2004-04-03 もーー。
2004-04-02 ひままま
2004-03-30 夜桜
2004-03-23 雨だけど
2004-03-19 卒業
2004-03-16 ありえない
2004-03-14 失礼な人たち
2004-03-11 贈り物
2004-03-08 あてにできない。
2004-03-05 クレープの会

近頃、遊びに行くようになった区の施設に常駐している親子がいる。
お母さんのほうは言葉使いや服装から見て二十歳そこそこ。息子は同じくらいかなと思っていたら半年も早くに生まれていた。
先日たまたま隣で遊ばせていたらお母さん折り紙を始めた。それを息子が横取りして落書き。怒ったお母さんがいきなりパシンとおでこをはたいて泣かせたのでびっくりびっくり。まるで幼児のけんかみたいで。そもそも折り紙は子供の為に用意されたものだから息子がどうしようと勝手。自分の行為を邪魔されたからと言って叩くことはないじゃないかと思ったのだけど。
そのあと気になってその親子を観察してわかった。彼女は彼女なりに子供を愛して、大切にしている。ただ、幼すぎるのだ。子供に手を出すのは望ましくはない。けれど、我慢するほうがきっと彼女にとってはストレスになるのだろう。よその家庭にはその家庭なりのやり方があるのだ。私が口を出す筋合いではない。すごく親しくなってからなら別だろうけど。

話は変わって。我が家。
最近は風呂上りにお水を一杯飲む習慣になっている。
昨日の晩、ムスメが「もっと！」というのでキッチンに一緒に行っておかわりの水をあげた。そしたら半分だけ飲んで私の顔をチラリ。直後にジャーと床にわざとこぼした。これは叱らなくちゃと思いその小さい手を「パチン」と叩いた。胸が痛んだ。泣くかなって思ったら。
「もーー。」と言ってすたすたとリビングに戻っていく。
去り際「ごめんなしゃーい。」ですと！んん？
さては怒られるなってわかっていたんだ。でもやってみたい欲望のほうが強かった。
叩いて損したような気がしたよ。
っていうか手玉にとられた感じ。
でもそのあとしみじみとムスメも成長しているんだなぁとヘンなことで感動してしまった。

※ムスメのお気に入り。

先頭 表紙

重かった。まだ手ががくがくしている。
どうせ帰りは疲れ果てて眠るとわかっていたけど、天気予報が雨だったんだもん。
ベビーカーを持っていくのを躊躇してしまった。
行きは強力な助っ人がいたし。
帰り道、たかがバス停からの５分足らず抱っこして歩いただけなのに、ぐにゃぐにゃと寝ている子のなんて重いこと。
まだ手が軽くしびれていてキーボードがうまくたたけない。

けど、この思いが薄れないうちに書き留めておかないと。

今日はひまままたち（ひまじん日記で知り合ってママになった仲間）と某所で遊んできた。
春休みなのでアスレチックジムなどにはとうてい近寄れなかったけど、0.1.2才児用の個室が空いていたのでそこを根城にできた。
場に慣れてしまえばベビたちも気ままに移動するんだろうけど、初めての場所だったのでわりとママにべったり。
逆にうちのはそういうとこに行きつけているので最初から走り回ってほとんど私を座らせてくれなかった。
というわけで、あまりお話できなかったけど。
今日は以前からお会いしたかった美人ママさんにも来てもらえて嬉しかった。やっぱり顔がわかると日記により親近感がわいてくる。
２回目だった１歳２ヶ月のベビちゃんの女の子らしい笑顔＆泣き顔もなんともいえず可愛くて胸がきゅんとなってしまった。ママは泣く子を抱えて大変そうだったけど、他人の子の泣き声は全然気にならない。余裕でかわせてしまう。
そして、もうすぐ１歳になるベビ君。お尻で移動するその姿の愛らしさ。ふとママがついてこないのに気がついていちいち「しくしく。」そのアピールの仕方が面白くていっぱいチャチャを入れてしまった。思わずママのふりして抱き上げたらムスメが飛んできて「私のママー」と泣き出したのも嬉しかったな。ふたりのときは「ふんっ！」「アラ、ママいたの。」って感じなので。
電車に乗って出かけるのは大変だけど、近所のお友達とは違った面白さがひまままとの集まりにはあると思う。
まだ月齢差がありすぎて一緒のところで遊んでもらうのは大変だけど、もう少し大きくなってみんながあんよが出来るようになるともっと面白くなるのかな。
回を重ねるごとに楽しい集まりになりそうな予感が・・・。

※近所の子育て広場ではこんな感じ。

先頭 表紙

買い物帰りにみた夜桜がとても綺麗だった。
このところ、数年前に亡くなった叔父の夢を何度も見る。
子供の頃、うちに来るたびに、飲みすぎて酔っぱらっては絡んでくるその叔父が好きではなかった。
叔父はエリートだった。いわゆる猛烈サラリーマンで、会社に人生の全てを捧げていたといっても過言ではない。ゴルフも麻雀も囲碁もカラオケも接待のため。趣味は仕事。
その人生の全てあった会社を退職して、第二の職場に行って以来、叔母とも不仲になり、お酒だけが叔父のよりどころとなった。
小雨の降る暖かい日。
酒屋を何軒もはしごして、最後に酔っ払った叔父は路地で大の字になって眠ってしまった。
運悪く、そこを抜け道にしていた空のタクシーが通ってしまった。
その話を聞いたとき、悲しむより先に憤りを覚えた。
「なんて酷いこと。」と。
叔父に死ぬ気はなかったと思う。
けれど、「生きる」ということに対する執着もなかった。
無責任すぎる。家族に対して。
それから轢いてしまった人に対して。
その人はこの先ずっと罪の意識を背負っていかなければいけないのだ。
もう仕事を続けられないかもしれない。
叔母には一生遊んで暮らせる位の保険金と見舞金が入ってきた。
でも、私ならたとえ喧嘩相手でもよい。生きていて欲しい。そう思ったと思う。

そんな叔父だから何故今頃夢にでてくるのか不思議でならない。
夢の中の叔父はまだ三十代でとても穏やかな顔をしている。
いったい何を私に伝えたいのだろう。
今、カレンダーを見て気がついたのだけど、ちょうどお彼岸だった。

※お節句に京都から送ってきたお菓子。

先頭 表紙

雨。
昨日は遠出をしたから、今日は家でまったりしようと思ってた。
家事を終えて腰を下ろしたとたん、絵本を突き出され「読んで読んで」。
ラジカセを指して「おんがく！」かけろ。そして一緒に歌って踊れ・・・。
これが一日続くと思うと・・・。脅威？
急遽、午後から最近オープンした子育て広場に出向くことにした。
片道20分。15分まできたところでビニールカバーがガクン。
寝ちゃった・・・。
手持ち無沙汰になったので近所の友達にメール。
「話し相手に来てくれないかしら？」
「今、お昼寝しているから起きたら行くわ！」
すぐに返事が返って来た。
とりあえず目的地に到着してそのままベビーカーのまま部屋に入れてもらい放置。きっかり1時間後にムスメは起きてきた。
10分後にすっぴんのまま友達も駆けつけてくれた。
私も子育て広場に行くときはたいていお化粧をしない。だから彼女の気軽さ、でも急いで来てくれた感じが嬉しかった。
雨で5人の子供しかいないところに保育士さんが三人。子供たちはもちろんそちらに行く。おかげで私たちはおしゃべり。
終了時間が過ぎても別れるのが名残惜しくて四人でコーヒーショップに立ち寄った。
外で飲むコーヒーは美味しい。
出かけて良かったな、と思った。
私は恵まれていると思う。行ける場所があって気安い友達がいて。

昨日もそんな友達に誘われて出かけたんだけど、後半はほとんどムスメをまかせっきり。抱っこしてもらって相手してもらって。
ひとときでも幼子を預けられるとキモチがラクになる。

ムスメのことは大好きだけど束縛されすぎると煮詰まっちゃうから・・・ね。

※昨日はこの人にもせがんでぎゅう〜ってしてもらったの。

先頭 表紙

半年間。
ムスメと近所の幼児教室に通った。
最初は2ヶ月上の子たちについていくのがいっぱいいっぱいで出来ないことだらけだったのが、いつのまにか、歌も踊りも一番上手になっていた。
相変わらずカードなどの知育系はやる気がなくてすぐに先生に返してしまったりするけれど、それはそれで構わないと思っていた。
ここで教わったこと。歌、踊り。楽器を使ったリズム遊び。シール貼り、お絵描き。工作。そして上手にお椅子に座ってお話を聞くこと。等。
ずっと続くと思っていた。
私が想像していた以上にムスメはお教室を楽しみにしていて、毎回、走って自分の足で通っていた。「楽しい遊びを教えてもらえる。」そういう感覚。
それが・・・突然の閉鎖通告。
慌てていろんなお教室を見学＆体験した。
初めて気がついた。
いいとこだったんだなぁって。
たった4人の生徒に幼稚園の先生とピアノの先生の二人。
昨日、最後の授業だった。
いつものように率先して歌うムスメ。
でも、もう来週はないのだ。
終了式があるだけ。
みんなともそれでお別れ。
ある意味、初めての卒業・・・かな。

※午後から雨になりました。

先頭 表紙

今日の昼前に宅急便が届いた。
大学で先生をしている友人から。
「お誕生日おめでとうございます。（中略）さて、機会を逸しておりましたが、お嬢様のお祝いの品、遅ればせながらお送りします。（後略）」
なぜ私の誕生日の翌日にムスメのものを？
うちの子が生まれたのは1年と7ヶ月以上前。
ああ、どうして私の友達はこんなひとばかりなんだろう・・・。
キモチは分かるけど。
昨日、街を歩いてて「あ。今日は雅の誕生日だ。何か贈ろう。」「そういえば出産祝い贈ってなかった。」って買ってくれたんだよね？
でも・・・やっぱりヘンだよ。（笑）
ピントが微妙にずれてる。
ふー。
やっぱりこれって私の人間性がこういう友を呼んでいるのかなぁ。

※中身はコレ。リュック、靴下、写真たて。

先頭 表紙

私の誕生日は3月15日。
11日に一枚のはがきが届いた。
「お誕生日おめでとうございます。このよき日のため、○○で一番のしにせ文具屋さんにカードをもとめに行ってきましたが、あまりにステキなので、もったいなくてこのハガキにしました。（後略）」
・・・はぁ？
13日。携帯に毎日のようにメールをよこす友人からひと言。
「ちょっと早いけどハッピーバスデー。」
早いよっ！
そもそも親からしてこの週末は忙しいからと1週間以上前に誕生会を開いてくれる始末。しかもそれは可愛い孫を呼び寄せる口実だったりするから、ケーキの用意ももちろんない。
誕生日って生まれた日を祝うものだよね〜？
みんな私の事を本当に思ってくれてるの？
そもそも私のまわりにはこういう人が多いような気がする。
金曜日に会ったヒトも突然電話をよこして「暖かくなったから私の住む町に遊びに来ませんか？」ときたもんだ。私は花粉症なんだよっ！それに4年ぶりなのに、先週も会ってたようなこの言い方。某国の首都以来よ？まあ、会ってしまえば空白の4年間はすぐに埋まってしまうのだけど。それにしても久々にあう友人に「コーヒー、紅茶、どっちが良い？コーヒー、いいのがないんだけど。紅茶はインスタントね。」と言い放つようなキャラ。
来るのが分かっているんだから美味しい飲み物くらい用意しとけー！
そう突っ込みたくなる。
けど。
よく考えたら。
自分も親しいヒトには気を遣わないんだった。
気を遣われるのも苦手。
それに思ったままを口にしてしまうかなり失礼な性格。
類は友を呼ぶのかも？

※このひとだけはまっとうに育って欲しい。

先頭 表紙

今週に入ってからのワタシはいまいちだった。
花粉症のせいでお肌はボロボロ。薬のせいで口内炎もできてしまったし。
それなのに過密スケジュール。
昨日はいつもの学生時代の友人たちが大挙して押し寄せてきた。仲良しのYちゃんはいったん家に帰るのが面倒だからと4時までいたんだけど、またまた例の計画出産の話や産後の話になって私を疲弊させた。2000ｇになったら産んじゃいたいとか、4月5月は上の子の行事が忙しいからシッターさんを頼むとか、私には理解できないことばかりで。言葉を尽くしてひとつの命をこの世に送り出すことの大切さ、最初の半年の親のかかわり方の意味を説いたけれど、果たして伝わったのか。
夜は夜で大勢のお客に興奮したムスメに1時間おきに泣かれて、もうへとへと。
でも今朝は6時半起き。そしてバスに乗って保健所まで1歳6ヶ月の歯科検診。
明日も明後日も予定が入っている。
無力感に襲われそうになる。
そんなタイミングに或るクール宅急便が届いた。
心の友から。
「ずんだもち」。「え？わざわざ？またなんで？」笑ってしまった。
でも、それで肩の力がすぅーっと抜けた。
誰かが私の喜ぶ顔を想像して、私のためにその貴重な時間を割いてくれる。なんて素敵な事だろう。
友には手のかかる家族がいて、私より数倍忙しいはずなのだ。
だからその「ずんだもち」はただの「ずんだもち」ではない。たくさんのことを伝えてくれる贈り物。
今の私には彼女に何か、贈り物をできる心の余裕はない。
でも、彼女のことはいつも心のどこかにある。
私が彼女を大切に思っているように、友も私を気にかけてくれている。そう思うと嬉しくて涙が出そうになった。
いつか、私にも心の余裕ができる日が来るだろう。そしたら、彼女の喜ぶ顔を思い浮かべながら何かを送りたいと思う。心かもしれない、言葉かもしれない。品物かもしれないけど。
それにはもうちょっとかかるかな。
ムリしないでもできるようになるまでには。

※だって・・・こういうことを仕出かすヤツがいるんだもん、、、。（やらせ一切なし。）

先頭 表紙

キッチンから居間に戻った途端、目の前が霞んだ。
いや、そうではない。世界がぐにゃぐにゃに歪んだ感じ。キモチも悪くなる。
その事をツレに訴えると、「ギザギザの輪っかが見える？」と聞かれた。
そう言われて見れば確かに。
「それって脳の血管が圧迫されてなってるらしいよ。年に2.3回ある。時間がたてば元に戻るから大丈夫。」
ええ？そうなの？それってやばくない？
脳血栓とか、くも膜下出血につながったりしないん？
丁度、ムスメの夕寝の時間だったので不安になりながらも一緒に横になった。ムスメはすぐに眠りについた。しかし、ワタシは頭がクワンクワンしていっこうに眠れない。仕方ないので起きて夕食の支度を始めた。
たまたまツレが通りかかって「仕込み済んだん？」と聞いてくれた。
「10分後にカレールーを溶くだけ。代わってくれるん？」
「ううん。仕事忙しいから。済んだら寝たら？」
ほな、最初から聞くなー！と思ったけれど、仕事と言われちゃ仕方がない。
無事、仕込みを終えて、パソコンに向かっているツレに「ちゃんと息しているか、ときどき覗きに来てね！」と頼みこんで再び寝室に向かった。
6時半。ムスメに起こされた。
30分、寝たんだな。まあまあか。
仕事の邪魔にならないように。そう思って、しばし寝室でムスメと戯れた。再び時計を見た。
「8時15分。」
ええーーー！新撰組始まってるやん。1時間読み間違えた。
夕食の8時とっくに過ぎてる・・・。
ということは。
2時間以上、ワタシは放置されていたことになる。
ダメじゃん。
もしもの場合は、確実に手遅れ・・・。
結局、頼りになるのは自分だけ・・・か。

※スーパーでは張り切って荷物を運んでくれるヒト。ついでに余計なものも入れてくれるけど。コノヒトが頼りになるのはいつ？

先頭 表紙

いつもより一時間遅く起きた朝。
朝食は軽めにヨーグルトとバナナで済ませ、いざ身支度。
今年初めてマスカラなんぞつけておめかしする私。
そう、今日は待ちに待った「クレープの会」。
ひまじん○ィー子さん親娘に初めて会う日なのです。
この日のために間にたってくれた○イちゃんは掲示板までつくってくれて、みんなであれやこれや情報交換＆事前打ち合わせ。たかがクレープ、されどクレープです。1歳前後の子供をつれて、親子三組でデパートランチ以外のお店に行くと言うことはハハにとってかなりの冒険。しかもフォークとナイフを使うとなると、特に。
案の定、ムスメはお店に入るなり食べ物を要求。ひとりでがつがつ持参したものを消費してました。そして、ハハが隣に座った○ィー子さんベビを構うのをみて徐々に不機嫌になったり。最後の方は飽きて外のテラス席を探索していました。おかげでハハはすっかり上の空でほとんど会話に参加できなかったような？
クレープはしっかり味わいましたが。
まあ、今日の目的は「子連れでクレープを食べにいく」だったのでワタシ的には満足でしたが、他のみんなはどうだったのかちょっと心配。

それにしてもよその子のなんてかわいい事。○イちゃんベビの寝顔を見てはハハは目を細め、○ィー子さんベビを抱き上げてはなんて軽いのと感動し。とても懐かしい思いでした。

それに比べてうちのムスメときたらパパが、○ィー子さんベビを抱き上げるのを見ては「私のパパっ！」と焼き餅をやいてみたりベビーカーを貸すのを渋ったり、「自分のモノ」に対する独占欲がすっかり育っていっちょまえのコドモみたいでした。1歳半というのはもう赤ちゃんではないんだと逆に実感してしまいました。
そうそう、この日のためにツレは会社を休んだのでした。ヒトデだったんだけど、あまり役にたっていなかったような？
でも美女に囲まれて嬉しそうだったのでよしとしましょう。

※それはわたしのー。

先頭 表紙