最近2回続けて「もてるオンナ」についての記述を偶然、目にしました。
ひとつは、実家から貰ってきた週刊誌に連載している動物行動学研究家の竹内久美子氏のコーナーで。もう一つはツレが図書館から借りてきていた田口ランディ氏のエッセイ集で。
まず、竹内氏説。
「美人は健康であり、生殖能力が高い。(中略)よって美人を選ぶ。」
・スタイルがいい、匂いがいいのは免疫力が強い証拠。
・小顔でアゴが小さい、そして唇が厚いのは女性ホルモンであるエストロゲンの働きが強いことの証拠。
・ヒップに対するウエストの比が0.1増えると受胎率が30%下がるという研究結果もあることからウエストが引き締まってることは重要。
・男性が綺麗な脚の女性に惹かれることについては断言できないが、男性の指がHox遺伝子の影響を多大に受けているのと同じように脚の形が綺麗ということも生殖器の出来のよさを決めるHox遺伝子の影響だからではないか?
さすが、「シンメタリーな男」の筆者だけありますよね。説得力あります。
続いて田口氏説。
「モテる人はモテるように振舞っている」
・まず、身奇麗で、いい匂いをさせている。
・自分が人を好きになる。(自分に好意を持っているヒトの事を嫌いになる人はあまりいない。)
・相手の目を見てにっこりする。
・不快感なく相手に触れることができる。(ボディタッチの仕方が上手)
・対人関係のモデルとなる母親がモテる行動パターンをとっている。
こっちは、ある女性を観察した経験から基づいた考察だそうです。なんだか身近な感じがしますよね?
二人とも全然違う視点から書いている割には結論が似ているような印象を受けたので妙に気になって私の周りの人たちについて思いを馳せてみました。
あたっているかも?
例外として、学生時代の私の友人の中に、病気がちで儚い雰囲気の美女がいましたけど、結局その子も無事子供産んでるし、とりあえず元気そうにやっているから、それは男性の保護意欲を掻き立てる擬態だったのかもしれません。
最終的には、両氏とも「モテるオンナは最初から決まってる」と結論づけているわけじゃなくて、努力次第ではなんとかなると書いているのが面白かったです。
竹内氏。「香水でもつけて美人に擬態してみましょうか?」
田口氏。「自分の母親を客観的に見て、あまりモテるタイプじゃないなあ、と思ったら(中略)そのモテないパターンからの脱却こそが先決である。」
ふむふむ。って、今更モテまくっても仕方ないんですけど〜♪
※画像は、日曜日にリクエストを受けて作ったブルーチーズのパスタ |