2004-01-27 サンデーピル
2004-01-26 んー、やっぱ笑える
2004-01-26 心境の変化
2004-01-20 新しい薬
2004-01-08 突然の腹痛
2004-01-07 ISをテーマにしたコミック
2004-01-06 ほんとに男性の方ですか・・・？
2004-01-06 アイノカタチ
2004-01-03 穏やかな年明け
2003-12-30 ひかり

主治医に処方してもらった低用量ピル。

ノリニールＴ２８なんだけど、「サンデーピル」っていうものらしいです。

どうやら、週末のデートや旅行のときにアレが来ないようにするためのホルモンバランスで配合されているんですけど、実は、とても困ったちゃんになっちゃいました。

いちおう、ボクは「男性社員」で会社に行っているので、平日にアレが来ると非常にまずいのですよ・・・。
会社の人にはカラダのことは話してあるけどやっぱ恥ずかしい・・・。

といっても、飲み始めたから途中で止めるってこともできないし、今月はしょうがないですね。

新しい会社の女の子もボクのカラダのことを知っているので、いろいろとサポートしてくれると思うので大丈夫だと思うけど・・・。

こんなことで落ち込んでいられないし、これからもこういうことあるからね。
頑張らなきゃなのです。
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副作用は少し落ち着きました。まだ少し吐き気がありますけど、ダナゾールの時
と比べるとだいぶ楽です。
低用量ピルってホルモン剤をかなり抑えてあるんだけど、こんなにカラダにきちゃ
うんですね。
最近、女の子ってほんと大変なんだな・・・と思います。
だから、男性の方はちゃんと気遣ってあげて下さいね。

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先週主治医が書いた低用量ピルの処方箋。

性別はちゃんと「男性」なのだ・・・。

そういえば、主治医が念のため薬剤部に電話してくれてたなぁ・・・。

「男性の方で月経困難症と子宮内膜症の○○さん。低用量ピル処方することになったから。」

で一言・・・。

「生活改善薬なので保険適用外です。」
「避妊効果もありますから・・・。」

今だから笑えるよん。去年だったら、絶対凹んでたもん・・・。
今のボクにとっては、痛みを和らげて生活を楽しくするための薬だもん。

そしてこの後、薬剤部でしっかと飲み方を教わったのでした。
てか、薬剤部では「経口避妊薬」って言われるし・・・(^^;。

毎日時間を決めて飲み忘れが無いようにってことだけは分かったけど、せーりの日をずらすとか飲み忘れの時のこととかはわけわかめ・・・(^^;。

ちゃんと勉強しなきゃですね。

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ピルを飲み始めました。
とにかく今の病気を治すことに専念しよう・・・、そう思って決心しました。

低用量ピルって副作用が少ないって聞いてたけど、先週は頭痛や吐き気があってすごく体調が悪かったじょ・・・。でも、ダナゾールを飲み始めた時よりは楽かもしれません。

でね、最近心境の変化っていうか、そんな感じがしてます。

以前は、男友達でも女友達でも構わず部屋に入れてたんだけど、最近、あまり部屋に入れたくないって気持ちがあって、本当に信頼できる友達しか部屋に入れなくなったのね。

それに、胸をツンツンされても笑ってたけど、触られるのがすごく嫌になったというか、すごく恥ずかしくなって腕で隠すようになってしまったみたい・・・(^^;。

せーりのことも男の人から言われるとものすごい嫌悪感を感じるようになったし・・・。

ピルを飲む前からそんな感じ・・・(^^;。

やっぱり少しずつココロが変化してきてるのかな・・・。

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腹痛はなんとかおさまったんですけど、なんかアレが始まりそうな予感・・・。
ってことで、今週はちょっとブルーが入るかもです・・・(^^;。


昨日、久々に病院に行って来ました。

ダナゾールが最大連続服用期間になること、副作用が強すぎること (肝機能障害) などで
次のホルモン療法の相談に行ってきたのですが、いろいろと話し合いした結果、低用量ピ
ルになりました。(ダナゾール余ってるんだけどなぁ・・・)

これを飲むときは、男性ホルモン剤は全面禁止 (男性ホルモン注射も・・・) となるそう
で、一気にカラダの変化が加速するような気がします。

カラダのことを思えば、優しい治療方法なのですけど、まだ・・・。

それにしても、薬剤部でこの薬をもらうときすごく恥ずかしかったよ〜。
他に患者さんがいるのに、「避妊用ピルです」とか「せーりが始まってから飲み始めて下
さい」とか言われるし。

これを飲み始めるのには、かなりの勇気と覚悟が必要です・・・。

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すごい下腹部痛で起きてしまいました・・・(^^;。
出血もちょっと・・・。不意をつかれたのでガードもしてなくて失敗・・・。

ダナゾール中止してからまだ1ケ月経っていないじょ。
先生はダナゾールが抜けてせーりが始まるのは1ケ月〜3ケ月くらい後って言ってたのに。

そんなわけで、会社の前に病院に行って来ます。


会社にはカミングアウトしているので、

「変なせーりみたいなのがあったので病院に行って来ます」

で通じちゃう・・・(爆)。

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講談社からISをテーマにしたコミックが発売されています。
六花チヨ先生が書かれたＩＳ（１）というコミックです。

＜CASE 1 : ヒロミ＞と＜CASE 2：竜馬＞の2話が収録されています。

CASE 1 は、真性半陰陽をテーマにした内容で、CASE 2 はたぶんクラインフェルターを
テーマにした作品だと思います。

ボクは＜CASE 1 : ヒロミ＞の登場人物と正反対の状況にいます・・・。

ボクはISの当事者だけど、めちゃ泣けた・・・。


でね、いろいろ考えたんだけどボクのカラダの中にある卵巣と子宮、摘出しないでそのま
ま、ありのままに生きていこうと・・・。
カラダとココロが変化してきているのは、ごく自然なことなのかなって思って。

せーり痛に悩まされたり、子宮内膜症とつきあっていかなきゃならないけど、それはそれ
で仕方がないことなのかなって・・・。

少しずつ慣れていけばいいのかなって・・・。

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追記 :

年末に XY 染色体の異常が見つかってめちゃくちゃ落ち込んでいたけど、
ダナゾール服用を止めてたから、ホルモンバランスが急激に変化していて
精神的に参っていたのかもです・・・。
ほんと、ご心配かけちゃいました。

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12月の肝機能検査で肝機能障害と言われ、ただ今、ホルモン剤の服用を全面中止中・・・。

このままだと、せっかく良くなりかけた子宮内膜症が悪くなっちゃうので、民間療法で肝
機能を回復させる方法がないかとあるドラッグストアに相談に行ってきました。

服用しているホルモン剤が原因だと伝えると、お店の方がどんな薬を飲んでいるのか尋ね
たので、診断書と処方箋のコピーを見せました。


「男性ホルモン剤注射されていますね・・・」

「はい」

「ダナゾール200mgを飲まれていますが、保険適用なのですね？」

「はい」

「ほんとに男性の方ですか？」。

「はい」


どうやら、性同一性障害の FTM (Female to Male) と勘違いされたみたい・・・(爆)。

健康保険証見せても信用してくれなくて、パスポート見せてなんとか信用してもらったけど・・・(^^;。

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追記 :

でもね、この時はカチンときたり、落ち込むなんてことは全然なくて、
あっそういう見方もあるのか・・・って。
ココロに少しずつゆとりができたっていうか、自分のことをちゃんと
受け入れられているのかなって思っています。
このままゆっくり少しずつ歩んでいけたらいいかも・・・です(^^)v。

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ちょっとえっちな日記になっちゃいますが・・・(爆)。

実を言うと、ボクは立ってトイレができないのです・・・。
というか、ズボンを下げればなんとかできるってことなんですが、公衆トイレなんかじゃ
できないので、大のほうに入っちゃうんです。
小さい頃に尿道下裂の手術をして、男性ホルモン投与治療をしてたんですが、大きくなら
なかったってことなんですね (^^;。(こんなこと暴露しちゃっていいのかぁぁぁ)

そんなわけで、つきあってた彼女とはいちゃいちゃすることはあっても、えっちまでは至
らなかったってことで、いまだにオトコとしてのえっちの経験はないのです・・・。

で、昨年、オンナとしてえっちしちゃったことがあって (あとでアフターピル飲むはめに
なっちゃったけど・・・)、そのときふと思ったことがあったのね。
でも、その時はたぶん子宮内膜症ですごい性交痛があって、痛いだけだったけど (^^;。
(ってか、ものすごい出血で自分も驚いた)

愛のかたち、いろいろあると思うけどお互いに好きになって、精神的なつながりも大切だ
けど、その時、身体で愛を感じたいってふと思ったことがあって、セックスレスの夫婦の
関係も実際にはあるけど、やっぱり身体で感じたいなぁって。

もちろん、自分のカラダは自分で守るというか、許せる相手をちゃんと見極めないといけ
ないんだよね。

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みなさま、明けましておめでとうございます♪。

昨年の12月、染色体の異常が見つかって思いっきり落ち込み、ようやく元気を取り戻して
迎えた2004年・・・。東京は、例年にない暖かく穏やかな年明けとなりました・・・。

思えば、昨年6月の告知・・・。思いもしなかった内容でした・・・。
それから、いろんなことが起こりそのたびに喜んだり、泣いたり、怒ったり・・・(^^;。

元旦に、ひとつの目標を立てました。

「何があっても、ありのままの自分でいること」

ボクのカラダは普通じゃない。それことをちゃんと理解して、自分なりの生き方や将来の
ことをきちんと考えていこうと思います。オトコであろうがオンナであろうが、ボクはボ
クだし、そんな自分と向き合ってくれている人たちがここにいます。
もちろん、実生活のほうでもボクとちゃんと向き合ってくれる人たちがいます。

告知を受けたとき、ボクはひとりぼっちだ・・・。そう思いました・・・。

でも、今は違います。「キミはひとりじゃないよ」、みなさんの声が聞こえてきます。

以前書いたことですけど、ボクの場合生まれてきたことそのものが奇跡だと言われました。
普通ならば、生まれてこなかった・・・。
けど、ボクはこうして産まれてきて、今生きています。

そして、みなさんと出会えることができました。

ありがとう、そして、みなさんにとって幸せな年でありますように・・・(^^)v。

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暗闇の海の底を、あてもなくさまよっていた・・・。
ただ、音のする方へ泳いでいただけ・・・。
結局、そこには何もありはしなかった・・・。

虚像。

自分を見失い、途方に暮れていた・・・。


けれど、こんな情けない自分を励ましてくれてる人がいた。
泣き言につっこみ書いてくれる人がいた。


たくさんの人の優しさに導かれて、見えてきた一筋の光・・・。

でも、その光の元には誰も連れて行ってはくれない。
そう、それはボク自身が自分の意志で進まなきゃならないんだ。


水族館のイルカのように芸を仕込まれ、ただいいなりになっている
イルカじゃなく、自分で考え自分の意志で泳いでいく・・・。

ボクはそんなドルフィンにならなきゃいけない。

海面で大きく飛び跳ねる・・・、そんな夢を信じて。


まだ、頼りないドルフィンキックだけど、力強いドルフィンキック
ができたら褒めて欲しいかも・・・。


つっこみのありがとうをこの日記にかえて・・・・。

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