皆さんはどんな場所で読書をしますか?
私はだいたいは電車のなかで読みます。だから、なかなか読み終わらない。昨日やっと長編を一冊読破しました。和田はつ子「かくし念仏」。久しぶりに読み応えがありましたね。このシリーズの日下部先生、けっこうタイプです。ただ、この作者が好きかどうかというと、答えは?です。じゃあ、読まなければいいんですけど、なんとなく気になっちゃって、読む本がなくなると図書館で借りてきちゃいます。これってイヤよイヤよも好きのうちってことなんでしょうかね?
考えてみればここ数年のマイブームは京極夏彦から始まる「伝奇的推理小説」かもしれません。
坂東眞砂子も、直木賞をとった「山姥(やまはは)」で出会い「桃色浄土」「桜雨」など、かなりはまりました。もちろん映画化された「狗神」も。この原作は非常に怖かった。
そのあとは二階堂黎人の「銀狼城の恐怖」でした。二階堂蘭子シリーズは順不同で読んでしまったのでちょっとネタばれがあって悔しかった。
思い起こせば、子供の頃、アルセーヌ・ルパンにはじまり、横溝正史に夢中になっていたりしたのでそのころからそういう傾向があったのかもしれません。
でも、数年前までは本格推理しか読まなかったんですけど・・・。
逆に翻訳物で好きなのは「本格推理」の王道を行くようなスチュアート・ウッズとロバート・ゴダードです。
中でもベストワンはウッズの「警察署長」でしょう。これは前半はつまんないです。でもそれを我慢して読むと俄然面白くなります。まだ、読んでない方がいらしたら私のイチオシです。ゴダードも最初その気取った文体に慣れるまではなかなかはかどらないのですが、やはり途中から二転三転で非常に面白くなります。最初は「蒼穹の彼方へ」あたりから読まれると良いかと思います。
あれ?なんか私評ひまじんみたいになっちゃいました。(笑)
※画像はトモダチの家の16歳の猫 |