2002-07-29 黄色い花　〜お日様に近づきたい花
2002-07-29 わたしの夏休み〜ある日の朝焼け
2002-07-28 料理の基本、愛情たっぷり丼　　〜男もすなる料理
2002-07-28 子供の情景
2002-07-28 赤く妖しく浮かぶ月　　〜月のまつり
2002-07-28 朝日のなかの十字架
2002-07-27 緑色の夏、あなたは生まれた
2002-07-27 まどろみから覚めて　　〜白い夏
2002-07-27 生命（いのち）の証し　〜散歩にて
2002-07-26 【フィー子隊長！お疲れ様でした・・・次節はスクデット間違いなしでしょうよ！】

　夏に黄色い花を見ると、
　その花が太陽になりたがっているのだと想像したりする。

先頭 表紙

　おはようございます。
　夏休みの真っ最中のせいか、いつもより電車は空いている。
　かくいう夢樂堂も来週は夏休みをとって北海道に行きまする。
　皆さんはどのような夏休みを過ごすのだろう？

先頭 表紙

ホントはキムチ・タマゴの豚肉炒め丼を作るつもりだった。
でも、作る直前になって、人形町の専門店で買ってきたキムチが賞味期限切れとなったのに気がついて、間に合わせ料理と相成った。

材料は豚の三枚肉、好みの野菜、それに玉子４個、
さまざまなスパイスを気持ちのおもむくままに使って、
炒めたのがアドリブ愛情丼だ。

ところで、夢樂堂が料理を作る理由、
まずは自分で美味しいものを手軽に作りたいのと
これを食べて喜んでもらいたいという気持ちが強くなっているからだ。

何だか訳のわからない料理でも『美味しい』という言葉に勇気付けられる。
高所恐怖症の夢樂堂だが『美味しい』の一言で木に登るし、場合によっては天敵の塩辛だって作ったりするかも知れない。
美味しいという言葉、実は魔法の呪文と同じなのだ。

考えてみたら、人間の一生のなかで、一番多いのは働く時間、二番目は眠る時間、そして三番目は食べる時間だ。この食べる時間が楽しいかどうかで素晴らしい人生が送れるかどうかを左右したりもする。

なんやらかんやら訳のわからない話をしたが、料理の最高のスパイスは作る人と食べる人の愛情。てなことで、おやすみなさい。
今夜の日記、脈絡がなくてすいません。

先頭 表紙

　とある街の風景、
　子供が乗る車が二台、仲良く寄り添っている。
　
　夢樂堂の父親はテーラー、
　毎日、朝から夜遅くまで仕事をしていた。
　だから遊んでもらった覚えはないが、
　母親が病気になると
　不器用ながらも飯を作ってくれた。
　
　二台の車を見て、
　そんな光景を思い出していた。

先頭 表紙

　花火大会に行った帰りに見た月、
　ただ赤くぼんやりと浮かんでいる。
　花火の激しい光と対照的だった。

先頭 表紙

　窓を開けると教会がある。
　朝、ふと目を覚まして撮った教会、
　十字架に朝日が映える。

先頭 表紙

緑色の夏、あなたは生まれた。
そして、８６回目の夏を迎えている。
あなたはあと何回夏を迎えているか判らないけど、
あれほど子供の頃に嫌っていたあなたの性質（さが）が
ボクの頭のてっぺんから足のつま先まで憑依しているのではないかと思うことがある。

親父ありがとう、面と向かっていったり、
誕生日の贈り物を渡しても
『バカヤロー』なんていわれそうだから、
ボクはここでそっと、いうよ。
親父ありがとう、100歳まで生きろよ！！

先頭 表紙

　白い夾竹桃の花を見つけた。
　住宅街にそそとして咲いている。
　まどろみから覚めて最初に出会う花のようだ。

先頭 表紙

　朝、散歩をしていて、見つけたのが蝉の抜け殻だ。
　抜け殻というと、何か空虚さを感じるが。
　これをみると、足を踏ん張って、
　最後の最後まで頑張った蝉の幼虫の強さを感じる。
　抜け殻ではなく、間違いなく生命（いのち）の証しなのである。

＊今日はわが親父殿の誕生日、そういう日に生命（いのち）を感じさせる素晴らしい光景に出会えたのは嬉しい。

先頭 表紙

　百質を書いて思い出したことがあります。
　最初は夢樂堂のところの日記を訪れるのは自分の仲間内ばかり、
　ひまじんライター先輩で最初に突っ込んでいただいたのはフィー子さんだったのです。
　ものすごく、ウレシカッタ。
　どうぞ、末永くお幸せに・・・

　暇人万歳！！



永遠と刹那（海のソネット＋１）

南の海で 　おまえと鬼ごっこをしよう
オキナワの海で 　おまえと潜水ごっこをしよう
おまえの眼は　珊瑚で戯れる魚の群を追いかけ
おまえの背中は　雲と空と太陽を映し出す

夜が明けたら 　おまえと一緒に海で遊ぼう
陽が沈むまで 　おまえと一緒に海で遊ぼう
昼は　僕たちと泳いだ魚たちの名を当てっこしよう
夜は　海に光る星たちの名を当てっこしよう

海よ 　空よ　 僕たちは永遠の命など求めはしない
だから、嵐を呼んで　魚たちを驚かさないでほしい
だから、満月の光で　星たちの名を奪わないでほしい

海よ　 空よ　 君たちは僕たちを笑うがいい
二人だけの遊戯しか信じない僕たちをからかうがいい
しかし 僕たちは君たちの嘲りを涙を流して哀れもう
二人の刹那の繰り返しこそが 　僕たちの永遠なのだから

先頭 表紙