2002-05-08 えむ的黄金週間〜奈良・熊吾郎（仮名）祖父母家訪問編〜
2002-05-08 えむ的黄金週間〜奈良・天理ラーメン編〜
2002-05-08 えむ的黄金週間〜三重県でマターリ編〜
2002-05-07 えむ的黄金週間〜下呂温泉編３〜
2002-05-07 えむ的黄金週間〜下呂温泉編２〜
2002-05-07 えむ的黄金週間〜下呂温泉編１〜
2002-05-06 えむ的黄金週間〜静岡編２〜
2002-05-06 えむ的黄金週間〜静岡編１〜
2002-04-23 電話ＤＥメモ。
2002-04-23 大阪でタクシーに乗る。

＊↓の日記からお読みください＊

食後、奈良の義祖父母に連絡。
急に訪ねて行くのにびっくりはしたようだけど、「顔だけ出す」と言ったら快くOKしてくれた
とのこと。
初めて訪れた熊吾郎（仮名）祖父母の家は、うちの東京のじいさんの家のようになんだか
懐かしい感じがした。
おじいちゃんは結構元気なんだけど、おばあちゃんはあまり身体の調子が芳しくないよう
でつい先程まで布団で横になっていたようだ。
「年とって身体の具合がようないで、愛想なくてかんにんね」とやさしい奈良弁だった。
ちょっと顔を見せるだけで帰ろうと思っていたのだけど、おじいちゃんが柏餅やお茶を出し
てくれた。
おばあちゃんは老人特有の物忘れが最近激しいようで、何度も同じ話を繰り返す。

「・・あんたどこ住んどるんやったっけ？」
熊（仮名）「三重の鈴○です」
「そうか。なら近いんやな。また遊びに来なさい。」
↑３回繰り返し

「わしの年は８２か３やろ？じいさん？」「いや、８１やで。」「うんにゃ、８３のはずや」
（真実はいかに・・）

「早く孫の顔が見たいで・・」　　熊（仮名）「あの、ボクが孫なんですけど・・」

そしてその直後には「もうおばあさんボケてしまってかなわんわ」と言う。
「いや、そんなことないですよ。いつまでも長生きしてください」となぜかずっと敬語で話
す熊吾郎（仮名）←昔からそうなんだって。

帰り際、おばあちゃんは今までの様子からは考えられないくらい機敏な動きで小さく折り
たたんだお金を熊吾郎（仮名）に握らせてくれた。
「こんなことくらいしかできんけど、また来てな」

たぶん今度行った時には存在を忘れられていて、また「はじめまして」って言うことになる
かもしれないけど　自分で「ボケてしまってかなわん」と言うくらいであれば、まだまだ大丈
夫だよね。せっかく近くに住んでいるのだから、行けるときにはまた行こうね　と熊五郎（
仮名）と帰りに話し、三重県へと帰ったのであった。



・・・・で、おばあちゃん。
あなたの孫は帰りにそのもらったお金で「せっかくもらったのだから大切に使わせてもら
おう」とご飯を食べ、ゲーム（ウイニングイレブン）を買い、パチンコですっから
かんになってしまいましたよ。。。
しかし、あなたの孫嫁はもらったお金を元にボロ儲けして、４倍のお金にしましたよ。


・・ろくでもない孫夫婦でごめんなさい・・

先頭 表紙

５月４日（土）
今日はふと思い立って奈良まで行くことにした。
熊吾郎（仮名）の父方の祖父母が奈良に住んでおり、実はまだ一度も会ったことがなかっ
たのである。
結婚式は東京でしたために、高齢のおじいちゃん＆おばあちゃんは出席できなかったの。
以前にも一度「奈良は近いから行ってみよう！」とでかける前に電話してみたら「具合が
悪いから」と断られたことがあって（苦笑）でもその話を私のじいさんに話したら「そうは言
うけど、絶対来てもらえると嬉しいはずだから”近くに行ったついでに来た”と言って顔だけ
でも出してごらん」と言われて、今回は奈良に入ってからちょっと顔見るだけでもと連絡し
てみよう！ということにしたのであった。
向かう途中、「せっかくだから有名な”天理ラーメン”でも食べよう」ということになり天理で
降りたはいいが・・・・降りてみてびっくり。
天○教の施設で街中埋め尽くされ、街中歩く人のほとんどが黒いハッピ（天○教と書いて
ある）を着ていたのだった。
若い今時のおねーちゃんも天○教ハッピを着て、キャピキャピと街を歩く。
熊吾郎（仮名）なぞはカルチャーショックを受けて、ぶるぶると震えていた。
ところで、天理に来たはいいがどこのラーメンが美味しいのかリサーチせずに来たために
困った。（またかよ！）
そこでGW大活躍のナビ之助で調べてみて、「うーん”サイカラーメン”って聞いたことある
ような・・」と勘だけを頼りに着いてみたところ、店の前には人だかりが。
「よし、ここなら間違いない！」と行ってみることにしたのであった。
狭い店内と店員の手際の悪さからか（？）１時間待ってやっと入店（待ってた人数の割に
回転が遅かった）
おなかぺっこぺこ！でももう並んでた時に食べるもの決めたもんねー！とお店の名前で
もあるサイカラーメン（小）を注文してみた。
店外でめちゃくちゃ待った割に注文したら即効で出てきた。
トンコツ醤油ベースで、あんかけ野菜たっぷりでめちゃおいしかった！！
前に大阪で食べた「神楽（かむくら）」と同じような白菜＆ブタバラ肉大量というのがスープ
に甘味をもたせて、そしてコクが出てくるので激ウマ。
神楽よりもコッテリ系ではあったけど、美味でございました。熊吾郎（仮名）絶賛。

＊またまた長い日記ですみません・・続く＊

先頭 表紙

５月３日（金）
久しぶりの我が家　in　三重。
いい天気だったのでイッキに洗濯をするために早起きをする。
いやー、主婦だな（汗）
その後、家にいるのもなんなので四日市の方まで車で行ってきた。
ついでに来週末の母の日の贈り物なぞも選んでみたり。
去年はお花を贈ったので、今年はもう少し形に残るものの方がいいかなーと思って、物を
送ることにした。
自分のおかんはある程度どんなものがいいか想像がつくけど、まだ出会って日も浅い熊吾
郎（仮名）母には一体なにを贈ればいいのだろう？？としばし悩んでしまった。
母親くらいの年令になるとある程度のものは一通り持っていたりするので、プレゼントを
選ぶのってとても困る。
母の日と言えばエプロンとかー・・ってエプロンって小学生くらいの時から困ったら選ん
でるやん。
母の日と言えば「肩たたき券」とか「お手伝い券」とかー・・って子供じゃないんだか
ら。
結局デパート内をウロウロとした結果、うちのおかんにはゴルフ用のポロシャツを、熊吾
郎（仮名）母には熊吾郎（仮名）が「これがいい」と言ったラルフ・ローレンのかわいい
手提げかばんをお買い上げ。
よし、これで片付いた（片付いたって・・）
その後、色々洋服でも見ようかなーと思ったのだが、最近購買意欲が湧いてきたのか見て
いるとじゃんじゃん買ってしまうようになったので、見るのはやめて家に帰った。
えらい、私！！（自画自賛）
夜は熊吾郎（仮名）によるスペシャルお好み焼きディナー。
・・熊吾郎（仮名）の料理といえばこれしかないようだ。でも美味しかったのでよし。
後片付けもしてもらえたのでなおよし。

先頭 表紙

パチ屋を出てふと思った。

はて、高山に来たはいいが・・・高山っていったい何があんの？？

まったく前調べをしていない私たち。
高山と言ったら「高山ラーメン」と「（飛騨）牛串」くらいしかしらん。
うーん、よくわかんないからとりあえず高山ラーメン食べるべ、と近くのコンビニで高山の本を
読み（しかも立ち読み。←買えよ）、雑誌に写真が美味しそうに映っていた「やよいそば」に
行くことにした。
それにしても平日だからか、高山駅周辺には地元民の姿しか見受けられない。
ここって観光地じゃなかったっけ？
・・と思ったら、人々は駅前ではなく高山名物の「朝市」に行っていた模様。
私たちが向かう方向に人の姿がみえはじめた。
しかし私たちがたどり着いた頃には朝市終了。
パチなんてしてないで最初っから行ってればよかった。とほほほほ。
高山ラーメンは和風（鰹）出しで細いちぢれ麺が特徴なんだって。
私は細ちぢれ麺がだーいすきなのでその店も美味だと思ったけど、熊吾郎（仮名）はこってり
系が好きらしいので、なんかちょっと物足りなかったみたい。
食後、人のいる方向に歩いていったら古い町並みっぽい通りに着いた。
そしたらいるわいるわ、観光客の山。わんさかと人がいた。
そうか、高山といえばここが有名なのかー。
でもなんか伊勢神宮の「おかげ横丁」に似てるよね、などと話していたら牛串屋発見。
ラーメン食べたばかりなのに牛串にありつく。
そしてまた歩くことしばし。今度は「飛騨牛握り」なる店を発見。
考える間もなく即効で購入。美味。
通りを歩きつつ、途中で朴葉みそやら塩せんべいやらを買い込みぶらぶらしていると通りが
終わったので、戻って宿に帰ることにした。
結局高山ではラーメン食べて、牛串食べて、飛騨牛の握りを食べただけ。（あとパチもしたな）
帰りはナビ之助の薦めるがままに設定変更をしなかったら、高速なんて乗らずにあっと言う間
に下呂に着いた。っていうかこんな有料道路なんてありゃしなかった。
宿に戻って、それぞれ温泉へ。
大浴場でもちゃんと露天風呂があって気持ち良かったっす。
下呂の湯質は「しっとりすべすべ」って感じ。
かなーーりいい湯ですな。さすが日本三大名湯！（ってかこれって誰が決めたんだ？）
再び部屋に帰り、隠し持ってたビールを飲み干し（またか）夕食の時間までしばしぼーっとして
いた。
今日の夕食は囲炉裏。今回の宿予約に際して楽しみだったのが、この囲炉裏コースにある
「しいたけもぎ」
・・その名の通り、原木に生えているしいたけを食卓でもぎって火であぶって食べるのである。
大のキノコ好きの私と熊吾郎（仮名）は喜び勇んでしいたけをもぎりましたとも！
原木にしいたけが１０個はついていて、二人にしてはしいたけ食べすぎ！ってくらいの量はある
のにも関わらず、あっちゅー間にしいたけを食べ尽くし、他のテーブルが残しているしいたけに
まで目を光らせていた・・（注＊採りはしなかったけどさ。←ほんとはとりたかった・・）
今日で旅行も終わり。
あーあ、すごい居心地良かったのになー。楽しい時間が過ぎるのは早い・・

先頭 表紙

５月１日（水）
今日は高山に行ってみることにした。
天気はまだ曇っているけど、雨が止んだのは良かったかな。
高山までの道はまたまたナビ之助に聞いてみることに。
ナビ之助ったら放っておくと有料道路を通っていく最短ルートに設定されるものだから、
「有料回避」にてのんびり行こうと設定をしなおした。
・・ところが、これが間違いの元だったのである。
３０分後。

どこじゃ、ここーーーー！？

思いっきり山道選択。ものすごい細い山道、しかも雨上がりでぬかるみたっぷり、しかも
霧まで出てきて視界３Ｍ状態。
思いっきり緊張している熊吾郎（仮名）の横で「スピード出すなよー。出すなよー」と暗
示のごとく繰り返した。
「こんなとこで対向車来たらどうするんだろう・・」

来ました。しかもデカイのが。

相手車側は崖になっていて、こちら側は山道。
・・・・間違ってもこっちが落下して死ぬことはないな（ニヤリ）（嘘）
車を山道に乗り上げて、どうにかこうにか対向車と無事すれ違うことができた。
そんなこんなで高山に着いた頃には二人ともヘトヘト状態。しかも激しい尿意を催してき
た。
慌てて駅近くの市営駐車場に車をとめ、近くのパチ屋へと駆け込んだ。

・・ふぅー、すっきりこいた。
・・・ん？この台は新台ですな。ちょっと様子見で触ってみましょうか。

と座ったら、￥１５００で確変が。
むひょひょ、ラッキーじゃないですか。しかし熊吾郎（仮名）はさっぱり出る様子もな
く、あっと言う間に金を使い込んでしまった。

はっ！高山に来てまでパチをするとは！！
こんなことではダメ人間になってしまう！！

と本当はまだまだやりたかったのだが、泣く泣く確変が終了した時点で店を後にしたので
あった。２箱で￥６０００なり。やすーーーー！！田舎は率が悪いな。

＊続く（長くてごめんね）＊

先頭 表紙

４月３０日（火）
朝早く静岡を出て、東名高速で一度小牧の方まで戻り、そこから中央道で中津川まで移
動。
静岡から直線距離だと近そうに見えるのに、結局遠回りしないとダメなのね。
そしてしばし走って午後１時。早々に下呂に到着してしまった。
宿のチェックインの時刻が３時なので、近くの本屋で立ち読みし、またスーパーでお菓子
やら酒屋で酒やらを購入。
ぶらぶらと時間をつぶしていたのだけど、スーパーにいても飽きるので早めだけど宿に行
くことにした。まあロビーで時間つぶしてればいいけどね。
下呂温泉は名前こそちょっとひいてしまう感じだが、日本三大名湯に挙げられるほどいい
湯らしい（ちなみにあとの２つは「草津」「有馬」だそうで）
今回は創刊されたばかりの「るるぶじゃぱん東海版」を見て、インターネットから予約し
た宿。
ＨＰを見た感じでは結構よさそうな旅館だった。
ナビ之助を駆使してたどり着いた宿は、外観こそちょっと古めだけどロビーに入った途
端、非常に落ち着いた感じのする和風旅館。
早めのチェックインにも快く応じてくれて、部屋に案内されるとそこからは、下呂の街が
見下ろせる、とても見晴らしのいい部屋で感激。
外はあいにくの雨だけど、こういう景色には情緒が感じられてさらに温泉気分が盛り上が
る。
しばらくして宿泊特典である「貸切露天風呂」に入ってきた。
まだできて割と新しい露天風呂のため、とってものんびりできた。檜の香りが心地よいし。
実は今まで温泉宿に泊まっても、「貸切風呂」などというのはなんだか気恥ずかしくてで
きなかったのだが、今回はせっかくだし、、と初体験。
・・・まったくもって普通の雰囲気だった（笑）夫婦だしな、いまさら恥ずかしいもなに
も。
しかし、熊吾郎（仮名）は温泉大好きッ子らしく、私がのぼせて風呂からあがった後も一
人で湯に入り、あがっては水を浴び、また入って・・の繰り返しだった。
風呂上りには隠しもっていたビールをイッキ飲み。


サイコーーーーーー！！←いつも酒飲むとデカくなるな。


ほんっと、この為に生きている！！神様、ありがとう・・って思ったよ。
夕食は、個室で懐石風料理。はじめて朴葉みそ料理を食べた。お肉はすこーししか入って
なくてお上品な感じだったけど、窓から見える夜景もきれいでついつい冷酒を飲みすぎて
しまったよ。
しかも嬉しかったのは、食事を終えて部屋に戻ると宿からサービスでスパークリングワイ
ンのミニボトルがおいてあったこと。
気が利く旅館だなー。
雨がしとしと降る下呂の街をぼんやりとながめながら、おいしく頂いたのでありました。
（あとまた隠し持ってたビールを・・）

＊続く＊

先頭 表紙

１から読んでね☆

４月２９日（月）
７時起床。
今日は熊吾郎（仮名）父も会社が休みなので、４人で観光へ。
今回は丸子（まりこ）の方に連れていってもらいました。
特に面白いものはなかったんだけど（失礼？）お昼に食べたとろろ汁は美味しかった。
有名なお店らしく（「丁子屋」といいます）長蛇の列。
私たちはお昼のちょっと前に入ったから比較的スムーズに入店できたのだけど、店を出る
頃には並ぶ人が店の中にも外にもあふれかえっていました。
そして、そのまま目的もなく（？）焼津の方までドライブ。
マグロ漁港とか見たかったんだけど、誰も場所を知らなかったため本当にただのドライブ
で終わってしまったのでありました。
家の近くに戻ってきて、私と熊吾郎（仮名）と熊吾郎（仮名）母が車を降りて登呂遺跡を
観光。
竪穴式住居跡に入ってみたんだけど、真っ暗でした。でもひんやりしてて静かーな感じ。
ふと天井を見上げると火災報知器があったりして、ちょっと現代的な部分が見れて興ざめ
ではあったのだけど。
夜はお待ちかねのお寿司！
このお寿司屋は、静岡県内にあるチェーン店らしく、御殿場のアウトレット内にも出店し
ている「魚がし」というお店。
回転寿司だけど、馬鹿にできないくらい美味しいお店で、前回静岡で食べたときに感動し
たのであります。
清水港にある「ドリームプラザ清水」内にその名も”寿司ミュージアム”なる場所があり
色々なお寿司屋さんが入っている場所の中、その一角にひときわ人が並んでいるのがその
店。
今回も３０分ほど並んでやっと座れました。
その味は、やっぱり美味しかった。値段も安いし、回転寿司っぽくない味がイイ。
・・しかし、今回の難点は目の前にいた板前さんの愛想がめちゃくちゃ悪かったというこ
と！
忙しいのはわかるんだけど、愛想は悪いわ、頼んだ注文は忘れるわ。
一番頭にきたのが、熊吾郎（仮名）がイカを注文した時。
確かにイカは回転していた・・しかし、時間がたったため明らかに見てわかるくらい乾燥
してきているのがわかる。
だからわざわざ板さんに注文したのに「・・目の前にありますよ」と一言。
「んー、でもちょっと乾燥してるし・・」と言うとぶすっとしたまま。
しばらくしてイカがやってきたんだけど、熊吾郎（仮名）父は見ていた。
その板さんが回っている乾燥イカを手に取り、手に水をちょちょっと含ませて再び形を整
えてそのままこちらに出すのを。
よくテレビで「こんな回転寿司屋はダメ！」というので「回っているネタに手を加えて
（水をかけて）新鮮さを出すフリをする」というのがあったけど、まさにそのものだっ
た・・。
他の板さんや店員さんが愛想がいいだけに、ネタ自体は新鮮でいいだけに、そして何より
もここのお寿司を食べるのが非常に楽しみだっただけに・・この板さんの行動にガッカ
リ。
あまりにも頭にきたので名前覚えてきちゃったよ。
コノヤロー！岩○めっ！あんたのせいでお店のイメージがた落ちよ。
ぷんすかぷん！！

４月３０日（火）
本日は下呂温泉に向かうため、そして熊吾郎（仮名）父も母も仕事で８時には家を出るた
め、朝早く起床。
熊吾郎（仮名）母がそっと２愉吉を忍ばせてくれた・・・。
ありがとう。ほろっ・・（感涙）
家を出る前に「ありがとうございました」と手紙をテーブルの上に置いてきて、静岡を後
にしたのでありました。
あいにくの雨でしたが、懐は潤った静岡帰省でございました。

＊えむ的黄金週間〜下呂温泉編〜へ続く＊

先頭 表紙

４月２８日（日）
えむ的黄金週間２日目。
昨日は家で掃除をしたり（熊吾郎（仮名）が）押し入れに入れてある”水取りぞうさん”
を総入れ替えしたり（熊吾郎（仮名）が）大忙しの一日でしたが（熊吾郎（仮名）が）
本日から２泊で熊吾郎（仮名）の実家の静岡に行くことになりました。
というのも、本当は今回はお互いの実家に行くのはやめて、温泉だけにしようということ
に当初予定していたものの、以前静岡（清水）で食べた寿司の味が忘れられず、急遽行く
ことにしたのでありました。
しかーし重要な問題が１つ。
我が家の財務状況を考慮せずに、カードで買い物や旅行などをしていた分のツケが今月に
なってドーンとやってきて、ン十万円の引き落としがあることが旅行前に発覚。請求書を
みて驚愕。
まったく黄金週間じゃないよ、トホホ・・と言いつつも、黄金週間に現金がないことには
始まらない！
と引き落としされる全ての金額を計算し、ギリギリの現金を持って静岡入りしたのであり
ました。
とにかく静岡にいる間は食費などが浮くし・・なんて悪い嫁だわ、私ゃ。
いつもは、東京からの帰りに寄るという形だったのだけど、三重から直接静岡に行くのは
初めてのこと。東京までは６時間近くかかるのに、静岡だとその半分！近い、近い！
・・なんて私はほとんど寝てたんだけど（ォィ

日曜日の夜はお刺身やスペアリブなど豪華なお料理でもてなして頂きました。
熊吾郎（仮名）の実家は、新潟だったり静岡だったり、どうしてこうもお魚の美味しい場
所にばかり住むのだろうか。魚好きにはたまりませんな。
そして、熊吾郎（仮名）父が先日手に入れたという幻の焼酎「百年の孤独」を開封してく
れたのでゴクリと飲み干す。
っくー！胃に染みるぜ・・
美味しい肴に美味しい酒。まさに贅沢の極みなり・・じ〜ん。
ちょっと泣いちゃいました。

先頭 表紙

先程電話が鳴った。

先方「あの私、センチュリーの○○と申します。お世話になっておりますー」
えむ「お世話になって・・（と言いつつ「センチュリー」とメモりながら）
　　　

おりまチュリー。


先方・えむ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
先方　　　「ぷっ・・・・・・！！」

ああっ、恐るべし　電話ＤＥメモ。

注意＊16：00過ぎに起きた実話です。

先頭 表紙

（続き）

運ちゃん「いやー、おねえちゃんラッキーだよ。ここらタクシーつかまりにくいんやで」
えむ　　「へー、ラッキーなんや。最近不景気不景気言ってもここらは儲かってるんや
　　　　　ね」
運ちゃん「でもまあバブルの頃に比べたら客も１０分の１くらいやけどね」
えむ　　「そうなんやー。ところで、ここからホテルっていくらくらいかかるんです？」
運ちゃん「うーん、￥３０００くらいかな（ＳＡＫＵさんからは￥１５００くらいじゃな　　　　　いかと聞いていた）
　　　　　ここん道ずーーっと混んでるやろ？これ抜けるのが大変なんや。この道、いっ
　　　　　つも混んどんねん」

・・ふとここで思った。

道をよく知らない私→「いつも混んでる」をやたら連発する運ちゃん→ひょっとしたら回
り道される可能性も→いや、でもこの人いい人そうだしな・・→しかしいい人ぶってボッ
タくられる可能性も無きにしもあらず
というわけで、【えむスペシャルエディションボリューム６☆田舎から出てきた純朴な少
女】を発動。

えむ　　「ほんま、大阪は大都会やね。うちなんて田舎から出てきたもんで、こういう大
　　　　　都会で運転手さんみたいなええ運転手さんに出会えると都会もまだまだ捨てた
　　　　　もんやないって気になりますわ」
運ちゃん「・・おねえちゃん、どこから来たん？」
えむ　　「三重県のぉ〜・・・田舎で恥ずかしいんやけどぉ〜・・鈴○なの〜（語尾を上　　　　　げて三重弁口調）」
運ちゃん「三重かー。ここら辺走ってると、結構三重の方まで帰る人多いで。名張とか
　　　　（注＊誰も覚えてないとは思うが、平家みちよとかいうモー娘。に地位を奪われ
　　　　　た人はここの出身。どーでもいい話だが）上野とか（注＊これもどーでもいい
　　　　　話だが椎名きっぺいはここの出身らしい）にタクシー乗って帰る人おんで」
えむ　　「へー、そうなんやぁ。みんなお金持ちやなぁ。大阪からタクシーやとどのく
　　　　　らいかかるのん？」
運ちゃん「うーん、２万５０００円くらいってとこやな」
えむ　　「すげーーー！！」
運ちゃん「でもみんなタクシーチケットやけどな」
えむ　　「そうなんやぁ。みんなええ身分やねぇ。うちみたいな貧乏人にはそ
　　　　　んなことできひんわ・・（ちょっと悲しげに）
　　　　　でもっ！今日はほんまにええ運転手さんに出会えたし、道も空いてるし、ラッ
　　　　　キーかも！（必要以上に明るく）」
運ちゃん「そうかー？そんなに言ってもらえるとおっちゃん、嬉しいわ」
えむ　　「えへへへー。」

などと話すうちに、おっちゃん裏道を使いはじめる。

運ちゃん「ここの道はな、ほんまは使わんやけどな特別や」
えむ　　「（きっとリップサービスなんだろうとは思いつつも）ほんまー？おっちゃん
　　　　　ええ人やー」
運ちゃん「ほーら、あっちの道やったら車でいっぱいやろ？けどこの道はガラ空きや」
えむ　　　「すごーい！ハマってたら大変やったわぁ。ありがと〜」

そして、あれよあれよという間にホテルに到着。
金額も深夜料金混みでなんと￥１７００という値段であった。
最後におっちゃんに「ありがとう。今日はおっちゃんのタクシーに乗れてよかったわ。」と言い、このまま放っておいたら抱擁すらしかねないほど感謝の言葉で埋め尽くし、￥２
０００を渡し「おつりはいいですわ」とタクシーをあとにしたのであった。
めでたし、めでたし。


・・・・まてよ？・・・・わし、なんか自ら余計なことしてへんか？（汗）

先頭 表紙