2002-01-02 絶不調〜♪
2002-01-01 門松は冥途の旅の一里塚　めでたくもありめでたくもなし
2001-12-30 今年の書き納め
2001-12-29 ばあちゃんの納骨
2001-12-29 ばあちゃんの葬式
2001-12-28 ばあちゃんの通夜
2001-12-28 ばあちゃんの逝去
2001-12-28 ばあちゃんの闘病
2001-12-28 ばあちゃんの日記
2001-12-28 ばあちゃんの入院

御心配いただいたとおり、先月３０日より風邪を患っております。
なのに

雪の中、エンジンのかからない車を押したり

雪の中、車まで１０分歩かされたり

…おかげさまで、治る気配もありません。くっすん。


でも、３日に帰ってきました。明日はしっかり日記書くね。
レスもその時にします。
とりあえず、今日は妹から届いたピーちゃん情報そのいち・そのに・そのさんを
まとめて公開いたしましょう。

そのいち。
★しばらく一人だったとき、相変わらずエサをまきちらしていた
やっと妹が帰り外にでて、一通り遊び、おなかがすいてまきちらしたエサをつつくピー
これって計算！？
そのに。
★ 手を差し出すと逃げるくせにさみしいのか、メールをうつ手にとまり、携帯をつつくピー
そのさん。
★母帰り、妹にはみむきもしないピー
母が相手にしないと洗濯物で楽しく遊んでいた
やれ父ちゃん迎えに行こうと、やや！ピーがいなあ！！
眠れる母のほほに腹付けて座りけづくろい、、、

うわぁん、ピーちゃんが恋しいよう。

以上、自己満足日記でした。なるべく早く平常運転に帰ります。がんばるぞー！…風邪治すのを（笑）。

先頭 表紙

BY　JAI夫（笑）あ，原作？は一休さんです。

一年の計は元旦にあり，っていうけど，だったらいやな年かも？と思う元旦でした。さすが厄年！

とりあえずピーチャンの写真を！今年もよろしくお願いします。

先頭 表紙

になるかな？明日からまた石川です。実家は正月の祝いをしてないけど、ダンナの実家はそうはいかないものね。さっきダンナの実家から電話かかってきました。なんで今日帰ってこないんだって。ダンナが一応言っておいたはずなんだけど…。酔っ払ってたのかなあ？何はともあれ、帰るのがコワくなりました（笑）。帰らないともっとコワイから帰るけどさ。ばあちゃんの二七日もあることだし。

今年一番のイイニュースは、日記をはじめたことだったです。皆様の温かいお心に触れさせていただき、充実した一年を送ることが出来ました。ありがとうございました。２月８日に日記を書き始め、多分、ばあちゃんのことがあるまで、皆勤賞だったと思います。でも、ばあちゃんのことで日記が中断しちゃったので、来年はがんばりたいと思います。来年もよろしくお願いします。

ちなみに、悪いニュースはたくさんあったなあ。８月末の例の事件で、私にとって今年最悪の出来事だ！と思ってたら、１２月になってばあちゃんのことがあったし、さほど私と関係が深くないとはいえ、最後の最後に私の大好きなお友達の銀行がつぶれたり。国際的にはテロとかもねえ。来年は世情的にも明るい一年になりますように。

実家帰ったら、私のカワイイピーちゃん（今回の帰省でハマりまくってしまいました。私の手のひらで寝るのよ。口開けて。可愛すぎー！本読んでたらページくわえるし。自分の家で飼うのはイヤだけど（笑）、こういうペットってやっぱりいいな、って思いました。）の写真をデジカメで撮ってくるのが楽しみなのです。うふふ。そしたら壁紙もピーちゃんにするんだー♪ここにも公開するから、よかったら見てやってくださいませ♪さー、洗濯干して寝ようっと＞今頃かいっ！

先頭 表紙

葬式が終わり、お寺に納骨。これで一応終わりかと思ったら、初七日まで毎日お参り（坊さんが来てお経を上げる）があるとのこと。しかも、うちの地域では、最初の日のお参りには、近所の方が集まって一緒にお参りするそうな。何処の田舎だ？！ってうちだけどさ。で、葬式の翌日はみんなで掃除。おかげでおうちがきれいになったわ。無茶苦茶疲れたけど。

うちは一応、昔からすんでたのは一応当時は市内で一番町中だったので、そんな風習はなかったし、こっち来てからばあちゃんが参加してたけど、うちの人間は誰一人参加してなかったので、勝手がわからない。とりあえず、近所の方に聞いて、お茶とお菓子の用意を５０人分。うーん、大変！結局２７人ほどのじーちゃんばーちゃんと親戚一同でお参りしました。焼香を回すと知らなくて、回す段になってお盆を取りに行ったり、お経が終わった後、来てくれた人たちが香典？としてお盆にお金を入れるという手続きがある、と聞かされ、急いでまた盆を用意したりと、こっちの手際も無茶苦茶悪かったり、また、坊さんのお経がへたくそで、法話がばばちくて、ちょっと腹立ったりといろいろあったけど、なんとかクリア。お茶の用意だのなんだので疲れたー、けど、ばあちゃんのためだから、みんなでがんばりました。

翌日もお参り。今度は親戚だけ。叔父が定年のため、その日で仕事が終わりだったのでそのお祝いと、たまたま大量のエクレアが手に入ってたため、お茶会をしたらたのしかったので、初七日もみんなでお茶しよう！と思ってたら、その翌日の初七日。前日と同じくらいの人数を想定してたのに、たくさんの孫ひ孫も集まったため、お茶会のお菓子がたりなくなったりするアクシデントがありつつも、ばあちゃんはやっぱりみんなに慕われていたのだな、と実感してうれしくなりました。

そしてその翌日、私は京都に帰ってきたのです。あー疲れた。ダンナは葬式の翌日、納骨の後、一足先に帰ってたので、私の帰宅をとても喜んでくれました。私こそありがとう、なんだけどね♪そして、そのお礼をするように、と、母に預かってきたお金で、今日ダンナのお洋服を買ってきました。ついでに東本願寺へ行って、来年秋にばあちゃんのお骨も仲間入りするのでよろしくね、とご挨拶してきました。怒濤の２週間でしたが、いろいろ貴重な体験が出来ました。身内が死ぬということ、を実感させてもらいました。やっぱり家族は大事にしなきゃ後悔するね。なくして気付くってのが情けないんですけどね。これから心がけようと思います。

先頭 表紙

葬式の朝、ダンナがばあちゃんにお経を上げました。私との軽いノリつっこみの結果そうなったんだけど、振り向いたら両親兄弟がそろって一緒にお参りしてたので、笑ってしまいました（笑）。またダンナの株が上がっちゃいましたわ、「お経上げる婿さんなんて偉い！」って。ほほほっ＞バカ。

葬式がはじまり、「ご家族一同様」に憤慨しつつ（まだいうか）、焼香をすませ、いよいよ出棺の時間。父の喪主挨拶と司会のお言葉、そしてばあちゃんのおかんに花をいれるのが悲しくて泣けちゃった〜。ダンナの目も赤くって、ああ、イイダンナもらったなあ、って思った＞とここでまでのろけるか。でも、いよいよ棺の蓋を閉じる、って時に、会場の人に父の喪服（その時は白装束来てたの、父）とってこい、って言われて、その瞬間が見られなかったのが悲しかった。しかも大急ぎで必要なのかと思ったらそんなこともなかった。デリカシーに欠けるぞ！会場係。

火葬場。ばあちゃんは骨になりました。この地域の特色なのか、何処の地域もそうなのか、ここは骨の批評をするんですね。尼さんがばあちゃんの骨を説明してくれました。内臓のあたりの骨が変色してるから、この辺が悪かったんでしょう。でも、足の骨がすごく立派なので、沢山歩かれた方なんですね。この方は刺身や鰻と言ったタンパク質もしっかりとっておられますね。ベジタリアンの方とかは、寝たきりで長く生きることが多いですが、タンパク質もとられる方は、最後まで元気な方が多いです。」等。批評されるって気分悪い気もするけど、自分の時は出来たらして欲しくないけど、結構いい話も聞けました。遺骨拾ってたら、「これはおばあさまの手先の骨ですね。しっかり残っておられます。よく使っておられたんでしょう。」と取り出してくれたので、これを聞いた姉が「あやかりたい」とその骨を拾ってたので、私も、私も、とみんなで拾いました（１０本あるしね（笑））。これをみた尼さんが「この方は立派な方だったんですね。最近は焼けばそれでイイ、と、骨も拾わず帰られる方もいる中、みんなでこうやって拾ってもらえるおばあさまは幸せですね」と喜んでくださいました。骨拾わないって冷たいな、そりゃ。と思いましたが、ばあちゃんが幸せだと思ってもらえるのが嬉しかったです。

ばあちゃんはホントに器用な人だったの。今年も、来年の干支作ってくれました。これが最後かと思うと悲しい〜…。これはその作品です。もうちょっと続く。

先頭 表紙

この日はばたばたばたばた…。姉がその週、本来無茶苦茶イソガシイ週だったため、ばあちゃんが倒れて眠れなくなった日の翌日あたりから、仕事で一日２，３時間しか寝てない日が続いてたため、顔が白色。ちょっと寝てこい〜！と強制的に昼寝へ。私はダンナが来るのを待ちつつ、ピーちゃんと遊んだり（こいつ、みんなが病院で忙しい時にかまってくれないからって、エサ箱で大暴れしたらしい。お茶目さん♪）次々来るお客さまにお茶だししたり、ああ、兄弟でばあちゃんにお経読んであげたりもしてました。

そのうち、姉も起き、ダンナも来て、午後３時頃、ばあちゃんがお通夜のため、家を出る時が来ました。おかんにうつる時、アルコールで体を拭いてあげてください、といわれ、その場にいた親戚が一人ずつ、ばあちゃんをふいてあげました。冷たい身体だったけど、ばあちゃんに触れた最後の機会となりました。泣けちゃった。ばあちゃんは真っ白なおかんに入り、白装束を来て（ホントに旅路にでる格好してました）、その上に打ち掛けみたいなものをかけられました。ああ、おばあちゃんはおじいちゃんの元に改めてお嫁にいくんだな、と、なんかうれしくなりました。あとは、お気に入りだった服をいれた後、おばあちゃんが好きだったものをおかんにいれてあげていいですよ、と業者さんが言うので、母が畑の時のお洋服と、よく食べてたおやつをいれてあげました。そしていよいよ蓋をして…。ばあちゃんが家から出ていきました。くっすん…。

そしてみんなで喪服に着替え、お通夜のためのセレモニーホールへ。そしてお通夜。すっごい人！子供４人がそれぞれに会社で働き、内孫も働いていたから、会社関係も沢山あったけど、昔の近所、今の近所、ばあちゃんが自分で築いた人脈もすごかった。っつーても全部で３００人ほどだけど。懐かしい人たちにも会え、嬉しいこともありました。

お通夜の式の後、精進料理の夕食へ。お寺と違ってセレモニーホールはあったかくてよかったけど、この部屋だけは寒かった…。そして、お通夜。両親と親戚とで焼香順位を作成。姉が字がきれいとのことで書記官に任命されてました。実際きれいなんだけど、朝、すごく辛そうだったのに、その焼香順位決めるのにもめまくり、清書する頃には翌日になってました。可哀想…。その清書には読み上げるために私も参加。両親・親戚は休み。ちなみにダンナは飲み過ぎで早々にダウンしてました。その焼香順、信じらんないんですよー。私本来、順位なんかこだわんないけど、私の名前だけ兄弟と離され、おまけに「ダンナのフルネーム」のあと、「ご家族一同様」が私なの。なんで？私の名前なんて３文字じゃん！ついこないだまで内孫だったのに！ちゃんと名前で呼んで欲しかったよ、くっすん。そんな理不尽に涙しつつ（ウソ）、清書ができたのが午前３時…。しかも、ダンナがセレモニーホールで寝てるから、私は実家に帰れずそこで布団もなしに寝るはめに…。オジサンが騒いでたので眠りづらかった…。そして葬式の朝を迎えました。

先頭 表紙

金曜日。朝４時。病院から電話。「そろそろ危ないです」。やっぱりあのヒドイニオイは前兆だったみたい…。と思いつつ、親戚に連絡後、家族全員で病院へ。祖母の子供全員と孫の一部がそろいました。血圧がとっても低い。昨日帰り際に看護婦さんに言われて置いた芳香剤効果か、息が浅くなっているからか、ニオイはほぼなくなっていました。お医者さんいわく、これからどんどん脈が低くなり息が浅くなっていくだろう、とのこと。でも、血圧が思ったより安定してたので、もう少し持つのかな、と思ってたのに、２時間後、子供やその奥さん、孫たちみんなで手足をさすり、母が話しかけてる時に、首ががくっとなり…おばあちゃんは逝ってしまいました。２１日朝６時５分。叔父が「ばあちゃんのことだから、気を使って３連休にあわせて休むだろう」と言ってた、その通りになりました。

そしてその数時間後。ばあちゃんは家に帰ってきました。看護婦さんたちに身体をキレイにしてもらい、死に化粧をしてもらい、…。ホントに綺麗なおばあちゃんで、顔も安らかだったので、眠っているようでした。お坊さんがいらっしゃって、お経を上げた後、仏壇でばあちゃんの戒名を探していると、戒名と一緒に母への手紙とお金が。
「お母さん、お世話になりました。いままでどうもありがとう。このお金は少しですが、つかってください」
母は「お世話になったのは私の方なのに」と、これまでも散々泣いたのに、さらに泣き崩れてました。私も泣いたけど。粋なことするね、おばあちゃん。

おばあちゃんの遺影探し。いろんな写真を探したけど、結局私の結婚式の時に、嬉しそうに笑っている写真があったので、それに決定。自分の結婚式の時の写真がつかわれたのがなんか嬉しかった。

そこからちょっとでかけたんですが、私がいない間に、同じ町内の人たちが沢山ばあちゃんに会いに来てくれていたそうです。１０年ほど前、事情があって住み慣れた土地を離れ、今のところに来てた私たち。ばあちゃんが馴染めるかどうか一番心配だったのに、家族の誰よりも土地に馴染んでいたようで、来る人来る人みんなが「いつも野菜やお花をもらってたんや。いいばあちゃんだったね」とか言って私たちの知らないばあちゃん話をしてくれました。

兄が駆けつけてきて、この日が仮通夜。兄がついていたいとのことだったので、私は二階で寝ました。次は通夜の話。

先頭 表紙

日曜日、ついてられる限り離れまいとしてたかのように祖母についてた兄が東京に帰りました。一時、見舞客が部屋いっぱいになり、「一応ＩＣＵなので、お静かに…」と看護婦さんに注意されたほどでした。


月曜日、なんか容態が安定してきたのか、血圧が低めな以外は好調に思えました。でも、先生からお話がありました。

頭にたくさんの血が流れたので、意識が回復する見込みがないこと。その血が血管を圧迫するので、これからは脳溢血の危険もでてくること。内臓が９０代とは思えないほど若いので、今は元気だけど、内臓がこれから弱ってくるので、それで死ぬ危険もあること。倒れてから一週間がその目安とのこと。

でも、おばあちゃんは苦しくないんだって。喉には数十センチの気道確保の管が入り、点滴を刺し、すっごくつらそうに見えてもね。暑くもなく寒くもなく痛くもかゆくもない。私にはそれが一番大事なことだった。はっきり言って倒れた時点で、私はばあちゃんが楽ならそれでイイと思ってた。倒れた時こそ、ハンマーで殴られたかのように痛かっただろうけど、今は痛くないんだよ、と言われて、安心しました（またステキなお医者さんだったんだ、これが（笑））。

あと、病室についてたことによって得たメリットは、見舞客との話。普段さほど話さないおじさんやおばさんとの話もたのしかった。おばあちゃん、おばさんに言ってたんだって。「ぽっくり逝きたい。でも、朝起きたら死んでたっていうのは愛想もないから、１週間ほど寝込んで、みんなに挨拶していきたい」・・・ばあちゃん、計算通りなんだね、って思ったよ（笑）。意識がないのは計算外だったかもしれないけど、みんな、自分なりに話していったし、私たち家族にはこの入院期間が大きな救いになりました。

火曜日・水曜日。熱が高くなってきて、脈が常に多い状態。水曜日には匂いが強くなりつつあり、なんか、予感を感じだしました。

木曜日。父も休みなため、二人で付き添い。でも、ばあちゃん、スゴイ匂いになっていました。多分、点滴で栄養を得ているため、胃が荒れて臭っているのだろうと、周りの推測。そのニオイのためか、父はあまり病室にいられず、私はなるべくニオイのしないところでなるべく近くにいましたが…それでもちょっときつかった。後で父が付き添いはツライ、私はとっても偉かった、って言ってくれたけど、あの日は最高にキツかったんだよ。それ以外はそばにいられて私は嬉しかったくらいだからね。その日の８時頃には、部屋にいられないほどのニオイになってました。ばあちゃんの熱は９度を超え、肩で息をしてました。綺麗な足のかかとがかちかちになってきていました。続く。

先頭 表紙

実家に帰り、祖母の持ち物を調べたところ、ばあちゃんが書いていた日記が発見されました。それが美しいのよ！ああ、こういう風に年老いることができるって幸せ！みたいな。

「今日はお母さんがおやすみです。今日も畑で一日仕事をさせていただきました。ありがとうございます。なむあみだぶつ。合掌。」

何があってもこんな感じ。「〜させていただきました。ありがとうございます」…ばあちゃんはホントに心の綺麗な人だったんだな、って感じです。綺麗な一句もありました。兄ちゃんが前に聞いてたそうですが、「とってもいい夢を見た。それで一句読んだ」（そんな趣味ないはずなのに）と、書いた句。

「ゆめたのし　みほとけのくに　老いてたのしい　なむあみだぶつ」

今年の夏の句です。また字がいい味でててね。このまま額に入れて飾りたい感じでした。

あと、すごいなー、とおもったこと。畑の肥料の量とか育て方とか種を蒔いた時期とか、全部ノートにかいてあって、研究してたみたいなんですよね。そういえば、種とか買いに店にいった時も「じゃがいもこーなれんけど、どうしたらいいんけ？」ってお店の人に質問したりしてたし。実際、作るものは年々立派になっていったし、近所で一番立派な畑になってた。９０にしてその探求心！見事なおばあちゃんだったんだな、と実感しました。

でも、私たち家族にとっては、いて当たり前の存在で、こうなる可能性なんてほとんど考えてなかった。コレくらい元気なおばあちゃんだから、絶対１００まで生きるはず！と思ってた。だから、どうしても多少冷たい応対もたくさんしちゃってた。それが突然のコレ。ごめん、ごめんね、おばあちゃん。もっともっともっともっと優しくしてあげれば良かったね。後悔先立たず、って言葉を実感した出来事でした…。一緒に暮らしてない分、ダメージは軽い方だったと思うんだけどね。


翌日の土曜日は、痙攣が治まっていました。ほっ。兄と兄嫁が朝イチの飛行機で来ました。大好きな兄ちゃんが来たよ、よかったね。兄嫁の癒し系の声と優しいいたわりが印象的でした。見舞客がひっきりなしに訪れ、ばあちゃんの人望の篤さがうかがい知れました。意識はないけど、みんながそれぞれにばあちゃんと会話して帰っていきました。まだまだ続く。

先頭 表紙

ばあちゃん話の前に少しだけ。

ダンナってば、帰ったら台所をキレイにしてくれてありました。私がするよりキレイだぞ、こりゃ（笑）。ありがとさーん！


ばあちゃんが倒れたとの報があったのは、１３日の２０時頃。７時過ぎに「ごはんだよ」と呼んでも来ないばあちゃんを不審に思った父が見に行くと、トイレで倒れていたそうです。父「救急車を呼べ！」母「何番だっけ？！」父「バカッ！１１０番だろ！」…と、ホントに１１０番にかけるという平時なら笑い事にしかならないポカをしたりもしたそうだけど、とりあえず、ちゃんと救急車も来て、無事？病院にたどり着いたところで連絡をくれたそうな。８日に元気なばあちゃんに会ってきた私には容易に信じがたいことでした。だってねえ、９０にもなって、段差だらけの家もすいすいあるく、背筋もシャンとした、畑仕事が大好きなおばあちゃんだったんだもの。ちょっと混乱気味の頭を抱え（でも、その姿見てないだけお気楽で、夜はぐっすり寝てたりして）、翌日の朝を迎えました。ホントはダンナと二人で１５・１６日とお見舞いに出かけるつもりだったけど、母に電話したら人手が欲しそうだったのと、じっとしてても落ち着かないけど家の掃除も手につかない私だったので、一人でしばらくばあちゃんに付き添うことにしよう！と、ダンナに連絡してそうしたのです。ダンナは快く了承してくれて、すぐに石川へと向かいました。

石川に着くと、その日仕事を午後半休した妹が迎えに来てくれました。で、病院へ直行。行くと久しぶりにあうおじやおばがお見舞いに来てました。その日のばあちゃんは前日のばあちゃんに較べると、格段に顔色も良くなってたそうですが、右足が痙攣をしていました。お医者さんいわく、脳にでた血が神経を圧迫してるとのこと。うーむ、コレは辛そう。妹が、「ばあちゃん、綺麗な足してるんだよ」といって、布団をぺらっ。いいのか？と思ったけど、みんなで昨日から見てたらしい。それに実際綺麗な足！カタチも手入れもバッツグン！足の裏なんかぺっかぺか。私より綺麗だった（笑）。爪もね、綺麗なピンク！足だけ見て９０のおばあさんって思う人はいないかも？ってくらいでした。この姿を見たおばさんが、「私も足の手入れちゃんとしよう」と笑ってました。

その病院は完全看護で、夜の付き添いはいらないとのこと。父と母は土日が休みでないけど、姉と妹が土日が休みで、兄も土・日にかけて１泊２日で来るらしい。兄嫁も日帰りで土曜日に来るとのこと。だから、月曜日から私が日中ずっと付き添い、土・日はお見舞いにも行きつつ、家事を手伝うことにしました。続く。

先頭 表紙