
ロートレックと言えば誰もが知るビッグネーム、
なみまる様の3月1日付の日記の情報によれば、かなり混み合っていそうな気配。
まして今日は最終日。覚悟して出かけることにした。

前にロートレックの大規模な展覧会を見たのは、
もう大昔の1983年頃、確か伊勢丹美術館だったと思う。
当時僕はまだ十代、芸大を目指して日々石膏デッサンなんぞに
明け暮れていた頃だった。
有名なポスターにはもちろん「かっこいい」と憧れたけれど、
それ以上に痺れたのが、サラッと書いてあるスケッチや習作などの、素描もの。
すぐにヘタなりに真似して町中や喫茶店などでスケッチしたりしたものだった。
あれから20年近く経った今、やさぐれたオヤジの目で見たら、
今度はどう見えるのだろうか…、という事にも興味があった。

人並みにうんざりしながらたどり着けば、美術館の中もやはり人だらけ。
TAKE式展覧会鑑賞法では、まず一回早足で全てを見てしまうことにしている。
今日のように混んでいる日は列の後ろから、長身を利用してざーっと眺める。
その後、その日の自分に響いた絵だけをピックアップして再度見て回る。
空いている時は順路通りに回ることもあるが、
大規模な展覧会の場合、マジに全部見ようと思っても、
全部を心に刻むのは実際には無理。
百点見ようが、二百点見ようが、
その後何年も心に残る絵は結局一点か二点なのだから。

感想。

今日の自分に響いたロートレックは、
ポスターでも素描でもなく、初期の油彩画だった。
なにか懸命に光を探して描かれている絵に妙に感じ入ってしまった。
10代の頃はポスターや素描の完成された技巧に憧れたが、
やさぐれた30代の今は、むしろ初期の絵の瑞々しさやひたむきさに
胸を打たれたということなのだろうか。むむむ〜。

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さて、ジャック・ブラバムとアラン・ジョーンズを生んだ国、
オーストラリアでF1が開幕。

普段は予選の放送までは見ないのだが、
今回はニューマシンの出来不出来など
開幕戦での各チームの力関係に興味もあり、夜更かししてTV観戦。

●フェラーリが速い。シューマッハだけでなく、バリチェロも伸び伸びとタイムを伸ばして、フロント・ロウを独占。シューだけが速いのではなくて、二台が競うようにタイムを伸ばしているあたり、マシンの素性自体はかなり良さそうだ。シューマッハはコースレコードを３秒強縮めたが、これはタイヤによる部分が大きいだろう。
●マクラーレンはアクシデントでアタックが中断されるなど、ついていない部分も大きかったが、フリー走行より常に後手後手。今年のマシンはスピードでも押され気味。序盤戦は苦戦必至？
●開幕戦なのに既にゴテゴテした作りのジョーダンだが、スピードはありそう。BARもなんとかベスト10はキープ。ホンダ勢としてはライバル、ウイリアムズがタイヤに手こずるであろう序盤のうちにポイントを稼いでおきたい所だ。BARはあんまり走行シーンの映像が写らず、マシンのデキはまだ不明。
●注目のミシュランはラルフが５位に食い込んだのみ。決勝もお手並み拝見という所だが、今回は厳しいだろう。

昨年のように信頼性でもフェラーリ優位ということになると、マクラーレンにはかなり厳しいスタートとなるだろう。ミシュラン勢の戦い振りにも注目したい。

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いよいよF1の2000年シーズンが開幕。
ちょっとマニアックな話ですが、
個人的（素人的な）な注目点を上げておきます。

ポイントになるのはフロント＆リヤのウイングの
レギュレーション変更と、タイヤ戦争でしょうか。

●フロントウイングの最低高が50mmから100mm変更され、
リヤウイングのエレメント数に規制が加えられた。
前後ともにダウンフォースが押さえられたカタチだが、
特にゴマカシが難しいのはフロント。
ハイノーズ（マクラーレン）が正解か、ローノーズ（フェラーリ）が
正解なのか、あるいはベネトンのような変形型ウイングか…。
どれが正解なんだろうかという興味がまずひとつ。
（フェラーリあたりのやや幅広になったノーズ形状を見ていると、
　ピッチング対策も難しいのでしょうか。）
● ダウンフォースのバランスが変われば、
タイヤとの兼ね合いも気になるところだ。
BSのタイヤ開発はフェラーリ＆マクラーレンが主導、
ミシュランはウイリアムズあたりがリードするのだろう。
空力に優れたフェラーリ、マクラーレンに合わせてBSの開発が進むと、
仮にBARなど他チームのフロントの空力が劣った場合、
慢性アンダーステアに悩まされる…みたいなことが起こることも考えられる。
ランキング３位争いの行方を考えるに興味深い。

…とまずは、こんなあたりから注目してみたいっす〜！
（思いっきり素人の考えですが…）

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　僕は活字中毒だ。フリーランスなので食事はいつも一人。困ったことに、すっかり雑誌を持っていないと食事が出来ないカラダになってしまっている。今日の昼飯時に買った雑誌「Title」は「雑誌チュー毒」特集だった。

　趣味として雑誌の創刊号をコレクションしています。でも美味しい所はだいたい買い逃していて、ブルータスやポパイの創刊号を持っている訳ではない。「ヤングジャンプ」「ヤングマガジン」の創刊号ならあるんだけど、高く売れたりするのかなあ。あと仕事でもらった0号誌も少々。

　僕が愛読する雑誌は潰れる…という悲しいジンクスがある。「遊」に始まって、「写楽」「オートテクニック」「スーパーアート・ゴクー」「03」「PHOTO JAPON」「SINRA」「I-D JAPAN」「WIRED」「骰子」「Mac User」「avant」…。屍累々という感じだ。アート系やサブカル系が薄命なのは致し方ないのかもしれないが、僕自身も不幸の使いなのかもしれない（笑）。編集者のみなさん、ゴメンナサイ！
（そういえば、僕の好きなお菓子やジュースもすぐにコンビニから消える！）

　広告屋さんの視点で見ると、出版社という所はマーケティングは甘い所が多い。おおむね勘に頼ったモノづくりをしているのが実状。売れてナンボ、かつ競争の激しいパソコン誌やゲーム誌で、「そんなんで大丈夫なの？」みたいなモノを随分見て来たが、やはり大体２年ももたない。あるいは二番煎じネタなどで乱暴に創刊して、ダメならすぐに潰す…そんな話が多い。
　ただし中には、マーケティングの数字などから生まれて来るような浅薄なものではなくて、ある種ホンモノの「思いこみ」がカタチになったような素晴らしい雑誌もある。こんな時代でも良い物は作りうる、そんな意地は見せて頂いているのだが、結局売れない。いいモノが受け入れられない。それがちょっと寂しい。

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またまたワールドカップのチケット話です。
一昨日の日曜日、観戦予定仲間と作戦会議をしました。
そのご報告です。

　さて、現在話題になっているチケット申し込み枠は、【第一次販売／開催地指定チケット（＝VST）日本一般発売分】というパートの中の一般枠、地元枠の部分だ。他にサポーター枠があるが、これは8月4日までのJリーグの試合、代表の試合を観戦したファンの為の枠だ。また別パートとして【チーム指定チケット（＝TST）】というのもある。とりあえず今回は【第一次販売／開催地指定チケット（＝VST）日本一般発売分】の一般発売分のお話です。
　
　申し込みは郵送・インターネットを通じて、ひとり一回までしか許されない。
その申し込みで最大6試合、一試合につき4枚（申込者＋同行者３名）までの申し込みが可能である。日本で行われる試合は全部で32試合。ただし日程・時間の重なる試合は申し込めないので、仲間４人で分担したとして、最大22試合分の申し込みが可能になる。（同行者枠の申し込みが重複する事は許されない。日本戦だけ集中的に申し込む…という事は出来ないわけだ。）
　僕らも当然４人で22試合をカバー。東京、埼玉などの近い会場から、一部は大分、宮城など遠方の会場分も申し込むことにする。細かいことはチケットが当たってから考えようというスタンスだ。（あくまで当たれば…の話だ。）

6月 1日　　予選Ｅ組　新潟　日本開幕カード
6月 2日　　予選Ｆ組　埼玉　
6月 3日　　予選Ｇ組　新潟　
6月 4日　　予選Ｈ組　埼玉　日本予選第一試合
6月 5日　　予選Ｅ組　鹿島　
6月 6日　　予選Ｅ組　埼玉　
6月 7日　　予選Ｆ組　神戸　
6月 8日　　予選Ｇ組　鹿島　
6月 9日　　予選Ｈ組　横浜　日本予選第二試合
6月10日　　予選Ｈ組　大分　日本戦裏カード
6月11日　　予選Ｅ組　横浜　
6月12日　　予選Ｆ組　大分　
6月13日　　予選Ｇ組　横浜　
6月14日　　予選Ｈ組　大阪　日本予選第三試合
6月15日　　一回戦　　新潟　（フランスA組一位通過の場合）
6月16日　　一回戦　　新潟　（フランスA組二位通過の場合）
6月17日　　一回戦　　神戸　（日本Ｈ組二位通過の場合）
6月18日　　一回戦　　宮城　（日本Ｈ組一位通過の場合）
6月21日　　準々決勝　静岡　
6月22日　　準々決勝　大阪　
6月26日　　準決勝　　埼玉　
6月30日　　決勝戦　　横浜　

以上が４人で申し込む予定の22試合だ。
全部当たったらどうしよう？…とか、ホントに大分まで行けるの？…とか、決勝当たったら、お金どうすんの？
…みたいな心配は当たってからすればいいじゃん！　
という話になってます（笑）

先頭 表紙

フリーランスにとっては年に一度の辛い作業、
「確定申告」のため、
年に一度の「経理のTAKE」になりきる時間を過ごしています。

有限会社などの法人ではないので、
ギャラを頂く時点でガサッと
源泉税が既に引かれてきています。
これを極力多く還付してもらえるように努めるのと、
（ビンボーなここ数年は還付組です。）
住民税を極力低く押さえるべく努力中。
フリーにとっては生きるか死ぬかの大問題。
領収証、伝票、通帳をチェックして、
落ちがないように努めています。
普段はIllustratorやらPhotoshopが大活躍のMACも、
この季節だけはExcelが主役に。

外は良い天気みたいですね。
花粉が怖い（泣）
午後は経理をさぼって、
サッカー観戦仲間とチケット作戦会議。
その内容もご報告予定！

○写真は茅ヶ崎海岸にて

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仕事の資料さがしに出かけた本屋さんで、
インドの神様の本を立ち読みしていたら、
昔「怖い」思いをした出来事を思い出してしまった。
今日はたいして面白い話もないので、
思い出しついでにここに書いて見ることにしました。
もうかなり昔の話、12〜3年前のことになるが、
親友カップルと3人でインド旅行をした時の話です。


　インドに入って一ケ月経った頃、僕らはカルカッタに滞在していた。もうインドにはすっかり慣れ、街中の物売りにも乞食のバクシーシ攻撃にも余裕で応対出来るようになっていた。しかし、ちょうど旅の疲れも出てきた頃だった。カップルの片割れT君が胃痛でダウン、奮発して泊まっていたパーク通りのホテルで寝込んでしまった。仕方なく彼を置いて、K子と二人で市内の寺院を見にいくことになった。
　目的地であるカーリーガートはカルカッタの南側、ちょうど御堂筋線のようにチョーロンギー通りに沿って南北に走る地下鉄に乗り、数駅の所にある。駅を降りると多くの土産物屋さんが並んでいて、ちょうど浅草のような雰囲気。参道に沿って歩くと目的地とおぼしき寺院に到着した。
　ここに祭られている神さまは女神のカーリー。ここまでの旅で既に多くのヒンドゥー寺院を訪れていたが、多くの場所で祭られていたのはシヴァ神。カーリーはここで始めて出会う神様だった。カルカッタの地名の由来であるという話から察するに、日本でいう所の国津神的な存在なのであろう。褐色の肌を露わにし、乱れた髪、長い舌を出し、人の亡骸の耳飾り・首飾り・ベルトを纏っている。ヒンドゥー教の諸神の中でももっとも残忍な性質の神様であるとのこと。
　このカーリーガートでは、カーリーに山羊の生き血を捧げる儀式が行われているという。ちょっとドキドキしながら僕とK子は寺院内を散策した。

　すぐに拝殿とおぼしき建物が見つかった。何人かの白人の観光客が床に座って儀式の始まるのを待っている。拝殿の前には本殿らしき建物がある。手前が回廊になっていて両開きの赤い扉がある。扉は血のようなものでべっとりと濡れている。中にご神体があるのだろう。僕とK子は拝殿で儀式の始まるのを待った。
　しばらくして儀式が始まったようである。本殿の扉が開き、扉の前で男が何かを叫んでいたかと思うと、多くのインド人達が回廊に現れ、もの凄い勢いで扉の中になだれこんでいく。拝殿からは詳しい様子が分からず、「中で山羊のクビ切ったりしてんのかなあ？」なんてK子と話ながら、本殿の方を眺めていた。

（下に続く…）

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　すると本殿の扉の前にいたインド人がこちらを見て手招きしている。最初はただならぬ儀式の雰囲気にたじろいでいた二人だったが、好奇心には勝てなかった。「行ってみようか」「行ってみよう」。すぐに拝殿から回廊に回り、妙にハイになっているインド人達の列に潜りこんだ。人並みにもみくちゃになり、押されるようにして扉の前まで進んだ時、斜め前にいたK子がいきなり太い腕に掴まれ本殿の中に引きずり込まれた。追いかけるようにして扉の中を覗いた僕の目には想像もしなかった異様な光景が飛びこんできた。

（１）本殿の内部は回廊より1メートル程低くなっていて、そこに引き込まれたK子は上半身ハダカの禿頭＆マッチョなインド人に「300ルピー」出せと請求されている。周囲のインド人は5〜10ルピー払っただけで中に入っていく。瞬間「やられた！」と思った。
（２）本殿の床の中央には絵はがきで見たカーリーの姿とは似ても似つかない神体があった。大きな石が半分床に埋まった形で安置されていて、真っ黒に塗られている。鮮やかな色で目が三つ。血とおぼしき液体にベットリと濡れていた。周囲は針金の柵で囲まれているのだが、柵のいたる所に鮮やかなピンク色の花びらが飾られていた。
（３）神体の周囲には上半身ハダカの信徒とおぼしき人達がハイになって動き回っている。
（４）部屋を囲んでいる柵の間から、中を覗くインド人の顔、顔、顔、顔…。

以上１〜４の光景がいっぺんに僕の目に飛びこんできた。
（気分的には「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」）
　想像と異なる神体の姿と、儀式で異様な雰囲気になっているインド人たちの姿に一瞬パニックになった。僕自身は脱出可能な位置にいたが、すでに引き込まれてしまったK子を置いて脱出は当然出来ない。一人300ルピーという法外な喜捨は避けたかったが、それを許さない周囲の雰囲気があった。
　一瞬の判断ののち、僕も中に飛び込み、マッチョなインド人に500ルピーを握らせ、何か叫ぶ彼をシカトして、K子の手を引き、出口の通路らしき方向へ逃げ出した。左右からの物乞いの手を払いつつしばらく走り、本殿の外まで走り抜けてようやく一息。「怖かったねえ〜！」とK子と肩を叩き合いつつ、へなへなと座り込んでしまった。
　あとで聞く話では、カーリーガートでは悪質なガイドがいて、拝観料と称して1000ルピー位要求される事もあるらしい。逆にいいガイドについて拝観すればボラれずに十数ルピーとかで儀式をゆったり見学出来たのだ。すべては下調べ不足と、突然の好奇心の発動にしたがってしまった僕らの失敗だった。


　理解不能なモノに出会った時こそが、人間にとって一番の恐怖の瞬間だという事に気づいたのがこの時だった。しかし同時にワクワクドキドキが、たまらなく快感である自分にも気づく。おぼろげに自分はひょっとしたら好奇心で命を落とすことになるのでは…、なんて思ったものでした…。

先頭 表紙

昨日の午後あたりから、くしゃみが連発で出る。鼻水も少々。
今朝も起き抜けに、くしゃみが連発。

外は春めいて、いい天気、散歩日和だ。
しかし、どうやら同時に花粉攻撃も始まったみたい。
のっけからこの調子だと、この春は思いやられます。
トホホ〜！

先頭 表紙