今日は中庭掃除のお当番でした。
帽子かぶって眼鏡かけてマスクして竹箒を持ったその姿はまるで強盗。
我ながら情けないなーと。
近所の子供たちには遠巻きにされてしまいました。
でも、コレだけで花粉症の発作の苦しさがずいぶん違うんですよね。
あと、2ヶ月怪しいヒトで通します。
この際、見た目には構っていられません。
さて、週末からの宿題。本とビデオの感想です。
まず、逢坂剛の「禿鷹の夜U 無防備都市」。悪徳警官モノの続編。内容がほとんどないにもかかわらず、ただ、筆力だけで読ませてくれました。疲れているときはこう言う本がいいかも?一日で読めるし。個人的には逢坂剛は緻密な下調べと物語性で読ませるスペイン物が好きなんですけどね。
次に、先週見たビデオ。何と3本!
「サトラレ」。モーニングのマグナム増刊で1回だけ原作を読んだことがあったんですが、予想以上に素敵な映画に仕上がっていました。主役の安藤くんがハマリ役。爽やかな好青年を演じています。脇を芸達者な人たちが固めているので、配役が贅沢な感じ。涙あり、笑いあり、感動ありの、いかにも日本映画らしい映画でした。
「ザ・メキシカン」。ハリウッド映画の典型的な作品かもって思ってしまいました。ストーリーとかよりも、とにかく大スターのブラピとジュリア・ロバーツさえ出ていればいいんだって感じの。斬新さゼロ。肝心の二人もあんまり綺麗に撮れてなかった気がするんですけど?ファンのヒトがいたらごめんなさいです。でも、つまんなくはなかったです。フォローになってる?
「ヒマラヤ杉に降る雪」。こちらは逆にアメリカ映画っぽくない、淡々と物語が進んでいく、味のある映画でした。特に子役たちが良かった。鈴木杏ちゃん、いい味出してます。でも、アメリカ人はこう言うのスキじゃないだろうなとも。彼らは自分の非を認めたがらない人種ですからね。未だに「日本人は真珠湾攻撃をした卑怯者」だと言われるんですもの。滞米中はそれを言われる度に自分の英語力のなさを痛感しました。いまどきの日本人ならほとんどの人が「真珠湾攻撃が行われる事はアメリカ側はすでに情報としてとらえていた。しかし、当時の戦争反対派を黙らせる為にわざと攻撃をさせた。」ってことは誰でも知っているのにね。
あ。いけない。また政治的な話を書いてしまいました。
一応、この日記を書くにあたっては、「宗教」「政治」のことには触れないって自分では決めているんですけどね。失礼しました。
※台湾土産のお菓子です。 |