ほうとうには懐かしい思い出があります。
数年前の夕方、突然会社にいるツレから電話があり「同期のヤツにほうとう食べ行こうって誘われたけど、一緒に行く?」「うん。」「じゃあ、あとで。」
ツレ、8時過ぎに会社から帰って来ました。数十分後、車でその同期が迎えに!「え?」
それから車は甲府に一直線!向こうについたのは閉店間際の12時前。
「やっぱり食べるなら本場じゃないとねっ!」そう言うその人に当時の私は、仕事のあとに甲府までほうとうを食べに行く情熱を持っているってすごいなぁと思ったことを鮮明に覚えています。
それが私がほうとうを外で食べた唯一の記憶です。
そして先週ツレが甲府に出張に行きお土産にほうとうを買ってきてくれました。
昨晩、2人でそのほうとう鍋をつついているとムスメが興味シンシンに見ながら口をもぐもぐ。冗談で「食べる?」って聞いててうわずみをすくって口にいれると「ごっくん。」「もっともっと!」という顔をするではありませんか!結局5匙食べても飽き足らない様子。これはいけると思い、その上澄みを哺乳瓶に入れて咥えさせたところちゅぱちゅぱ飲み始めるムスメ!
なんでー?
私は母乳ひとすじでムスメを育てていました。なぜかというと、粉ミルクをつくって哺乳瓶を消毒するのが面倒だったから。
けっして素晴らしい心がけでそうしてたわけではありません。
はじめの頃、母乳が割とよくでていたので「白湯」もあげていませんでした。風呂上り喉が乾いても母乳。お散歩から帰ってほっと一息も母乳。
そうしてラクラクな生活が3ヶ月間過ぎていき、「そろそろ哺乳瓶にも慣れてもらおうかな♪」となにげなく差し出したら・・・「ぺっ」っと吐き出されてヘコんでいたのが先週。
これが初めての壁。
で、それを打ち破ったのがほうとう?!
白湯も粉ミルクも果汁も麦茶も飛び越していきなりほうとう?
それってほんとう?
↓最近お気に入りの顔。「あっかんべー」のつもり??? |