先日、「まあ、頑張りすぎんと、ぼちぼちいきましょ。」というようなテーマに惹かれ、ある講演会にでかけた。有名な育児専門家の話は無難に終わり、最後に「今、1歳前の子供と一緒に暮らしての悩みを各自、一言づつ」、という風になった。
最初の方に発言したお母さんが「子供は可愛いです。日々成長していくので大変だけど、子供に対しては何も文句はありません。ただ、配偶者の無理解と、非協力的な態度にストレスを感じます。」とのたまった。
そしたら次から次へと「実はうちも・・・。」「そうそう。」ということになり、私の良く知っている人まで「子供が食事をこぼすたびにイライラしていたのですが、今、気づきました。それは子供というより、夫に対する不満で子供にあたってしまっていたのです。」と発言したのでびっくり。彼女のだんなさまは産後三ヶ月以上、体調のすぐれない彼女のために夕食をつくっていたし、今でも週末は家族サービスに励んでいるのを私は知っているから。それでも・・・足りない?
で、私の発言。
「後追いが凄くて、トイレに行く度に泣かれるのがストレスです。こんなに大切に思ってつくしているのに・・・あなたを置いてどこかに逃げたりなんてしないのにって。でも、夜、主人が早く帰ってきてくれて、お風呂にいれて、寝かしつけてくれるんです。一人でゆっくりお風呂に入ってリフレッシュできるのでとりあえずは乗りきれてます。」
「なにそれ?」って視線を投げかけられました。「ぜんぜん大変じゃないじゃん!」てね?
一応、「育児に行き詰まってる」って人たちが集まるような場所だったので。
また、やっちゃいました。一人起承転結。
ああ、ちゃんと詳しく説明すればよかった。
後半部分。
「(前略)でも夜、主人が昔は深夜帰宅だったのが今は9時とか10時とか早く帰ってきてくれて、10時とか、遅くとも11時にはお風呂にいれて、寝かしつけるという名目でムスメと一緒に寝室に入り、彼女より先に寝てくれるんです。その後、食事の片づけをして、洗濯をして、12時とか深夜1時過ぎになることも多いですが一人でゆっくりお風呂に入ってでリフレッシュできるのでとりあえずは乗りきれてます。カレ、土曜日は一人でゴルフに行っちゃったりしますけどね。」
でも、結論で言えば一緒なのかな。
要は、このままでいいってことだもの。不幸は自分が「不幸だ」と思ったときから不幸になると思っている。だから私は今、幸せ。
たまに育児ノになるときもあるけど。
前にも書いたけど、私はきっと幸せのハードルが低いのだ。
※「窓の外の葉っぱをむしりたいのに網戸が邪魔〜。ジャリジャリ」 |