今日、街を歩いていたら一瞬、懐かしい匂いを嗅いだ。
急いでいたのでその匂いのもとを確かめることはできなかったけれど、あの強烈な匂いは多分、銀杏(ぎんなん)だと思う。それにしてはちょっと早いかな?
銀杏の匂いで思い出すのは中学校に通っていた頃の事。
私の行っていた学区の木がイチョウだったこともあって、街路樹にイチョウが植えられているところが多かった。そして、何故か学校の裏には雌の銀杏並木・・・。もう、おわかりですね。(笑)
その季節は鼻が曲がりそうなくらいの銀杏の匂いを嗅いで過ごしました。
だから、ある意味、私の青春の匂い。(笑)
それから、ウン十年。
アメリカで暮らしていたときのこと。
やはり街を歩いていたら懐かしいソノ匂いが漂ってきました。しかも、住んでいたアパートからわずかワンブロックのところから。多分街で1箇所しかない銀杏並木が、そこにあったんです。
運命の出会いみたいなものを感じましたね。
アメリカ人はソノ匂いにあまり馴染みがないらしく「なに?これー?なんか腐ってる?」と不思議がりながら通っていましたけど。
珍しくもホームシックになりそうなくらい、私には恋しい匂いでした。
そしてまたそこの紅葉があまりにも綺麗だったので写真もとりました。
今回お見せできないのが非常に残念です。
その代わりに、美味しい写真。
塩釜で食べたお寿司の写真を、どうぞ。
全然関係ないって!(笑) |