2003-01-20 [閑話休題]日本一のカップチーノ
2003-01-19 口車式ダイエット法 その8−一過性の運動ではやせない
2003-01-13 口車式ダイエット法 その7−体重は直線的に落ちるわけではない
2003-01-09 [哀悼]人間の価値
2003-01-05 口車式ダイエット法 その6−一番やせるのは、走ること
2003-01-03 口車式ダイエット法 その5−痩せる歩き方
2002-12-08 口車式ダイエット法 その4−痩せる運動と痩せない運動
2002-11-24 口車式ダイエット法 その3−豆腐と納豆で太りますよ
2002-11-24 口車式ダイエット法 その2−6か月で8キロ減量、まず食べる量を減らす
2002-11-07 第一回ひまじんフットサル大会−背中編

　まさにコーヒーブレイクですな。

　あれは二十歳の時のこと。口車はパリからのオリエント急行でベネチアの駅に降り立った。行き当たりばったり、宿は決めていない。時期は8月観光シーズンのピークである。しかももう4時過ぎ。駅のインフォメーションに早速並んだが、長蛇の列。いったい宿はとれるのだろうか。

　不安な気持ちで待つこと15分。自分の番になった。窓口の男性は改めて口車を見てにっこりする。幸いにして、リーズナブルなホテルをあっという間に紹介してくれた。

　日本で言えば民宿といった感じであろうか。白い小さなホテルは家庭的。朝食の時にマダムが片手にコーヒーポット、もう片手にミルクポットを持って同時にカップに注ぎ、カップチーノを作ってくれる。ミルクを泡立てているわけではないのだが、このカップチーノは本当に絶品であった。

　以後、これほどのカップチーノに巡りあったことはなかった、昨日までは。

　日本国内で初めてカップチーノを頼んだ時、驚いた。この茶色い棒は一体なんだ？お店の人に聞く。「シナモンのスティックです。それでかき混ぜて飲んで下さい。」

　はぁ？

　イタリアで一度もそんな飲み方にお目にかかったことはない。だいたい、シナモンの香りが強すぎて、せっかくのコーヒーとミルクの香りが全部ぶっとんでしまうではないか。

　以来、どこでカップチーノを頼んでも、当たり前のようにシナモンがついてくる。しかも肝心のコーヒーの味は全然おいしくない。必然的に、カップチーノを頼むことはなくなっていった。

　そして、昨日。

　久しぶりにザホテルヨコハマ2階にあるサバティーニ・ディ・フィレンツェ横浜店へ食事をしにいった。ここは、銀座ソニービルのサバティーニ・ディ・フィレンツェの姉妹店である。山下公園を一望でき、しかも割安料金でとびきりのイタリア料理が食べられる。

　食事が一通り終わったところで、なじみのマネージャーのSさん登場。曰く、つい最近エスプレッソマシンを新しいものにしたと言う。そして、「今までよりさらにおいしくなりましたよ。カップチーノなんかいかがですか。」と言われる。そこで、いつもならエスプレッソを頼むのだが、言われた通りなにげなくカップチーノを頼んだ。

　絶句！一口飲んで、絶句！なんだこれは！

　冒頭の、あのベネチアで飲んだカップチーノの記憶が蘇ってきた。

　イタリア以外で飲んだカップチーノでは、文句なしにこれが一番。口車としては、「日本一のカップチーノ」の称号を与えたい。

　もちろん、エスプレッソも絶品なのは言うまでもない。

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　前回の日記のグラフを見てみて下さい。12月に体重が一度落ち込んでいるところがあります。そして、すぐまた元に戻ってしまっています。この、体重が一度大きく落ちた日は、一周120メートルの屋内周回コースを、故あって182周、すなわちハーフマラソンの距離に相当する距離を走った日です。

　この時2時間かけて走り、体重は1.6キロ一気に落ちました。しかし、その直後に忘年会などがあったため、あっという間にこの日以前の体重に戻ってしまっています。

　このときは、長距離走って一気にやせようとか思っていたわけではないのですが、往々にして今まで運動をやっていなかったからと、このように長距離を走ったりすることがあります。しかしながら、一過性でこのような運動強度の強い運動をやっても、それをずっと続けなければ一時的に痩せてもあっという間に元に戻ってしまいます。戻るどころかリバウンドを引き起こして、ますます太ってしまう可能性もあります。

　息の切れない、自分の体力にあった運動を1時間以上、定期的に続けることが重要なのです。継続は力なりです。

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　グラフは、昨年5月から昨日までの口車の体重の変化です。

　ほぼ1週間に一度のペースで走っているのですが、直線的に体重が落ちているわけではありません。一定のペースで落ちているときもありますが、一進一退、横ばいのときもあります。

　まず、注目するのは6月の体重変化です。5月からいきなり2.5キロ落ちていますが、その後は体重が増えたりしながらそんなに大きく変化していません。しかし、ここは毎週運動をしている。こういうときはどういうことが起きているかというと、脂肪が落ちる前に運動したことによって筋肉がついています。だから目立って体重が落ちなくなります。ところが、その時期を過ぎると、体重が突然落ちはじめます。それが7月の変化です。そして、また8月が横ばいになっています。

　9月は旅行したりしていたので、途中運動が途切れています。ところが、10月に入ったとたん、いきなり1キロ以上体重が落ちています。このように階段状に体重が落ちていきます。

　この、運動しても体重が落ちない時期というのがあるのですが、このときに体重が落ちないからといってめげないことです。

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　まさか、自分の誕生日に突然の訃報が飛び込んでくるなんて。。。

　ほぼ1年前、自分の日記に書いたことだが、4年前の自分の誕生日の翌日、従弟が急死した。今回の訃報は、その従弟が急死したときの喪失感に重なる。本名も知らない、ひまじん日記を通して何度かやりとりしただけの人なのに、この喪失感はいったいなんなのだろうか。

　改めて考えさせられるのは、人間の価値とは何なのだろうかと言うことである。それは、学歴があるということとも、金持ちであるということとも、有名人であるということとも全く関係がないのではないか。その人が亡くなった時、周囲の人の心の中にどれだけ記憶として残るか、それが人間の価値を決めるのではないか。

　その点で、間違いなくすばらしい人を我々は失ってしまった。

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　やせる歩き方について書きましたが、その延長線上にランニングがあります。ランニングと言うよりはジョギングと言った方が良いでしょうか。とにかく、ゆっくり走ることです。ゆっくり1時間も走ると、確実に体重が落ちます。

　歩く時に幅10センチメートルの線の上に足を出すようにと書きましたが、走るときも同じです。そして、かかとから入ってつま先へと踏み込みますが、かかとの角からではなくて少し足を地面に対して寝かせたような、かかとのちょっと先から着地するような間隔で着地します。こうすると、着地の際の衝撃を吸収でき、足を痛めることも激減します。目安として、ぱたぱた足音がしていないことです。

　さらに、背筋を伸ばして腕を振る。これが基本です。そうすると、腰が上下動することもなく、足によけいな負担もかかることなく走ることができます。

　やせるためには走る距離が問題ではありません。どれだけ長い時間走るかが重要です。速く走っても痩せません。また、毎日走っても逆効果になることがあります。

　それから、ランニングマシンは、3度傾斜をつけて走ると、実際に走るのと同じ運動量を消費できます。平面のまま走っても、効果はありません。

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　皆様、あけましておめでとうございます。

　口車、新年早々パソコンが大絶叫して止まらなくなるトラブルに見舞われておりまする。自動車の盗難防止装置並みの音です。ファームウェアと言われる部分がぶっこわれたようで、ふつうこういう部分は壊れることはないので、現在手許に回復する手段がありません。いや、まいりました。今後わが愛機は「しゃうと」と名付けようかしら。

　で、間が随分あきましたが、ダイエットのお話。時期的にみなさんぶたさん状態でしょうから、しっかり読んで実行しましょう。

　前回、やせる運動とやせない運動があると言うことを書きました。自分の体力以上の、要するに苦しい運動をしても、体内に疲労物質の乳酸をためるだけでやせません。これが防御反応と呼ばれるものにつながります。前回のことを繰り返しますが、ゆっくり歩いても体の代謝をあげることができ、すなわち、ダイエットにつながります。

　その、代謝をあげる歩き方です。さあ、ここからが肝心なところですよ。

　歩く時に、自分の目の前に幅10センチメートルくらいの直線が続いているとイメージして下さい。実際に歩道にそのような白線が引いてあるところもありますから、そういう実際の白線の上を歩いてみるのも良いでしょう。

　イメージしたら、その幅10センチメートルの幅の上に足を乗せるように歩きます。すなわち、足を交互に白線のくり出すように歩きます。人間の骨格はこの幅の上に足をくり出せるようにできているようで、意外とすんなり出ていきます。そうすると、漫然と歩くのと異なり、大腿筋すなわちお尻の筋肉が緊張します。この状態を意識してずっと歩くと、漫然と歩く時とくらべて身体の代謝はかなりあがります。

　こういう、ちょっとしたことでダイエットは可能です。

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　体重を減らすには、食べる量を減らせば痩せますが、それだけでは健康的に痩せることは出来ません。なぜなら、必要な栄養まで取らなくなってしまって、命を削っているかもしれないからです。また、急激な体重減は、必ずと言っていいほどリバウンドが起きます。急激な体重減というのはどこかに無理があるわけで、そうすると体に防御反応が働いて体重を増やそうとしてしまうからです。だから、1週間で3キロ痩せたとか5キロ痩せたとか、よくタレントがテレビに登場しますが、1年後にどうなっているのか教えて欲しいものです。食べる量を減らすとともにバランス良く体重を落とすためには、体の代謝を上げてやることが必要です。

　すなわち、運動が不可欠です。食べた量に対して体が消費する量が少ないと、余計な栄養は脂肪となって体に蓄積されます。そうならないように代謝を良くしてやって、体に脂肪として蓄積されないようにします。体の燃焼効率を良くしてやると思って下さい。

　しかしながら、この運動して代謝を上げるということがむずかしい。運動しても痩せないということを言う人がいますが、それは代謝を良くする運動をしていないからです。運動をいっぱいしても代謝が良くならないという場合もあるのです。

　自分の体力以上の激しい運動をしても、代謝は良くなりません。逆に、前述したような防御反応が働いてしまって、体重を落とさない、すなわち体力を落とさないように温存させてしまうのです。やたら速く歩いたり走ったりする必要はないし、それでは全く痩せないのです。

　運動は気持ちいいと思ってやりましょう。ただし、ある程度運動強度をあげることは必要です。

　漫然歩いても痩せません。ただし、速く歩かなければならないということではありません。ゆっくり歩いても運動強度を上げる歩き方というのがあります。激しすぎてもいけないし、緊張感なく運動しても痩せないということです。

　また、30分は最低運動しないと痩せないと言われますが、30分ではようやく運動強度が上がってきて、いわば火がついた状態であり、そこからさらに運動して初めて代謝が良くなります。ですから、1時間は運動しないと痩せません。

　次回は、ゆっくり歩いて代謝を上げる方法を解説します。

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　不思議なもので、昼食を抜くようになってから、夕食も以前より食べなくなりました。ご飯も、2杯は食べていたのが1杯でお腹が一杯になってしまいます。これも、決して無理に押さえているわけではなく、お腹が一杯になってしまうのです。だから、食べたいと思ったときは無理に押さえていません。

　いずれにせよ、ちょっと食べる量を減らすだけでやせる方向に行きます。ただし、これはダイエットの両輪の一方です。食べないだけでは健康的に痩せることはできません。骨粗鬆症になったり、体を壊します。また、みかけはやせたように見えていても、体脂肪率は全然下がっていなかったりということもあり得ます。

　食べる量は減らす努力はするけれど、無理はしない。これがポイントです。

　さて、最近スポーツクラブの栄養相談の栄養士さんに指摘されたのですが、豆腐は健康食だからやせられるというのには、大きな錯誤があります。豆腐や納豆は大変カロリーが高く、卵1個と豆腐1/3丁が同じカロリーだそうです。ですから肉を食べていた代わりに豆腐を食べるようにしても、ダイエットにならない可能性があります。肉の代わりに豆腐では、決して食べる量を減らしたことにはならないのです。

　痩せるためには、おかずを一品減らす、ご飯の量を減らす、お酒の量を減らすといった地道な努力が必要です。

　そうそう、口車、ビールやお酒も日常はほとんど飲まないようにしています。これも、減量に効いていますね。マルタやイギリスやプラハでは、毎日のようにビール飲んでいましたけれど。

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　みなさま、気が付いたらその1を書いてから3か月も経ってしまいました。長らくお待たせいたしました。

　さて、ダイエットを決意したきっかけです。

　5月12日に皇居の周りを周回するランニンツの大会があって、口車、2周する10キロコースに申し込みました。そして、なんとたったの２周なのに、あと1キロを残したところで足がつってしまったのでした。この大会まで約半年、ほとんど運動せずにパソコンに向かい続け、ストレスから過食に走り、体重は86.5キロまで達していました。そして体を動かすのはかったるく、時々同期が激しなったするし、ここ数年ずっと高脂血症と言われ続け、尿酸値も高くていつ通風が出てもおかしくない状況になっていました。あげくのはてに、10キロ走れずに足がつった。

　これはいかん！と思ったのでした。

　そこで、5月26日からまた定期的にスポーツクラブに通うこととし、毎週土曜日の午後、豊洲からお台場まで往復するようになりました。だいたい8.5キロくらいでしょうか。

　合わせて、これまでスポーツクラブに通っていても、続けて通っているときは良いけれど、どうしても半年くらいでしばらく通わなくなってしまう。そうするとリバウンドで太る、そんなことが続き、スポーツクラブに入会してからずっと体重が増え続けていたのでした。すなわち、ただ運動をしただけでは絶対やせない。どう考えても、食べ過ぎである。食べる量を減らさんといかんと思ったのです．

　では、どこで減らすか。

　朝食を抜くのはもってのほかです。しかし、ここのところ夜更かしが続いていて朝が遅い。すなわち、朝食と昼食の時間が近い。どちらかというと、三食食べなければいけないと思っていたから、お腹が空いていなくても食べていた。そこで、昼食を抜くことにしました。

　昼食を抜いて毎週1回走りはじめたら、あーら不思議、1か月経たないうちにあっと言う間に2、3キロやせたのです。これまで、必要とするカロリー以上食べぎていたことを思い知りました。

　一食抜いて2食にするというのは、あまりお勧めできる方法ではありません。私の場合、朝と昼が近かったのでこの方法を取りました。ただし、全く食べないのではなくて、お腹が空いたと思った時には軽く食べています。または、軽くお菓子を食べたりしています。無理は禁物です。

　夜遅くに食べるのは禁物だから、夜食べなければ良いではないかと思うかもしれません。しかし、生活のリズムとして、たとえ夜中になったとしても食事を取るということは気分転換になっていたので、夜の食事を抜くことは自分にとってはかなりストレスになると思ったのです。これも、昼を抜くことにした理由の一つです。

　もうひとつ重要なのは、夜食事を抜くのは、決して健康に良くありません。遅くに食べれば太るかもしれませんが、全く食べないというのはよくありません。特に女性はです。なぜなら、人間、夜寝ている間に骨を作ります。すなわち、骨を作るための材料を補給しておかなければ、骨を作ることができません。そうすると、骨粗鬆症一直線です。食べる量を減らせば良いのです。

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　人間，後ろ姿で結構その時気分を語っているものです。ということで，みんなの背中編。ただでさえぶれるのに，全くみんなじっとしていないんだから。。。

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